2015年9月19日
【評価:4.7/5.0】
【一言】
『青春+悩み+恋×音楽=感動』これぞ青春アニメ!
心から伝えたいという言葉や想いで溢れていた!!!
心から伝えたいという言葉や想いで溢れていた!!!
『ずっと、ずっと、伝えたかった。』
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(=あの花)のスタッフが送る感動青春群像劇が今作『心が叫びたがっているんだ。』(=ここさけ)
主人公の少女 成瀬順は幼い頃はお喋りが大好きな活発な娘だった。しかし口から出た何気ない一言によって家族はバラバラになってしまった。
自分のお喋りのせいにして悲しむ彼女の前に“玉子の王子様”が現れて一生喋ることが出来ないように口にチャックをして呪いをかけてしまった。
自分のお喋りのせいにして悲しむ彼女の前に“玉子の王子様”が現れて一生喋ることが出来ないように口にチャックをして呪いをかけてしまった。
高校生になった彼女は坂上拓実ら3人とともにイベント実行委員に選ばれたが未だに人と喋れずメールでの会話しかできなかった。
上手く合わなかった四人も次第に心を通わせ合い、出し物が“ミュージカル”に決まった。
それぞれの悩みを抱えながらもイベントを成功させ、ずっと心に秘めていた本当の気持ちを伝えることはできるのか?
上手く合わなかった四人も次第に心を通わせ合い、出し物が“ミュージカル”に決まった。
それぞれの悩みを抱えながらもイベントを成功させ、ずっと心に秘めていた本当の気持ちを伝えることはできるのか?
【詳細】
監督:長井龍雪
制作:A-1 Pictures
上映時間:119分
日本公開:2015年9月19日
出演:水瀬いのり, 内山昂輝,雨宮天 and more.
HP:
【感想】
★
やっぱり劇場アニメはオリジナルがいいですよ!
これはアニメの中でも自分の中でかなり上位にランクインしましたよ!
やっぱり劇場アニメはオリジナルがいいですよ!
これはアニメの中でも自分の中でかなり上位にランクインしましたよ!
『青春+悩み+恋×音楽=感動』。この方程式はズルすぎると思います!これ、完璧な方程式だと思いますよ。
そして、今作「ここさけ」はまさにこの方程式がピタリと当てはまる作品と言えます。
そして、今作「ここさけ」はまさにこの方程式がピタリと当てはまる作品と言えます。
この2時間に青春作品の見どころがギュッと惜しみなく詰め込まれていてとても濃いものでした。
ラストへの駆け出しと最後は凄いですよ!
ミュージカルというのもズルいですよ!良い音楽をたくさん使っていて良かったです。
他の作品よりもリアルに高校生を描いていたと思います。言動とか、考え方とか。
それにしても、こんな青春を送ってみたいですね〜(笑)
それにしても、こんな青春を送ってみたいですね〜(笑)
作画、特に背景がめっちゃ綺麗でした!リアルすぎて写真と言っても怪しまないんじゃ…。
★
この作品、良い題名にしたと思います!
『心が叫びたがっているんだ。』映画を観ながら終始この題名が頭に浮かびましたから。
本当に。映画の主軸にある『心の底から叫んで伝えたいこと』というのが全くブレずに少しずつ、それでもしっかりと綴られています。
多くの映画は伝えたいことは最後に持ってくるんでしょうが、「ここさけ」は2時間を通して語られています。それでいて全く感動を薄れさせないんですから。こういうのが良作の条件になるんでしょうね。
『心が叫びたがっているんだ。』映画を観ながら終始この題名が頭に浮かびましたから。
本当に。映画の主軸にある『心の底から叫んで伝えたいこと』というのが全くブレずに少しずつ、それでもしっかりと綴られています。
多くの映画は伝えたいことは最後に持ってくるんでしょうが、「ここさけ」は2時間を通して語られています。それでいて全く感動を薄れさせないんですから。こういうのが良作の条件になるんでしょうね。
★
この作品が伝えたいことはやっぱり『本当に伝えたいことをはっきりと伝える』ということだと思います。
それが全編を通して語られるわけなのですが……。何人もの立場がありながらも結局はみんな自分が本当に伝えたいことを心の殻に閉じ込めて伝えきれずにいる。それを必死に破ろうとしているのが主人公の女の子なんです。
この作品が伝えたいことはやっぱり『本当に伝えたいことをはっきりと伝える』ということだと思います。
それが全編を通して語られるわけなのですが……。何人もの立場がありながらも結局はみんな自分が本当に伝えたいことを心の殻に閉じ込めて伝えきれずにいる。それを必死に破ろうとしているのが主人公の女の子なんです。
自分もそうですが、特に高校生などはそうなんじゃないですかね〜。
少なくとも自分は共感できました。誰もが抱えている問題だからからこそ共感をえられるのでは?
