進撃の巨人Season2
※作品の内容に関するネタバレあり
【一言】
相変わらずの高クオリティ映像。
加えてSeason2は超重要機密が次々と明らかに!
全編で衝撃しかない全12 話
目次
【STORY】
[Season1]
巨人から逃れるため、街の周りを高い壁で囲った人類。しかし、その安全も続かず突如現れた超大型巨人と鎧の巨人によって破壊される。
調査兵団入団したエレン,ミカサ,アルミンは巨人との戦闘を繰り広げる中でエレン・イェーガーに巨人化の能力がある事に気が付き、人類は最後の希望をエレンに託す。
その後、人類は女型の巨人と対峙したエレンの勝利により“敵”の確保に成功した。
[Season2]
壁外にて人類は新たな敵──獣の巨人と遭遇した。他の巨人を操っているかのような行動に戸惑う一方、壁内では長きに渡り人類を守護してきた壁の内部に巨人が埋め込まれている事が発覚し、大きな衝撃が走る。
そして遂に、人類の安栄を破った超大型巨人と鎧の巨人の正体が明らかになる………。
作品PV
【作品メモ】
総監督:荒木哲郎
監督:肥塚正史
制作:WIT STUDIO
原作:諫山創『進撃の巨人』
主題歌:Linked Horizon『心臓を捧げよ!』
キャスト:梶裕貴,石川由依,井上麻里奈 and more.
放送話数:全12話(26〜)
放送期間:2017年4月~6月
製作:「進撃の巨人」製作委員会
【感想】
〈明かされる衝撃の事実たち〉
いやぁ、もう、内容が濃すぎてヤバイです(笑)1期でずっと隠され、気になっていた謎以上のものの事実・真実が次々と明るみに出たわけですから。
まず驚いたのは『壁の正体』。だって、長きに渡って人類を庇護してきた壁の割れ目から巨人の顔が覗いているんですよ……驚き以外の何者でもないです。それに、あの神父が実はなにか知っていたというのにも驚かされました。
次は巨人の正体にゾッと寒気がしました。ある程度は予想していましたが、こうやって『巨人=人間』と事実として語られると怖いものがあります。
しかも、それを明らかにする方法がコニーの村で母親と似た巨人を発見し、しかも喋ろうとするって………。
そして調査兵団に紛れ込んでいた巨人化の能力を持っていた人物が次々と明らかになる部分。
正直言って、鎧の巨人の正体は分かっていました(笑)だって、見た目がライナーそのままですもん。でも、超大型巨人の方は予想する以前にベルトルトの存在を忘れかけていたという……(笑)
ユミルも巨人だったということですが、もう分けわからない(笑)でも、『塔の戦い』は凄かったです!
結局、巨人信仰の宗教組織があるの? エレンを連れて行くとなんなの? 巨人化の能力は人為的に生み出してるの?…………まだまだ謎だらけです。
〈描かれる驚愕の展開たち〉
今シーズンも、なかなかに驚きの展開を見せてくれますよね。上に挙げた事実が明かされる展開だって十分驚愕ですよ。
この章では、内容的な事をいくつか。
まず驚きは獣の巨人の出現。
立体起動装置に興味を持ったり、言語を喋ったりするから、人間が巨人化した姿ではなく、学習したのかな?(正体が人間なら立体起動装置とか知ってるもん)
巨人に対して言葉で命令しているような場面があったから、長い間生きた長老的な存在とか? そもそも「獣の巨人」と「巨人化する人間」の関係は全く触れられなかったけど。
知性を見せる割には、かなり残酷な事をするし………分けわかんない! でも、あの見た目は嫌いじゃないです(笑)
次はエレンらが遭遇した巨人──そう、母親を喰ったあの巨人! あの口元が裂けて薄気味悪い笑顔を浮かべているような顔が本当に気持ち悪いです。
しかも、ハンネスさんが果敢に立ち向かうも喰われてしまう、それも母親の時と同じ構図で。これはなかなかいい演出だったと思います。
驚きの展開といえば、調査兵団のエルヴィン団長が負傷する場面もとても印象的で驚きでした。あのカリスマ的存在で強かった団長が、一瞬にして巨人の餌食になった場面。巨人の強さと無慈悲さを思い知らされた名場面だと思います。
〈素晴らしい戦闘場面たち〉
“やはり”、進撃の巨人の戦闘シーン描写は最高ですよ! 今シーズンで主な戦闘描写場面は3つですかね。
まず、『古城の塔の籠城戦』。この戦闘シーン、ヤバくないですか?凄くないですか?
