2015年9月20日
【評価:4.6/5.0】
【一言】
小さくなったからこそ描けた新しいアクションが最高!
【STORY】
難攻不落と言われたセキュリティを破り盗みを働いたために逮捕されたスコット・ラング。
釈放された後に一人の博士によってヒーローになることになる。
彼は物体の大きさを変える「ピム粒子」を発見したピム博士であり、その力を利用して過去にはヒーローとして活躍していた。
彼からの依頼はこの技術が悪に渡るのを阻止するというものだった。果たしてラングは技術を守り、世界を救えるのか!?
【詳細】
監督:ペイトン・リード
製作:Marvel Studios
上映時間:117分
日本公開:2015年9月19日
出演:ポール・ラッド, エヴァンジェリン・リリー and more.
【感想】
★
勢いが激しさを増しているアメコミ。今回はスーツを着ると身体が縮むヒーロー『アントマン』!
身体が縮んたからこそ出来るアクションや、描けるシーンが多くてそれを凄く楽しめました!
勢いが激しさを増しているアメコミ。今回はスーツを着ると身体が縮むヒーロー『アントマン』!
身体が縮んたからこそ出来るアクションや、描けるシーンが多くてそれを凄く楽しめました!
今回はいつものヒーローとは少し違います。自ら力を望んだり、俺様気取りで威張っているんではなくて、コメディ要素の強い人間味の溢れるヒーローなので映画全体の角が少ないというか…観やすかったです。
もうアメコミ映画のレビューではいつも書いていますが…(笑)
やっぱり映像が綺麗です!CGや3D効果を最大限に活かしていますよ!
やっぱり映像が綺麗です!CGや3D効果を最大限に活かしていますよ!
これまたアメコミ映画ではもうお馴染みですが、MCUの中で他の作品のキャラクターが出てきたり、ワードや映像が挿入されていたりと過去の作品を観ているからこそ楽しめる演出が多くて良かったです!
★
今作の見どころの1つは何と言ってもアクションシーンです!
予告編や本編映像からもわかる通りいつもと違った視点と違う舞台で戦うので新鮮です!
今作の見どころの1つは何と言ってもアクションシーンです!
予告編や本編映像からもわかる通りいつもと違った視点と違う舞台で戦うので新鮮です!
戦っているうちにiPhoneのボタンを押してSiriが起動したり、機関車トーマスにひかれたり…。
小さくなったから敵の銃身の上を走ったり、鍵穴を通り抜けたりとただ殴る撃つのアクションではなく、少しひねったアクションが楽しめます!
小さくなったから敵の銃身の上を走ったり、鍵穴を通り抜けたりとただ殴る撃つのアクションではなく、少しひねったアクションが楽しめます!
★
アメコミヒーローというと
「アイアンマン」や「バットマン」、「キャプテンアメリカ」のように自ら望んで力を手に入れたキャラ。
「トニー・スターク」や「ソー」のように自分の力を俺様気取りで自画自賛して調子に乗っているキャラ。
が比較的多いと思います。
アメコミヒーローというと
「アイアンマン」や「バットマン」、「キャプテンアメリカ」のように自ら望んで力を手に入れたキャラ。
「トニー・スターク」や「ソー」のように自分の力を俺様気取りで自画自賛して調子に乗っているキャラ。
が比較的多いと思います。
しかし「アントマン」は人間味の溢れる愉快なキャラです。
セリフや仲間はアメコミ映画よりコメディ映画に近かったです。
ヒーローになった理由も過去から足を洗って自分の子供に会うため。
セリフや仲間はアメコミ映画よりコメディ映画に近かったです。
ヒーローになった理由も過去から足を洗って自分の子供に会うため。
●
コメディ要素が強いって言いましたよね。コメディと言っても自分が苦手な下ネタ連発の下品なものではなくて、「ナイトミュージアム」のノリに近いです。
コメディ要素が強いって言いましたよね。コメディと言っても自分が苦手な下ネタ連発の下品なものではなくて、「ナイトミュージアム」のノリに近いです。
あ、「ナイトミュージアム」ってかなり良い例えかもしれません!(自分で言うか!)
セリフの感じも似ていましたし、全体的な雰囲気も近いものがありました。
あとは、「ナイトミュージアム」にフィギュアコンビが出てきますよね?(カウボーイとローマ兵の。) バトルをしていたり、冒険をしている時のあの2人の視点が今作の「アントマン」ととてもよく似ていました!
セリフの感じも似ていましたし、全体的な雰囲気も近いものがありました。
あとは、「ナイトミュージアム」にフィギュアコンビが出てきますよね?(カウボーイとローマ兵の。) バトルをしていたり、冒険をしている時のあの2人の視点が今作の「アントマン」ととてもよく似ていました!
●
ストーリー展開も詰まることなくサラサラと流れていて分かりやすかったです。
ただ、欲を言うとラングがヒーローになっる理由をもう少し早い時点で語って欲しかったです。
ストーリー展開も詰まることなくサラサラと流れていて分かりやすかったです。
ただ、欲を言うとラングがヒーローになっる理由をもう少し早い時点で語って欲しかったです。
あとは、仲間のアリ達がもう少し前面に出てきても良かったかもしれません。
●
映像、綺麗でしたよ〜! やっぱりアメコミ映画はマンガを映像化しているだけあってCGや3Dが綺麗です。
今回は大量のアリや、ガラス片などが細かくて良かったです。
映像、綺麗でしたよ〜! やっぱりアメコミ映画はマンガを映像化しているだけあってCGや3Dが綺麗です。
今回は大量のアリや、ガラス片などが細かくて良かったです。
★
今回もMARVEL作品とのコラボ?は健在! こういうのがあると過去作を観ている人にとっては嬉しいですよね。
今回もMARVEL作品とのコラボ?は健在! こういうのがあると過去作を観ている人にとっては嬉しいですよね。
一番大きなコラボはアントマンがあるファルコンとガチバトルをするシーンです。(公式サイトでも言及されているので名前を出しちゃいました)
一見勝ち目がないように見えますが良い勝負でしたよ! (気になる方は一番下の動画をチェック!)
一見勝ち目がないように見えますが良い勝負でしたよ! (気になる方は一番下の動画をチェック!)
あとは今夏に公開された「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」についてのネタがいくつかありました。これは記憶が鮮明なだけに嬉しかったです!
また、見たことがあるキャラがちょくちょく出てきてました。
また、見たことがあるキャラがちょくちょく出てきてました。
冒頭に出てきた年配の男女も他の作品に出ていますよ!(意外と大きなキャラで。)
今回もMARVELのあの大物がカメオ出演!
それから知らないところでもMARVELのMCUが広がっていました!
ラングが逮捕されたというニュースをネット上の架空サイト「WHIHワールドニュース」を立ち上げて放映していたんです!
しかも、このニュースのレポーターも過去映画に出ています!
WHIHワールドニュース
ラングが逮捕されたというニュースをネット上の架空サイト「WHIHワールドニュース」を立ち上げて放映していたんです!
しかも、このニュースのレポーターも過去映画に出ています!
WHIHワールドニュース
そしてお約束。
スタッフクレジットの後にはおまけ映像がついているので“絶対”に最後まで(シアターの明かりがつくまで)観ていてください!
次に繋がる超重要なシーンがありますから!!
スタッフクレジットの後にはおまけ映像がついているので“絶対”に最後まで(シアターの明かりがつくまで)観ていてください!
次に繋がる超重要なシーンがありますから!!