2014年12月10日
「 人類は滅亡するために、生まれたわけではない。」
【内容】
そう遠くない未来、地球は荒廃し、食糧不足が深刻な問題となり人類の存続が危ぶまれていた。 大農場を営む元パイロットのクーパーは謎の重力変動によりある地点へと導かれる。 そこで知らさらる人類の存続をかけたミッションへ愛する家族を救うために参加し、人類移住の惑星をさがす壮大なインターステラーへと旅立つ。
【感想】
●凄かった!映画館を出たあとに空を見上げちゃうような映画。(まぁ、曇っていたんですが…)
169分という長い時間が一瞬のように感じた。
169分という長い時間が一瞬のように感じた。
●やっぱり映像がすごい綺麗。3Dで観れなかったのが残念。特に舞台でもある宇宙空間&惑星はリアルで、完璧だったと思う。ワームホールやブラックホールの描写は素晴らしいとしか言いようがないと思う。プラネタリウムみたいな印象を少し受けた。
●あとは“時間”も今作の大きなキーワード。ノーラン監督はこの「時間と空間」を見事に表現していたと思う。我々の住む“3次元”、時間の絡まる“4次元”、そしてその上を行く“5次元”。 美しく、リアル?な映像で表現していた。
●そこらのSF宇宙ものと違ってしっかりとしたストーリーで最後までまとめていたのが良かった。4次元、5次元まで描いていながらほとんどボロを出さないのはやっぱり凄い。劇中のあの存在もしっかりとまとめていた。 家族ドラマが少し邪魔にさえ感じた。
●ただ、どうだろう?役者の演技がすごい上手いという印象は受けなかったから色々な賞は映像とか、ストーリーとか、監督の名声が大きく貢献しているのかな?