まずその舞台設定が上手いですよね。前半は周りに逃れる事の出来ない隔離された塔の上。しかし、一転して立体起動装置を効果的に使う事のできる舞台へと様変わりする後半。
特にユミルが巨人化して、塔を中心として周回するように巨人を倒していく描写がとても凄かったです! また、支援部隊が到着したあとは圧倒的な力の差で巨人を一層。
エレン、初討伐です!
次が『巨人化エレンvs鎧の巨人 with 超大型巨人』です。とにかく規模が格段に違いますね。なにせ巨人対巨人の戦闘な訳ですから。羽交い締め(?)的な拘束術で鎧を追い詰めるのにはなるほどなぁと。
超大型巨人のCGモーションがなかなかに滑らかで綺麗でした。
最後はアニメ終盤の『巨人/人類/巨人化人間の三つ巴の戦い』。ここは本当にすごかった! グロいし、激しいし、予期せぬ展開の連続で本当にワクワクして見ていました。
まず、エルヴィン団長率いる調査兵団が巨人を引き連れて戦場は混沌へ。団員も喰われるなか、鎧の巨人を押さえつけることに成功するも、エルヴィンの腕が巨人の餌食に。ここで団長が「進めぇぇぇぇ!」って叫んだのが本当に格好いい!
多数の犠牲を出しながらも戦う人類、巨人を投げる鎧の巨人………そして現れるのが『母親殺しの巨人』。ほんと、混沌以外のなんだって言うんですか(笑)
しかも最後、エレンはまた新しい能力を使いましたよね?………獣の巨人と似た能力なのかな?
〈OP・ED・BGM〉
まずOP。Linked Horizonさんの『心臓を捧げよ!』。進撃の巨人の曲で毎回思うのは、「さすがに本編の内容を歌に込めすぎだろ」ってこと。正直本心を言えば、「『♪捧げよ〜捧げよ〜心臓を捧げよ〜!』って歌詞ダサくね?」です。
映像がとても格好いいだけに、歌が若干ね……
そしてED。神聖かまってちゃんさんの『夕暮れの鳥』。正直、歌の歌詞は全く分かりません(笑)でも、映像がとても好きです! 現実世界暦で言えば十数世紀の木版印刷画みたいな雰囲気で巨人の侵攻等が描かれており、とても好きな雰囲気です。
MV
BGM。もちろん澤野弘之さん。相変わらず格好いいですよね〜。ただ、進撃の巨人の場合はあんまりBGMが聴こえないんです。細かい映像に集中するあまり、音が耳に入って来ないです……(笑)
視聴MV
〈映像についてちょこっと〉
やっぱり映像が超きれい! 特に戦闘シーンの滑らかさは異常ですよ(笑)
立体起動装置を使った移動とか戦闘の描写の細かさ、滑らかさが本当に素晴らしい……。立体的というか、アニメの2次元の動きじゃなくて、カメラ視点が回り込んだりと3次元的な動きをしているのが凄いです。
作画GIFアニメのTwitter
「進撃の巨人 Season2」第32話の
ミカサの立体機動(c–273)は、アクション作画監督の1人、胡 拓磨の作画です!
本編では分割されてますが、本来の1カットでの動きを、原撮&本撮の両方を見比べながらお楽しみください! pic.twitter.com/j4nDN8YYD7— WIT_STUDIO (@WIT_STUDIO) 2017年5月19日
〈最後の最後に・・・・〉
まずは、ラストで獣の巨人に乗った人物。・・・・誰でしょう? もしかして、エレンの父親??
そして、嬉しすぎる重大発表!!
Season3の製作&放送が決定!!
最後、こちらで締めさせて頂きます。とてもいい文章!
これまでの調査と度重なる事件の結果として判明したのは、我々親類がこれまで災害のように考えていた巨人の存在が、実は人為によるものではないかということだ。
わけてもシガンシナ区の壁を破った超大型巨人が巨人化能力を持った人間であり、明確な意図を持って壁内の人類を殺戮するためにこれを行ったという事実が判明したことは大きい。
巨人による害は人知を超えた存在によって下された天罰ではなく、侵略であると考えるべきだろう。そして侵略であるならば、我々がそれに従容として受け入れる道理はない。
我々は決して屈しない。今までに流された、おびただしい同胞たちの血に誓って。
〈各話ぷち感想〉
Twitterに投稿した1話ずつの感想を貼り付けておきます。
【 #進撃の巨人season2 】
26話『獣の巨人』いきなり大量の衝撃事実と謎展開を盛り込まれて軽くパニックだわ(笑)
後半、獣の巨人登場からの展開、描写には驚きと恐怖を覚えたほど。空いた口が塞がらず、口を開いたままエンディングを向かえました。 pic.twitter.com/xhkGuybHmd
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年4月1日
【 #進撃の巨人season2 】
27話『ただいま』『弓vs巨人』っていう最高に緊張感のあるバトルを見せてもらいました!!
