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【映画】『ムカデ人間2』:倫理的・道徳的に“ヤバい”描写がグロいけど、美しくない!

※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。

2017年8月10日

ムカデ人間2

(原題:The Human Centipede II)

 

【評価:2.8/5.0】


【一言】

美しくない。
痛々しすぎる。
“雑さ”が増加した分、“苦痛”が増加した。
ほぼ会話がなく、全編で悲鳴,うめき声,打撲音等しか聴こえてこないのが辛い。
白黒映画というのが雰囲気的出してるし、グロさを和らげてる。

 

 


目次

 

 

 


 

 

 

ストーリー

 人間を繋げて一つの生命体にするホラー映画『ムカデ人間』にのめり込んだ、呼吸器官系病と精神病を持つマーティンは映画の内容を現実の世界で実行しようと考える。

 彼が実行するのは映画の内容を上回る、12人の人間を繋げてムカデ人間を作ること。
 そのために、材料となる人間を誘拐し始める────。

予告動画

 

 

 

作品データメモ

監督:トム・シックス
キャスト:ローレンス・R・ハーヴェイ and more.
上映時間:91分
日本公開:2012年7月14日
配給:トランスフォーマー
公式サイト⇩

https://web.archive.org/web/20160215081025/http://mukade-ningen.com/

 

 

 

 


 

 

 

 

作品の感想

 

全体感想

 1作目よりも「美しさ」と「怖さ」は減少しました。けれども、「残虐さ」というか「痛さ」は増加しましたね。精神的に追い詰めるのが前作、肉体的に追い詰めるのが今作。倫理的・道徳的にアウトな場面が多かったです。

 特にラストにかけての怒涛の連続攻撃がヤバい! 色々な意味で凄い映画でした……。

 メイキング動画がありました⇩

 

 

 

 

キチガイ主人公

 主人公のマーティン、最高です。ここまで気が狂ったキチガイは凄いです。精神病を患っているからか、ほとんど喋りません。けど、それが逆に異様な雰囲気を出していました。ただ視線を向けて、無言の圧力を発して、近づいてくるのが怖い! さかも、笑い方とか泣き方が怖すぎる……。

 あの膨れたお腹といい、ギョロッとした目といい、汗ばんだ頭といい、見た目的にも凄かったです。

 

 

 

 

良き演出

 演出がなかなか良かったです。
 まず、白黒映画だということ。それっぽい雰囲気が醸し出されてました。それから、白黒な事によって映像の残虐性がある程度緩和されているように感じました。
 あとは、誰も喋らないため、聞こえてくるのが悲鳴・うめき声・喘ぎ声・打撲音……etc.と苦しそうな音ばかり。これが異様で良かったです。 

 それから、全部を描かないっていうのが光ってました。1から10まで全部を描くのではなく、必要な部分だけを描いて、あとは観客の頭に想像で埋めさせる(誘拐シーンとか)。だから、1時間半の映画でもそれなりに濃い内容になったのかもしれません。

 前作、『ムカデ人間1』を「実は映画だった」と設定したところに、映画監督のセンスが感じられます。DVDの視聴やスクラップブック等のアイテムが、懐かしさと少しの嬉しさを思わせます。
 もはや、信仰しているレベルですよね。

 

 

 

 

ヤバい描写

 そして、性的・倫理的・肉体的・道徳的・精神的にヤバい場面が多かったです。特に、前作と比べて「雑さ」が目立った分、それが痛みに繋がっていました。麻酔を使わずに手術したり、バールで殴ったり。

 手術が本当に雑で、前作では医療器具を使ってましたが、今作は工具。だから、痛みが倍増どころか数倍でした。マジで、痛そう…………。
 終盤、ラストに向けてどんどんと激しくなっていました。

 

 

 

 


 

 

 

 

ムカデ人間の作り方

 

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制作するもの

ムカデ人間(3体ver.)

 

 

 

準備するもの

・人間(※1)
・レイプドラッグ
・麻酔薬
・手術道具と設備(※2)
・拘束具・檻(※3)
・医薬品類(※4)

※1:出来るだけ生命力の強い個体を選びましょう
※2:メス等の他に、縫合用の糸など
※3:確保した被験体が暴れる可能性があります
※4:縫い目の化膿や、容体の急変の可能性を考慮しましょう

 

 

 

事前準備

 まずはムカデ人間の素材となる人間を3体確保しましょう。可能であれば、予備として数体多く確保できるとなお良いです。

 その際、強力な麻酔薬やレイプドラッグなどを用いて意識を奪ってから速やかに自宅へ運び、暴れないように拘束しておきましょう。

 また、医者にはインフォームド・コンセントと呼ばれる説明義務があります。これから行う事柄につて丁寧に説明しましょう。

 

 

 

制作の手順

orz−orz−orz
(上記の図をムカデ人間の模式図とし、前から順にA体,B体,C体と呼ぶ)


