こんにちは!
暖かい日が続き、気候も春を通り越して5月頃の陽気になってきたように感じる今日このごろ、お元気でしょうか?
さて、花粉の飛散が始まり、花粉症の私は鼻水まみれの悲惨な状況にあります。辛い季節がやってまいりました……。
そんな中、山に登りました!
紆余曲折を経ての「陣馬山」と「天覧山」。
写真をベタベタ貼付けながら、感想?というか行程?を簡単に書いていこうと思います!!!
山登りの概略
先に紹介した通り、「陣馬山」と「天覧山」に登りました。
正確に言うと、車で途中まで行ったので、”登った”とすら言えないような登山でしたけど、晴れていて、景色も綺麗で、とても良かったです!
陣馬山も天覧山も、ともに『ヤマノススメ』の聖地です! まー、紆余曲折あって、この2つの山を登るという、非効率極まりないルートになったのですが、その理由は秘密ということで。
本日、2月24日⛰️
東京都&神奈川県の「陣馬山」
と、
埼玉県飯能市の「天覧山」に登って来ました!
抜けるような青空で最高のお出掛け日和でした!☀2つとも『ヤマノススメ』で主人公が登った聖地でもあるんです(๑•̀ㅁ•́๑)✧ pic.twitter.com/w7GX6gLJdT
— ArA-1 (@1_ARA_1) February 24, 2020
陣馬山
最初に行ったのが陣馬山。
あとで順を追って写真の載せていきますが、頂上でお昼ごはんを食べるというのがメインイベントでした。
Googleの衛星写真と、国土地理院の地形図はこんな感じ。本当に、ササッと登れる山で、子連れもたくさんいました!
和田峠(登山スタート地点)
11:05
車を止めたのは、和田峠。
「峠の茶屋」という小さなお店がありました。自転車で坂道を上ってきている方がたくさんいました。
「和田峠」の由来。
ここは東京と神奈川の境に当たる場所で、相模の呼び名が「和田峠」で、八王子では「案下峠」だったそう。地図に載る正式名称は相模が勝ち取ったんですね(笑)
東京都と神奈川県の境。
道路の舗装に切れ目ができていて、神奈川側は白線がある方(画面左側)。道路に埋め込まれた金属標とか林道完成碑にも、管轄行政の名前が明記してありました。
この写真は、東京都側。
警告色がふんだんに使われている看板が乱立してる光景って、パンクっぽくてちょっとワクワクする…!!!
峠から頂上まで!
11:10
登山スタート。
階段で15~20分というところ。
登山口から頂上までのGoogleストリートビューが公開されていたので、追ってみたい方はぜひ!!(途中で途切れていたので、入り口付近と頂上付近のを2つ貼っておきました)
登山途中はこんな感じ。
冬は植物が枯れるので、風景は一面の茶色。でも、おかげで空とか景色を楽しむことができるので案外悪くないものですよ。空気も澄んでいて綺麗だし!!
あと、「樹のシルエット」ってめっちゃ綺麗。
小学生の時に、教科書でブルーノ・ムナーリさんの『木をかこう』というお話を読みました。枝を段々細くしながら二又の二又の二又の…と描いていくと、一本の立派な樹木が簡単に描ける、という内容で、実際に絵を描いたりして、大好きなお話で、とても思い出に残っています。(この写真を見て思い出した!!)
陣馬山頂上!
11:30
頂上に到着!
本当に広々とした頂上で、芝生が一面に敷かれていて、とてもいいスポットでした!
看板類、色々。
「関東の富士見百景」とか「かながわの景勝50選」とか、「八王子八十八景」や「藤野町十五名山」とかに色々と選定されていました。(選定すれば観光客とは増えますしね)
この「白馬の像」がめっちゃ良かった!
シンプルだし、空の青さも映える映える。(空の青みについては、たぶんスマホで自動的に補正とか調整とかされているんでしょうね)
今回のお気に入りショット。
段々と深くなっていく空の青色と、雲ひとつ無い虚空を背景に立つ白馬がすっごく綺麗! あえて長く撮ったのは「ソーダ水みたいな空だなー」と思ったから、カンとかビンを意識しての縦長型にしました。
お昼ごはん。
カップラーメンです。歩いた後に山の上で食べるカップラーメンは最強なんですって。(コンロと鍋と水が重かった…次はキャンプ用の小さいやつにしよう)
富士山!