少なくとも自分は共感できました。誰もが抱えている問題だからからこそ共感をえられるのでは?
★
そしてあの方程式。
『(青春+悩み+恋)×音楽=感動』
わかりますかね?わかりますよね!
まず王道の青春とそこから派生する恋や苦悩。これだけでも感動を誘う作品はありますよね。
でも、そこに音楽が加わると…。作品が一気に色鮮やかに、表情豊かになるんですよ!作中にもありましたが音楽だからそこ伝えられる感情や想いがあると思います。
そしてあの方程式。
『(青春+悩み+恋)×音楽=感動』
わかりますかね?わかりますよね!
まず王道の青春とそこから派生する恋や苦悩。これだけでも感動を誘う作品はありますよね。
でも、そこに音楽が加わると…。作品が一気に色鮮やかに、表情豊かになるんですよ!作中にもありましたが音楽だからそこ伝えられる感情や想いがあると思います。
●
今作はたった2時間なのに上に挙げたような要素を全て(いや、それ以上?)詰め込んでいるのでめちゃくちゃ濃い2時間になっています。
それでいてスムーズに話は進むし、あまり違和感も覚えませんでした。
今作はたった2時間なのに上に挙げたような要素を全て(いや、それ以上?)詰め込んでいるのでめちゃくちゃ濃い2時間になっています。
それでいてスムーズに話は進むし、あまり違和感も覚えませんでした。
でもやっぱり詰め込みすぎましたかね?若干微妙な部分はありましたがそれでもリズムよく進むストーリーと、なにより“青春”という単語で帳消しにできちゃいますよね(笑)
2時間は少ない!
1クールアニメとして12話構成で内容ももっと濃く、深くするべきだったと思います。
ラストのシーンまでに少し急ぎすぎたような気がしたので。
1クールアニメとして12話構成で内容ももっと濃く、深くするべきだったと思います。
ラストのシーンまでに少し急ぎすぎたような気がしたので。
★
歌や音楽が綺麗でした!
口ずさんだメロディやミュージカル用に歌詞とメロディを合わさるシーンがちょくちょく挿入されていて。そういう何気ないシーンでも綺麗なのが良かったです。
歌や音楽が綺麗でした!
口ずさんだメロディやミュージカル用に歌詞とメロディを合わさるシーンがちょくちょく挿入されていて。そういう何気ないシーンでも綺麗なのが良かったです。
でも、何と言ってもラストの歌声ですよ。
水瀬いのりさんの透き通るような声がめちゃくちゃ綺麗でした!
水瀬いのりさんの透き通るような声がめちゃくちゃ綺麗でした!
あと、主題歌が乃木坂46の「今、話したい誰かがいる」という楽曲なんですか良かったです!
自分も基本的にはAKBグループなどアイドルは好みではないんでし、毛嫌いする方もいるでしょうが心配いりません。上手いし、声も綺麗だし。(まぁ、今までも他のアニメ作品の主題歌などを歌っていますしね。)
※AKBファンの方スイマセン。
自分も基本的にはAKBグループなどアイドルは好みではないんでし、毛嫌いする方もいるでしょうが心配いりません。上手いし、声も綺麗だし。(まぁ、今までも他のアニメ作品の主題歌などを歌っていますしね。)
※AKBファンの方スイマセン。
●
「あの花」とのコラボ?が所々あって知っている人はそこも楽しめると思います!
(劇中の)携帯の画面とか、音楽に注意するとわかりますよ。
それから原作が「超平和バスターズ」となっているんです!
わかる人ならわかると思いますが…。オリジナルだとこういうことが出来るのがいいですね。
「あの花」とのコラボ?が所々あって知っている人はそこも楽しめると思います!
(劇中の)携帯の画面とか、音楽に注意するとわかりますよ。
それから原作が「超平和バスターズ」となっているんです!
わかる人ならわかると思いますが…。オリジナルだとこういうことが出来るのがいいですね。
●
今回もらった来場者特典は主人公らが、クラスで公演したミュージカルのパンフレットです!
これ、かなり良く出来ていて表紙、内側の内容紹介や曲目一覧、裏面のキャスト一覧など本当の劇場で配っているものと変わりませんよ。
今回もらった来場者特典は主人公らが、クラスで公演したミュージカルのパンフレットです!
これ、かなり良く出来ていて表紙、内側の内容紹介や曲目一覧、裏面のキャスト一覧など本当の劇場で配っているものと変わりませんよ。