ヒザのじん帯を切除し、ヒザの収縮を不可能とする。この作業により、ムカデ人間の体勢を維持できます。


B体及びC体から中切歯,側切歯と犬歯を上下両方のアゴから抜きます。


B体とC体の口唇部、A体とB体の肛門部は、皮膚と粘膜の境界に沿って丸く切除します。


それぞれの個体を繋げるための有茎の移植片は、皮膚を一定の形にめくることで用意しましょう。


B体とC体のアゴから頬にかけて、V字切開部を施します。


接合は肛門及び口の粘膜と皮膚の円形部で行います。先程の有茎の移植片を頬の切開部に接合しましょう。


手術の傷跡や縫合痕が完治すれば「ムカデ人間」の完成です。回復途中は化膿の危険などがあるため、しっかりと経過観察を怠らないようにしましょう。

※ワンポイントアドバイス
 完成したムカデ人間が騒ぐいだり、悲鳴をあげたりして夜眠れない場合があります。それが気になる方は、あらかじめ声帯を摘出しておくと、夜中も静かに寝る事ができます。

 

 

 

 


 

 

以降、映画本編のネタバレあり

 

 


 

 

 

ネタバレあり感想

 

序盤~前半

 正直、序盤ら大してここが凄いっていうのはなかったです。淡々と誘拐が描かれるだけでしたから。そうてますね、前作を映画としたってところが評価できました。
 ただ、その誘拐と監禁の仕方が雑過ぎます。バールで殴って気絶させるって…………。そう簡単にはいかないでしょうに……。

 自慰行為のシーン。
 股間部分にモザイクが入っていたのが残念すぎましました。せっかくの対象年齢18歳以上の作品なんですから……。 ってか、これって、紙ヤスリでしてますよね?してるよね?ヤバくないですか?

 グロかったシーン。
 まず、赤ちゃんをお腹に宿してる妊婦っていうのがグロすぎる。見た目的に。イメージ的に。「これからムカデ人間にされるのか」って考えたら怖かったです。

 こちらは衝撃的な場面。
 母親がナイフで刺しに来たシーン。あれ、怖かったです。電気がついて、見たらコイツがいるって………。

 あと、母親をバールで殴ったあとがヤバかったです。頭蓋骨が割れて、脳みそが飛び出してる様子がもろに描かれるなんて。しかも、“それ”を前にして食事するなんて………正気の沙汰じゃない!

 

 

 

 

中盤

 いよいよ、ムカデ人間の制作スタートです!

 工具で作業をしようとするってのが想像するだけで痛々しすぎですよ。いちいち、手順一つ一つに痛さと感想を覚えましたよ。
 出刃包丁(?)で切開とか無理だろ……。
 金槌の使い方がグロすぎる……。歯を抜くんじゃくて、折るのかよ。あのやり方だと、出血した血で息が詰まるんじゃないですか?
 ヒザのじん帯はハサミで切断かよ……。
 結合はホッチキスで留め、ガムテープで補強!

 

 完成したムカデ人間に。
 食べ物をあげようとするけど食べない。だからって、ホースを無理矢理先頭の口に突っ込んで、食べ物を流し込むなよ………。雑で荒々しい。

 そして、胃系統による結合を見たいからって、下剤を与えるとかマジですか。考えかたが幼稚すぎるますよ。「下剤だから、お尻の近くに注射すればすぐ効くよね!」(笑)
 しかも、下痢剤の効果テキメンですし。下痢の糞尿が飛び散って、カメラに掛かる演出が素晴らしかったです。

 追い打ちを掛けるように、ムカデ人間の最後尾とレイプセックスですか………。可哀想というか、もうう辛いです………。(しかも、ペニスに針金を巻いて行為に及ぶし……。)

 

 

 

 

終盤

 最後、「陣痛見せるかよ………」って思ったら、まさか赤ん坊を産み出すシーンを映すなんて……。これは流石に………。羊水垂らしながら走って、車に乗り込んで、最後にスッポーーンと産み落とす。なんだかなぁ………。
 でも、グロさを追求するには悪くないような。倫理的にどうなんだ……。

 ラストの虐殺大サービス。気に入らなくなって、ムカデ人間の構成要員たちを一人ひとり殺していきます。でも、拳銃の玉がなくなったからって、斬るなよ………。しかも、ノコギリみたいにゴシゴシやるのやめろw 痛々しすぎるから。

 そして、エンディングは、彼の大好きなムカデをケツの穴に入れて締めです。なんの映画だよ…。

 

 

 


 

 

 

 ということで、『ムカデ人間2』でした。パッケージでかなりビビってましたが、確かに。なかなかの過激な描写でしたね。。。。。。

 

 さぁ、次はいよいよラスト、『ムカデ人間3』を見ます!!
 

 
 シリーズの感想記事です⇩

 

 

 

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