2015年3月14日
【評価:1.5/5.0】
『わたしが、わたしであるために。』
目次
【STORY】
京都アニメーションの描くダークファンタジー。
普通の人間には見えないが、この世に存在する「妖夢」という異形な存在。そして、その妖夢が見えるために討伐することで生計を立てている「異界士」。
主人公の神原秋人は人間+妖夢の「半妖」というイレギュラーな存在であり、メガネ少女好きである。ある日彼は学校の屋上から飛び降りようとするメガネ美少女栗山未来と出会う。彼女は自らの血を操ることの出来る異界士「呪われた一族」と呼ばれていた。
始めは半妖である秋人の討伐を試みるが同じ境遇である秋人の説得により諦める。
そんな中、「虚ろな影」と「境界の彼方」という2つの強大な妖夢が迫っていた…
【感想】
●え〜と…酷かった。まさか、ここまでとは思っていませんでした。
過去編はTVアニメの総集編というのは知っていたので新鮮さとか、新しい展開というのはそこまで期待していませんでした。 実際に観ても新しい展開は皆無でしたね。
でも、もっと上手に編集をして欲しかった。これじゃあ、アニメの感動が台無しですよ!
正直、映画の予告の方が感動したかもしれません。
★TV版のは本当に感動しました。ラストなんて泣きそうでしたから。 なのになんで劇場版でこういう事をしちゃうんでしょうか? そもそも前後編の予告でネタバレしちゃってますが、こんな事をしたら感動がなくなってしまうじゃないですか!そっとしておいて、「感動のラスト」にしておけば良かったのに。
★TVアニメの方は凄く感動した作品の1つだったので、総集編とはいえ、期待をしていったのですが…
編集が下手すぎです。確かにTVだと20分×12話=240分で、今作の上映時間は約90分と時間的な制約があるのはわかります。
でも、これじゃあ総集編と言いつつもアニメを見た人にしか分からないですよ。というかアニメを見た自分でも十分理解し難かったですから。
詳しくは下の「●」で。
編集が下手すぎです。確かにTVだと20分×12話=240分で、今作の上映時間は約90分と時間的な制約があるのはわかります。
でも、これじゃあ総集編と言いつつもアニメを見た人にしか分からないですよ。というかアニメを見た自分でも十分理解し難かったですから。
詳しくは下の「●」で。
●
人物関係⇛❌
物語の繋がり方⇛❌ と期待をはるかに超えるクオリティでした。
重要なキャラクターなのに名前すら紹介されない。なのに普通に会話をしている。
有名なシーンや迫力のあるシーン、名セリフだけを継のぎ合わせで細かく、重要なところが全く入っていない。むしろ「別に要らないだろ!」というシーンが使われていたりしました。
そもそも、このアニメーションの世界設定についての言及がほぼ皆無。出てくる単語をつなぎ合わせて推測するしか無いけれども、その単語自体の意味が分かりにくい。 普通の日常系アニメと違ってファンタジー要素が入っているんだから物語の中核となる部分の説明を欠かすなんて信じられません!
人物関係⇛❌
物語の繋がり方⇛❌ と期待をはるかに超えるクオリティでした。
重要なキャラクターなのに名前すら紹介されない。なのに普通に会話をしている。
有名なシーンや迫力のあるシーン、名セリフだけを継のぎ合わせで細かく、重要なところが全く入っていない。むしろ「別に要らないだろ!」というシーンが使われていたりしました。
そもそも、このアニメーションの世界設定についての言及がほぼ皆無。出てくる単語をつなぎ合わせて推測するしか無いけれども、その単語自体の意味が分かりにくい。 普通の日常系アニメと違ってファンタジー要素が入っているんだから物語の中核となる部分の説明を欠かすなんて信じられません!
◯主人公によるナレーションでも良かったから設定&キャラの説明は欲しかった。だって「僕の名は◯◯。彼女は◯◯。僕らは〜」を最初に入れるだけで説明なんて終わるじゃないですか!
使うシーンの選択も微妙すぎました。戦ったのは分かるけど相手が出てこなかったり、回想シーンをそのままブチ込むから話がこんがらがったり、大した役目のないキャラクターを登場させたりと難しすぎです!
使うシーンの選択も微妙すぎました。戦ったのは分かるけど相手が出てこなかったり、回想シーンをそのままブチ込むから話がこんがらがったり、大した役目のないキャラクターを登場させたりと難しすぎです!
○京アニのキャラクターが見せる可愛らしい仕草とか、天然なキャラ独特の行動?ギャグ?が見たかったのにそこもほとんどカットされていました…(TV版にはたくさんあったのに…)
★ここまで散々非難をしてきたので良かった点も。
ラストのシーンは良かったですよ。ほぼカットをせずにTV版と同じでしたから。やっぱりこのシーンはいいですね。「Daisy」が流れてからエンドロールまでが1番良かったです。
やっぱりスクリーンだから、戦闘シーンは迫力がありました。 セリフも劇場のスピーチからなので質が良かったと思うし、立体感がありました。
ラストのシーンは良かったですよ。ほぼカットをせずにTV版と同じでしたから。やっぱりこのシーンはいいですね。「Daisy」が流れてからエンドロールまでが1番良かったです。
やっぱりスクリーンだから、戦闘シーンは迫力がありました。 セリフも劇場のスピーチからなので質が良かったと思うし、立体感がありました。
●それから映画の本編の前に短編があった事ですね。 TVの時に絶大な人気だった第6話のダンス&歌のシーンで歌われた「約束の絆」のPVが上映されました。
後は…来場者特典としてコースター(ミニ色紙)を貰えたことですかね。
後は…来場者特典としてコースター(ミニ色紙)を貰えたことですかね。
◯もっと上手にまとめられないのかな… まぁ、京都アニの前回の総集編「中二病でも恋がしたい!」もイマイチでしたし。
別の会社の作品を出して申し訳ないですが他のは劇場版じゃなくても今作よりはずっとマシでしたよ。
例えばソードアート・オンラインの総集編は25話を約100分で素晴らしくまとめていたし、アルドノア・ゼロは12話を約25でアニメの良い部分を強調してまとめていました。
要するに問題なのは作った会社って事ですかね?
別の会社の作品を出して申し訳ないですが他のは劇場版じゃなくても今作よりはずっとマシでしたよ。
例えばソードアート・オンラインの総集編は25話を約100分で素晴らしくまとめていたし、アルドノア・ゼロは12話を約25でアニメの良い部分を強調してまとめていました。
要するに問題なのは作った会社って事ですかね?
HP
予告風動画
※公式ではなく、おそらく個人の方が一年前に制作したものなので題名や年などは違いますが、過去編の予告はこっちのほうが良いとおもいます。