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【映画】007 スペクター

2015年11月27日

【評価:4.8/5.0】
 
【一言】
やっぱり007はスパイ映画の最高峰!
ボンド、格好良すぎ!
 
007 スペクター
(原題:Spectre)
 

 

目次

【STORY】

メキシコシティ。祝祭「死者の日」が行われている中群衆に紛れて移動するのは英国MI-6諜報員の007ことジェームズ・ボンド。暗殺した人物の指にはある組織の黒いタコのマークが刻まれた指輪が…。

 ローマ。暗殺した人物から辿ってボンドは組織の秘密の会合に潜入する。そこで彼は組織の、そしてボスの正体を知ることになる…。
 メキシコ、ローマ、イギリス、オーストリアモロッコ…。組織を追いながら世界中を飛ぶボンド。
 彼は組織の正体を暴き、世界を救えるか?

 
 
 

【スペクターとは?】

007の宿敵である悪の秘密結社。
 過去作では「対諜報活動、テロ、復讐、搾取を専門とするエリート組織で、世界の偉大な頭脳が集まり権力を操る。」と語られた。
 黒いタコのマークを用いている。

 

 
 
 

【詳細】

監督:サム・メンデス
主題歌:サム・スミス「Writing’s On The Wall」
上映時間:148分
日本公開:2015年12月4日
出演:ダニエル・クレイグand more.

 
 
 

【感想】


 やっぱりボンドは世界一だよ!
 「007」は世界一!
 だって面白いんだもん!

 まずオープニングから興奮!これは自分の目で確かめて!
 日本公開は12/4ですが3日間限定で先行公開!ということで観てきちゃいました!
 期待していました。超期待していました。そしてその期待を裏切らない素晴らしい出来上がり。
 今年公開された数多のスパイ映画の中でも卓越です。
 
 ボンドはただ歩いているだけで格好いいんですよね。銃を構えたらもう…。
 そして彼、世界一スーツが似合うキャラクターだと思いますよ!
 クレイグのあの青い瞳に見られたら、そりゃあ固まっちゃいますよ。
 憧れますねぇ…。
 
 アクションがこれまた最高でした!
 これ、相当お金と手間暇かかってますよ。
 冒頭の「死者の日inメキシコ」、ローマ市街でのチェイス、雪山での格闘…etc.
 本編が148分とかなりの長尺。だからなのか時間の使い方が贅沢なシーンがいくつかありました。
 特にスペクターの会合は秀逸。見事な“悪役の集会”でした!
 題名が『スペクター』というだけあるので期待している方も多いのでは?
 面白かったです!もちろん過去作からのエピソード、オマージュをしっかりと含んでいるので観ている人なら楽しめるはず!
 一方で自分は若干人物名の所で絡まったので軽く復習すると良いかもしれません。
もちろん、初めてでも絶対に楽しめます!
 
 
 

 (たしか春…)に公開された今作のキービジュアルと予告動画。
 これを見ただけで興奮が絶頂に。だって題名が「スペクター」ですよ?
 正直、某宇宙戦争映画よりも期待していましたから。
 ……で、その大きな期待を裏切らない今作。
 今年何作も公開されたスパイ映画。(自分の中では)007はやっぱりその頂点に君臨するに相応しいです。
 
 
 

 ボンドは本当に格好良いですよ!
 スーツを着るシーン、銃を構えながら歩くシーン。そして女性を落とすシーン……etc.
 全てにおいて格好良いです!
 何なんでしょう?あの不利な立場に陥っていてもなお格好良いというのは?
 紳士的で、高級感が漂って、それでいて強い。
 しかも戦い方が華麗というからまたズルい!
 
 

 アクションが凄い!
 CGは使わないというコンセプトなのでリアル!なんと制作費は$2億4500万〜3億!
 
 冒頭のメキシコシティでの祭り「死者の日」。衣装、飾り全て1から作ったとか。75分で1500人(20人/分)のメイクを行ったなんて!

 
 ローマ市内を完全封鎖した「チェイス」。敵vsスタイリッシュでクールな最新のボンドカーは本当に格好良かったです!
 このボンドカー、今回のためにオリジナルメイドなのだそう。色々と調整して最高のアクションが出来るようにしてあります!

 
 雪山での戦い。これは迫力がありましたね〜。何せ翼の取れた飛行機が雪斜面を滑って突進してくるんですから!(笑)
 この撮影のために人工雪を4万トン降らせたらしいです。

 
 爆発シーンはなんとギネスに登録!
 8140㍑の灯油、爆薬24kg。この爆発は凄かったです!

 
 でも、何より今作の中で1番良かったアクションは『ヘリコプター』です。
 メキシコでボンドがヘリコプターの機内で戦うシーンがあるんです。そこが素晴らしい!左右上下、一回転と暴れるヘリの中でのアクションは必見!
 
 

 今回は時間が148分という事で他の映画と比べてもかなり時間をゆっくり使ったり、贅沢な使い方をしていました。
 また、ストーリーが詰め込みすぎにならなかったのも良点だったと思います。
 
 これが特に感じられたのが「スペクターの会合」シーン。スペクター幹部が集まって集会を開くわけですが、悪(ヴァラン)っぽいというか、「The悪の組織」といった雰囲気が漂う最高のシーンでした!
 
 

 007のテーマ音楽最高!
 これがオープニング、エンディングで流れるのが楽しみだったし、本当に嬉しかった!
昔の名作は音楽も名作ですよね!

 
 
あと、エンドロールの後にさらっと重大発表をしてますよ(笑)
 多分、しっかりと注意して見ていないと分からないと思います。
 
 
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[注意]以下ネタバレ&悪点
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 う〜ん…どうもスペクターが難しかった…。
 というのも自分も悪いのですがどうも過去に出てきた幹部、人物の名前が抜けていて…。
 これはしっかりと知っておいたほうが良いかもしれません!
 
 あと、もっとスペクター感を出しても良かったです。「スペクター=悪の組織≒ボンドの敵」という構図を極端に?描いても良かったかな?と。
 手下や部下とは戦うし、幹部とも戦いますがもっと大々的なバトルに発展しても良かったのでは?
 
 
 

 今回、ボンドガールはもっとセクシーで良かったです。
 そもそも、50歳のボンドガールって?(笑)

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