『ハーレイ・クイン』を観ました!
元々は鑑賞予定なかったし、昨今の事情も考えると自粛しようと思っていたところ。
けど、もう疲れた。
はっちゃけた映画でストレス発散したい気分だったので、映画館で観ましたが、スカッと気分爽快で最高でした!
2020年3月31日鑑賞
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn))
【評価:3.6/5.0】
【一言】
ハーレイ・クイン最高!
可愛くて、悪運強くて、頭いい!
身体全体を使ったアクション綺麗!
スカッと爽快な悩める乙女のバトル。
まさに”女性版デッドプール”ね!
【Twitter140文字感想】
【 #ハーレイクインの華麗なる覚醒 】
女性版デッドプール爆誕!
悪戯大好き、キラキラお洒落大好き。
“キャンディ”みたいなハーレイ可愛い!危険な女ほど魅力的!
しなやかに繰り出す攻撃容赦なし!
殴って蹴って叩いて撃つフルコンボ!
ポップな音楽に乗せて喜々と敵を倒す強いハーレイ格好良い! pic.twitter.com/MeMdtCrrXy— ArA-1 (@1_ARA_1) April 1, 2020
【目次】
STORY&STAFF
悪のカリスマ=ジョーカーと別れ、すべての束縛から放たれたハーレイ・クイン。モラルのない天真爛漫な暴れぶりが街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、悪を牛耳る残忍でサイコな敵ブラックマスクとの全面対決へ! 悪VS悪のカオスな戦いを前に、ハーレイはとってきおきの切り札、クセ者だらけの最凶チームを新結成。ヴィランたちの世界で、予測不能のクレイジー・バトルが始まる!
映画公式サイト
予告動画
監督:キャシー・ヤン
脚本:クリスティーナ・ホドソン
制作:DCフィルムズ
音楽:ダニエル・ペンバートン
キャスト:マーゴット・ロビー, ユアン・マクレガー and more.
上映時間:109分
日本公開:2020年3月20日
配給:ワーナー・ブラザース
公式サイト
映画の感想概要
『ハーレイ・クインの華麗な覚醒』
前作に当たる『スーサイド・スクワッド』が微妙だっただけに、あまり期待せずにいましたが、期待通りというか、良い意味で裏切られました!
アクションは格好良かったし、ストーリーは単調で中身無いけど、逆にそれがハーレイには合っているのかも??
ハーレイちゃん可愛い!
映画の中で踊るようにイタズラして、時に暴れまくる彼女がとってもキュートで可愛かったです!
スタイル抜群で、あの長い脚で繰り出される攻撃が本当に映像映えして格好良かったです!
個人的には、ハーレイはもっと若いイメージなので、時々「老けたなぁ」と思うこともありましたが、マーゴット・ロビー演じる彼女はとても魅力的でした!!
アクションが凄かった
なんかもう、アーティストのMVみたい。
今回のヒロイン達はみんな肉体派。
銃ではなく、殴ったり、蹴ったり、叩きつけたりと、身体を張ったバトルを見せてくれるから、気分爽快! それに、女性らしいしなやかな身体を目一杯に活かしたアクションで綺麗でした!
バトルシーンは、決まって、ポップでノリノリな音楽が組み合わされていたのでとても楽しいものでした!
特別映像(アクション編)
《女性版デッドプール》は彼女のこと!
本作、思っていた以上に過激でした(笑)
最近は、「アメコミ映画」といえばヒーロー系が多かったので、こうしてヴィランが主役になると、その過激さが際立って最高です!
頭をぶん殴ったり、警察官を撃ったりと、本当にやりたい放題で、むしろスカッとしました(笑)
ストーリーは単純。
でも、それが良かったと思う!
ストーリーはめちゃくちゃ単純で、”ひねり”の欠片もないけど、そのハーレイ自身による語り口調も含めて、とても「分かりやすくて」彼女らしいと思います。
「女性版スーサイド・スクワッド的な感じ」という噂を聞いていたものの、ハーレイ主役でめっちゃ戦っていたので文句なしです!
映画の感想内容
ハーレイちゃん可愛い!
ハーレイ・クイン、本当に最高!
可愛いし、お洒落だし、強いし、ちょっと危険だけど、あの悪戯っ子な性格がまた魅力的な最強のヒロイン…ヴィランです!
《女の子らしさ》を全面に出しつつも、戦って強いキャラクターなんて、最高じゃないですか!!
うん、本当に可愛かった!
キュートで魅力的で、映画を観ていても「可愛い!」と「格好いい!」しか感想が出てこないような感じ(笑)
すごくお洒落。
真っ白な肌に印象的な真っ赤な口紅と、カラフルに染まった髪の毛。上品さの残る笑い方、体のラインが露わになった洋服。キラキラが大好きな性格。
なんだか、身体に悪いキャンディみたい!
本編映像(ローラーダービー編)
悪戯している彼女も最高!
