こんにちは!
お元気ですか?
11月ですね。
ようやく秋らしい暖かく天気も良い日が続いて、気持ちが良いですね。ただ、朝目覚めると喉が痛いのは、空気が乾燥したのか、(私が口を開けて寝ているのか)……。
さて、2020年の合衆国大統領選挙。
”候補”が候補だし、Covid-19の状況もあって結果がいつ出るか分かりませんが、注視するに越したことはないですね。
Netflixでいくつかドキュメンタリーを見たので、最近観たものに幾つか加えて、アメリカの状況が分かるような作品を挙げておきます。
目次
2020年のアメリカ合衆国大統領選挙に関する映像です。
私もそんなに熱心に見ているわけではないので漏れとかもあるでしょうが、日本のTVニュースを見るよりよっぽど勉強になるし、理解もできるようになると思います。
それに、米国民や企業など当事者には申し訳ないですが、やはり”知っている”と報道やSNSを見ていて、より楽しめるのです。
で、Netflix配信の映像。
前回、2016年の大統領選でドナルド・トランプが当選した以降に制作されたドキュメンタリーや映画などです。全部が「Netflixオリジナル」作品ではないですが、アメリカという国で起きた現象に素早く反応する素晴らしい作品ばかりです。
基本的には事実を述べているものだし、効果的に新聞やニュース映像などを引用しています。
ただ、慎重に見るなら、リベラルに寄った作品があることは、念頭に置いて見てもよいかもしれません。
おすすめの番組と視聴順
作品自体は、以下で詳しく紹介しています。
基本的には、紹介順で見ていただけると、全体像や繋がりが分かりやすいと思います。
とはいえ、全部見るのは難しいという場合もあるでしょう。
そこで、次に挙げた作品や一部エピソードを順番に見れば、全体像が分かると思います!
- “投票のカラクリ”をダイジェスト:EP3
- 愛国者として物申す:S6-EP7
- 華氏119
- 困った時のロジャー・ストーン
- トランプ: アメリカン・ドリーム:EP4
“投票のカラクリ”をダイジェスト
製作:Vox Media
時間:約20分 × 3話
公開:2020年9月28日
米国民主主義の原則として、国民に与えられている選挙権。だが、一票の重みは同じではない。その理由とこの国の選挙制度をひも解き、一票の格差の是正策を考える。
Netflix
- EP1. 選挙権(25分)
- EP2. 選挙は金で買えるか(25分)
- EP3. 投票のカラクリ(26分)
アメリカの選挙制度について、20分ほどで解説するドキュメンタリー。
専門家や政治家、市民の声を交えながら、アメリカという国がいかに民主主義を発展させ、選挙制度を確立するとともに、政治家による腐敗や不正の場となってきたのかを説明します。
日本にいると分からない、選挙システムとか法的問題とかが分かって勉強になりました。
ハサン・ミンハジ: 愛国者として物申す
製作:Hasan Minhaj
時間:1話10分~30分
公開:2018年~
世の混迷がますます深まる中、ハサン・ミンハジがまたまた物申す。詳しいデータ、論説、ユーモアを交え、絶妙な切れ味で今知りたいトピックを深堀りする。
Netflix
- 【シーズン6】
誤った選挙制度(’20.6.21・25分)
ジョージ・フロイド事件を語る(’20.6.7・12分)
新型コロナでアメリカ崩壊(’20.5.31・22分)
ハサン・ミンハジが社会の問題や話題に切り込む番組。
上では、2020年に配信されたエピソードの中でも、特に大統領選に関わりそうなものを3つ挙げました。話し方が上手いし、TVニュース映像などを効果的に引用するのが印象的。コメディタッチで面白いのも嬉しい!(ジョークは米国人にしか伝わらないかも…)
まぁ、話題に対して突っ込むのならYouTuberとかと大して変わらないかも。ただ、市井の人と違うのは、ここがNetflixという場で、彼が「世界で最も影響力のある100人」の一人というところ。
華氏119
製作:マイケル・ムーア
時間:128分
公開:2018年9月21日
挑発的なドキュメンタリーを撮り続けるマイケル・ムーア監督。トランプ大統領を誕生させたアメリカ社会にメスを入れ、その腐敗ぶりに警鐘を鳴らす。
Netflix
社会問題の渦中に突っ込んでいくマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画。題名の「119」は2016年にトランプが選挙戦勝利演説をした11月9日に由来します。日本でも劇場公開されたので、日本語予告や公式サイトもあります。
トランプ大統領を中心に権力闘争や政治腐敗に切り込みながらも、共和党や民主党をともに取り上げ、選挙制度そのものにフォーカスしていきます。
普通のつまらないドキュメンタリーとは違う、緊張感や臨場感が伝わるのは、ムーア監督の手腕なのでしょう!
困った時のロジャー・ストーン
製作:Dylan Bank
時間:92分
公開:2017年4月23日
長くトランプの政治顧問を務め、選挙戦でも影響力を行使した政界の戦略家、ロジャー・ストーン。浮き沈みを経て、なお不死鳥のように蘇る男の真実に迫る。
Netflix
ロジャー・ストーンは、「トランプを大統領にした男」と言われる政治顧問・選挙戦略家です。彼に焦点を当てたドキュメンタリー。
裏で活動する指南役であるとはいえ、他のドキュメンタリーやインタビューでも目にすることがあるし、本人も目立ちたがり屋なよう。トランプ大統領に限らず、彼がいかに多くの政治家や選挙に関わってきたのかが分かります。やはり、”裏”を知ると政治は面白い!
トランプ: アメリカン・ドリーム
製作:David Glover
時間:約60分 × 4話
公開:2017年11月
友人、仕事仲間、批評家たちが明かす、ドナルド・トランプの真のアメリカン・ストーリー。がさつな実業家が予想に反して米大統領の座を勝ち取った軌跡をたどる。
Netflix
- EP1. マンハッタン(66分)
- EP2. ギャンブラー(48分)
- EP3. 市民トランプ(50分)
- EP4. 政界(58分)
ドナルド・トランプが大統領になるまでの半生を追ったドキュメンタリー。
大統領としてTVに映る姿は「狂ってる」ように見えますが、彼がいかに成功し、不動産王となり、一方では挫折し……と日本人はなかなか知らない実業家としての姿や考え方が分かるのは面白かったです。
ただ、私自身は「伝記」ならともかく、個人史とか自叙伝的な作品は苦手なタイプなので、この作品も肌に合わなかったです。
以上、Netflixでの米国大統領選挙に関するドキュメンタリーや映画の紹介でした。
選挙の結果で出る前でも、出た後でも、やはり見ておくと世の中の動きが分かるし、選挙戦をより楽しむこともできると思います。
あとは、Youtubeには解説ニュースなどの動画が腐るほど転がっているし、トークイベント「TED」の説明とか、フリーのコンテンツはたくさんあるので、見てみるのが面白いと思います!
読んでくださり、
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!