立体起動装置がない中で、果敢に戦うサシャがよかった。
あの少女の眼が怖すぎ……司祭が知っている事実、気になるなぁ〜……。 pic.twitter.com/Gqp9qIsQZ0
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年4月8日
【 #進撃の巨人season2 】
28話『南西へ』この肋骨の浮き出た巨人、ビジュアル的にめっちゃ怖いな……。
暗闇での調査ほど恐怖を誘うものなんてないだろうなぁ〜。
巨人の襲撃ってTV通して見てる方はめっちゃ楽しんだよな(笑)気持ち悪い上に、最高の音楽と立体起動だもん pic.twitter.com/HwOtqWbP4F
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年4月15日
【 #進撃の巨人season2 】
29話『兵士』塔に立て籠もって、立体起動装置を使って巨人と戦う。描くには理想的すぎる舞台。
そして、相変わらず立体起動装置使用時の戦闘シーンの作画がヤバすぎ!!
副題の通り、みんな“兵士”だった。
さて、最後来たねぇ!!どうなる!? pic.twitter.com/iiN2bH2cIN
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年4月22日
【 #進撃の巨人season2 】
30話『ヒストリア』ユミル、巨人だったわけだけど、アノ巨人だったのか……。
それにしても、ミカサの格好良さ!
あと、エレン初討伐おめでとう!そして、サブタイの意味は単純に「過去」って意味かと思ってたけど、そういう意味か。 pic.twitter.com/W0i3CPLWnQ
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年4月29日
【 #進撃の巨人season2 】
31話『戦士』壁に穴が無いのに巨人が壁内にいる……さぁ謎解きミステリーだ!
予想はしてたけど、ライナーはやはり鎧の巨人だったか。そして、超大型巨人の中身は記憶に薄いキャラだった…
一応、資料や過去から予測はしていたってわけね。さすが。 pic.twitter.com/Gghkx5KcPM
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年5月7日
【 #進撃の巨人season2 】
32話『打・投・極』映像が見事って言うしかない。
立体起動装置を使用した滑らかで激しく細い場面。動き回るカメラワークの描き方が素晴らしい!そして超大型巨人。CGでも違和感ない上に、CGとアニメーションとの切り替えが見事。美しすぎ。 pic.twitter.com/5Ia0wgg3jo
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年5月14日
【 #進撃の巨人season2 】
33話『追う者』ミカサとアルミンの、決心……色々な思いが詰まっているであろう、この表情がとても印象的な33話。
挿入される回想が、エレンの強さと2人の強さを思い起こさせます。
兵士たちも、捨てたもんじゃない、誇りを忘れてなった! pic.twitter.com/UmdnQIuOFf
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年5月20日
【 #進撃の巨人season2 】
34話『開口』タイトルは開口だけど、結局何も語られないまま幕が下りた34話。
ただただエレンの気迫と表情描写に恐れ慄いたな……。この目の感じ、怖すぎ。
すべての元凶は獣の巨人で、ライナー達は何かを知っている。早く真相を知りたい……。 pic.twitter.com/CSmKxEE2G0
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年5月29日
【 #進撃の巨人season2 】
35話『子供達』濃い、濃い!
コニーの村の調査。拾い上げた写真に戦慄を覚える。
ユミルの事情が語られる中、次第に明らかになる巨人化の秘密。
ハンネスの格好良さとBGMのクールさが光る終盤。勇気と使命を背負った兵団の輝かしさ! pic.twitter.com/xayujNzRI0
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年6月3日
【 #進撃の巨人season2 】
36話『突撃』衝撃と興奮が止まらない、アドレナリン大放出で息もできないほどの急展開と超描写を見せた怒涛の“エレン奪還劇”。
対巨人戦闘の超美麗描写、言葉による精神的な干渉、そして大いなる犠牲と大きな成果を獲得して幕引き。
素晴らしかった pic.twitter.com/k6kpqWIoq2
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年6月10日
【 #進撃の巨人season2 】
37話『叫び』
絶望と驚愕と衝動が群れをなして襲ってくる濃厚な最終回。母殺し巨人との対面と同構図での絶望。
悽絶な闘諍を描く超絶綺麗な作画と音楽。
感謝を込めた言葉。
巨人の謎へと大きく前進した人類。屈服しないを誓い、物語は進む── pic.twitter.com/vTyZChR641
— ArAnime (@ArAnime_1) 2017年6月17日