悪いことをしている時が、本当に生き生きして、目をキラキラさせているのが、さすがヴィランだと思いました。まったく悪びれてない。
泥棒は朝飯前! 人のヒゲに火を付けたり、脚を折ったり、撃ったり、殴ったり。喜々として悪戯?をするから、観ている方も本当に楽しいんですよね(笑)
「危険な女ほど魅力的」ってやつですか?
本編映像(潜入編)
今回のハーレイは、ただの悪女じゃない!
むしろ、大好きなジョーカーにフラレて失恋した可哀相な乙女。
そんな悲しみのどん底の彼女が、前向きに新しい人生を生きようと頑張るヒューマンドラマ….的な内容でもあったり、なかったり。
それでも、健気に頑張る彼女と観ていると、ヴィランだということを忘れて、応援してしまいます!
でも、少しばかり老けた?
『スーサイド・スクワッド』の頃は、おへそもお尻もセクシーでエロかったし、顔もピチピチだった印象だけど、本作では大分やつれてました。
失恋の悲しみを表現したのかな?
それに、女の子の年齢や美容に関することを言うのはマナー違反ですね。
とはいえ、演じたマーゴット・ロビーはお上手!
狂気の女道化師でありながら、どこか上品さや礼儀をわきまえている「ハーレイ・クイン」を見事に生み出していました!!
『スーサイド・スクワッド』キャラクター特別映像( ハーレイ・クイン)
しなやかアクション格好いい!
アクションが良かったです!
もちろん、それを期待して観に行っていたわけですが、予想以上に良かったので驚きました(失礼)
でも、やっぱり「アメコミ」でアクションというと『MARVEL映画』の イメージが強いです。でも、今回は映像面でも迫力でも、それに劣っていませんでした!
映画全編に渡って、アクションが絶えなかったところも、楽しめた要因のひとつなのだと思います!
本編映像(爆破編)
ヒロイン? ヴィランは皆んな肉体派!
足で蹴って、バットで殴って、肘でお腹に一撃!キック!パンチ!回し蹴り!これでもかと暴力が炸裂する格好いい女性陣!
すごく綺麗でした。
女性らしい、しなやかな身体を活かしたアクションが良かったです! 特に、回し蹴りとか「脚」を武器にして戦う場面では、長い脚が本当に綺麗に映りました。
(ブラックウィドウのイメージに近い←別会社……)
あと、すごく気になったのは「やられ役」の敵。
とにかく”やられ方”が上手すぎました(笑)
走りながら攻撃して、ハーレイに一発パンチを食らったら、空中で一回転して地面に叩きつけられる一連の大袈裟な動作が上手すぎました(笑)
本編映像(バトルアクション編)
音楽も最高です!
バトルシーンで流れるBGMは、ポップでノリノリで、ハーレイの過激で華麗なアクション捌きにピッタリでした!
効果音とBGMを含めて、これは映画館で観て良かったと思います!
Doja Cat – Boss B*tch
女性版デッドプール!
「女性版デッドプール」という呼び方。
ネットで話題?になっていて、楽しみにしていましたけど、まさにその通りで最高でした!こりゃ素晴らしいです!
あのハチャメチャな感じと、残酷な戦い方は、観ていてスカッとする映画です!
久々に「過激なアメコミ」を観ました(笑)
『ジョーカー』を除けば、最近観たアメコミ映画って「MARVEL」の『アベンジャーズ』系が多かったわけです。正義のヒーローが主役なので、人が無残に死んだり、血が飛び散ったりという描写は少ないんですよね。
なので、今回、ヴィランが主役の映画で、人が次々に殺されて、痛々しく傷つけられる、腕が折れて、脳みそが飛び散るような描写、最高でした!
だって、「警察官を撃つ」なんて、普通のヒーロー映画では絶対に観られないシーンですからね!
戦う女性は格好いい!
本当に、いつもそう思います。
「フェミニズム」云々とかは関係なしに、戦う女の人は本当に格好いいです!
単純ストーリーも悪くない
ストーリーは至極単純。
あってないようなもの。
というか、これだけだったら映画にするのも憚られるような、中身の無い薄っぺらい物語で120分が構成されています。
「悪党ブラックマスクに追われる女の子を助け、ハーレイ自身の命を狙うブラックマスクを倒す」というもの。
けど、本作に関しては、それも悪くないな、と。
ハーレイが映画の語り部を務めます。
彼女の説明は、時系列がめちゃくちゃで、現在から急に過去に戻ったり。「そうそう、あの時に実は~」みたいな形で、行ったり来たり。
物語は一直線で単純だけど、こうやって複雑?になっていくから、観ていて「つまらない」とは感じませんでした。
この語り方、『デッドプール』も似た感じでしたよね。
あと、ハーレイ中心でした。
事前に聞いていた内容だと、戦う女性を集めたドリームチーム「女性版スーサイド・スクワッド」的なお話だと思っていました。
でも、実際にはハーレイ・クインが中心。
チーム戦もあったけど、私はハーレイがたくさん見れて嬉しかったです! 確かにチーム戦を期待していたらガッカリだけど、私はそうでもなかったので。
英語の原題も『BIRDS OF PREY』とドリームチームの名前ですが、邦題では『ハーレイ・クインの~』とハーレイを全面に押し出した内容にしたのも、功を奏したのかもしれませんね。
逆に、敵役「ブラックマスク」が薄かった……。
ブラックマスクといえば、『バットマン』の中でも重要な立ち位置を占めるヴィランだと思うのですが、本作での扱いが薄かったです…。
残忍で冷酷で、拷問好き。
確かにその性格は描かれていましたが、どちらかというと「悪いオジサン」という印象の方が強くて、すこしガッカリ。
明るいゴッサムへようこそ!