実物は写真よりも雄大で綺麗に見えて、とても良かった! もう少し春霞が晴れてくれるといいんだけどな……。
天覧山
天覧山です。
『ヤマノススメ』の超重要な聖地ということぐらいしか知らなかったんですけど、いざ行ってみると由来とか面白かったです。
見晴らしもいい上に、街からも近くて、飯能市民にとってはいい憩いの場になっているのだろうなーと思います!
「天覧山」の由来
最初は「愛宕山」と呼ばれてたそう。そして江戸時代、徳川綱吉が十六羅漢石仏を奉納したことで「羅漢山」に。さらには明治天皇が行幸したことで「天覧山」になったのだとか。
天覧山に登る
14:10
能仁寺の脇から登っていきます。
途中で男道と女道に分岐するので、登りは男道を選択。岩場になっていて、道自体は楽だけど、左右が岩なので、気分が「登ってる感」で盛り上がって楽しかったです(笑)
綱吉の十六羅漢。
男道の方に、綱吉が奉納した十六羅漢の石仏がありました。岩の上にズラリと並んでいて、けっこう見応えありました!
天覧山の山頂
14:20
登頂成功!
人がたくさんいて、休日だったからか子連れが多かったです。残念ながら夕方も近くなり空気も濁って、遠くの景色は上手く見えませんでした……。
本当なら、午前中に登った「陣馬山」も見えるはずなんですけどね。
能仁寺
14:50
天覧山の足元のお寺。
広い境内は手入れが行き届いていてとても綺麗。梅や桜や竹や松などの植物も豊かだし、お寺の作りも綺麗でした。どこか京都のお寺を思い出すのは、広いし整備がきちんとされているからですかね。
飯能市立博物館
15:00~15:30
飯能市中央公園の博物館、というより郷土資料館。
町の自然や地形を標本や模型で説明していた「身近な自然コーナー」がとても分かりやすくて親しみやすくてよかった!
あと、郷土展示コーナー。
「里・町・山」という3つのキーワードに絞った展示内容で、土器から林業までを端的に説明していて、とてもいい展示でした。木材を使った装飾もお洒落だったし、いい学芸員さんがいるのでしょうね。
常楽院の軍荼利明王立像の複製。
平安時代に造られた国の重要文化財だそう。明王像って迫力があるから、個人的には菩薩像とかよりも好きなんです。
『ヤマノススメ』
しろ先生の『ヤマノススメ』の聖地です!
飯能市はもろ舞台だし、天覧山は物語のターニングポイントとして度々登場しますよね。陣馬山の方は、原作マンガの方で高尾山から縦走していました。
今回のメインは聖地巡礼ではないので、あまりスポット巡りとかしませんでしたが、「舞台めぐり」アプリで何枚かキャラを重ねた写真を撮ったので、それだけ載せておきます。(それにしても、やっぱり、ここなちゃんは可愛いなぁ~~~😍🥰)
2月24日は以上です!
久々の山登り、楽しいですね!
まぁ、実際にはほぼ車移動であって、歩いていたのは数十分程度ですけど、新鮮な空気を吸うことができてよかったです! 天気も晴れてくれて、本当に最高の1日でした!
また今度、丸一日とって山登りをしたいですね!
【追記】(2020-2-25)
陣馬山登山のところで話したブルーノ・ムナーリさんの『木をかこう』をもう一度読みたくなったので、調べようと図書館に行きました。
低学年の教科書だったのは覚えているので、探してみたものの、図書館には一番新しいものしか置いておらず……。
でも、アーノルド・ローベルの『手紙』とか、レオ・レオニの『スイミー』とか、中川李枝子の『くじらくも』とか、西郷竹彦の『おおきなかぶ』とか、大塚勇三の『スーホの白い馬』とか……懐かしい物語がいっぱいで感慨深かったです。
いま改めて見てみると、国語の教科書って本当にいい作品をたくさん掲載していたんですね。『くじらくも』とかめっちゃ好きだった!!