本作、ゴッサムシティの印象がガラリと変わりました。
今まで、『バットマン』などで描かれたゴッサムシティは、どの作品でも夜が多かったり、昼でも薄暗い雰囲気が漂っているものでした。
でも、本作はむしろその真逆!
昼間からハーレイが走り回り、ポップなBGMとともにイタズラをして、警察に追われたり、殺し屋を倒したりと、すごく明るいんですよね。
街で生活している人も生き生きしているし、ジョークも普通に飛び出してくるし。ふとすると、「DCコミックス」の世界観であることを忘れそうなほど、ハッピーなところ!
色鮮やかだし、音楽も沢山溢れているし、このギャップがとても印象的でした!
本編映像(逃走編)
以降、映画本編のネタバレあり
映画の感想 (※ネタバレあり)
警察署での大騒動!
一番好きだったシーンは、警察署!
ハーレイが乗り込んでいって、かなりぶっ飛んだ攻撃を繰り出したシーンは、映像的にも綺麗だったし、格好良かったです!
これは、映画館で観て良かったと思います!
本編映像(潜入編)
「凶悪な事件なの!」の一言でスタート!
大きなショットガンを持って警察署に乗り込んだハーレイが、警官に躊躇なく催涙弾やゴム弾を撃ちまくります。
これ、やられる警官がまたいい演技!
クルッと一回転したり、床を滑ったりと、見事にハーレイを際立たせる行動を取っているからまた最強です!
それで終わりかと思いきや、独房でも。
スプリンクラーが降り注ぐ中でのバトル!
凶悪?な犯罪者を前に、狭い中で次々と男を倒していく姿は最高に格好良かったです! それに、舞う水しぶきがいい味を出しているんですよね。
本編映像(バトルアクション編)
遊園地で遊ぶピエロ!
ラストバトルは遊園地。
これ、道化師たるハーレイにぴったりの舞台でとても気に入りました!
廃遊園地の、訳わからないアトラクションの内部で、気持ち悪い装飾の中で戦うって、かなりイケてますよ!
「皆んなで戦おう!」となってから。
それぞれがやる気を出した時の、コンビ技とか阿吽の呼吸すぎて最高に格好良かったです! これは良いアクション!
まるで『マッドマックス』の世界からやってきたような、不気味なマスクを付けた雑魚敵たちを、次から次へと倒していくのは最高にスカッとしました!
ハーレイがローラースケートで滑ってハンマーで殴って、クロスボウ・キラーのハントレスが眉間を撃ち抜いて。キャナリーが長い足で回し蹴りを食らわせて、レニー刑事が老体に鞭打って戦って。
アトラクションやオブジェがたくさんある中で、右から左へと敵をなぎ倒していくバトルシーンは最高でした!
あのシーンが大好きだった…..
「脚を折るシーン」
これがめっちゃ大好きだったんですけどwww
1回目は、シオニスのクラブで。
足をテーブルの上に投げ出した運転手の上にジャンプして、足を真っ直ぐにグキッと折りました。
2回目は、警察署で。
向かってくる敵を巧みにかわし、足を一回折って、さらにもう一回折るという、痛々しすぎる暴力!
普通に殴ったりするよりも、「あっ痛い!」と声を上げそうになるほどの衝撃で、この「足を折る」というのが大好きなシーンですwww
ブラックマスクの拷問も好き。
金獅子会のトップの顔の皮を剥いだり、クラブで女性を辱めたり。
サディストという訳でもないけど、「悪役」っぽくて、手加減なしなところが本当に好きです!
『ハーレイクイン』の感想はこんな感じ。
見方が少し違いました。
冒頭でも書いたように、「ストレス解消」で観たところが強いので、もしかしたら、別の機会に冷静になって見ると、ストーリーの粗とか気になるのかもしれません。
今回の感想でも、「失恋」とか「生き方の変化」とか「女性」という部分にはほぼ触れていないですからね……(自覚はしてます)
でも、今、観て楽しめる爽快感ある物語です!
シリーズ作品を観ていなくても楽しめる作品なので、オススメしておきます!
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!