2/16日体験
VR ZONE SHINJUKUにて、『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』をやってきました!!
今回体験したVRゲームが『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』です…………..名前が長いので、とりあえず省略して以降は『攻殻機動隊ASH』と書いていきます。
【一言】
『攻殻機動隊』と相性抜群のVR×FPS×サバイバルゲームの本物のような仮想ガンゲーム!
凝った設定と違和感の無い操作性、そしてリアルタイムで進行する戦況と人間相手の“本物さ”、複数プレイヤーが同じ仮想世界を共有する素晴らしく面白いゲーム体験!!
凄い体験ができる一方で、課題や改善点なども感じました……….とりあえず高ぇよ..
【目次】
アクティビティの概要
攻殻機動隊ARISE Stealth Houndsって?
プロモーション動画
ゲームは昨今で話題になっている仮想現実「VR」を使ったゲームで、プレイヤーはVRゴーグルの他に身体の動きを検出するセンサーや、背中に背負うバックパックPCのなどを装着します。
内容は、『攻殻機動隊』の主人公である草薙素子少佐の下で特殊部隊員ルーキとしてテロリスト制圧戦に投入されるというもの。
手に持った拳銃で敵を殲滅していったり、中盤に出現するアタッシュケースをハッキングして情報を奪取したりするミッションが課せられます。
草薙素子役の坂本真綾さん録り下ろしのゲーム説明や、プレイ中に「光学迷彩」が使用できたりと『攻殻機動隊』の世界観を見事にゲームに持ち込んだものになっています。
プレイ中の一人称視点動画
簡単なゲームルール
・フィールドは20×12m
・プレイ人数は最大で8人で、α/Ωの2チーム対戦
・走ったり、小走りはペナルティとして復活時間が加算される
・情報奪取や敵キルでポイント加算、ヘッドショットで増加
・敵は銃弾を体に3発/頭に1発で倒せる
・プレイヤー同士が近づきすぎると、警告が出る
・壁を抜けたり、フィールド外へ出そうな場合は警告が出る
体験について
・体験は事前にネットから予約が必要 (一応、当日券あり)
・料金は、入場料800円に加えて別途体験料2,800円の計3,600円
VR ZONE SHINJUKUって?
2017年夏に新宿にオープンした、最新のVRゲームを楽しむ事ができるアミューズメント施設です。
2016年、東京お台場。
「最先端のVR技術」と「独自の体感マシン」で未だかつてない圧倒的な没入感と現実感を生み出し、3万7千人の体験者を驚愕と熱狂の渦に巻き込んだ、VRエンターテインメント施設「VR ZONE Project i Can」が、ついに復活です!今度の会場は、新宿ど真ん中の巨大専用施設「VR ZONE SHINJUKU」。
アナタの夢や好奇心を叶える「驚愕のホンモノ体験」を新たにタップリ用意して、いくつもいくつも詰め込みました。思わず身体が反応し、びっくりするほど大きな叫び声や歓声を上げてしまう。
そんな非日常体験で気の合う仲間と思いっきり羽目を外してみませんか?待っているのは、全てが一生に一度クラスのレア体験。心の準備はいいですか?
さあ、取り乱せ。
(公式サイトより・一部改変)
紹介動画
『攻殻機動隊ASH』感想
この『攻殻機動隊ASH』、前から知っていて気になっていたんですが、ようやく体験することが出来ました!!
VRの凄さと楽しさ!
やっぱりVRって凄いですね!!
私は2回ほどVR体験はしてるのですが、今回はこれまでのとはベクトルが違う凄さと、また比べ物にならないくらい面白かったです。
どう凄かったというと、「よりゲームっぽくて、でも本物みたい」という感じですかね。
まずは「よりゲームらしく」。
今回のVRゲームはFPSとサバイバルゲームをかけ合わせたような感じでした。
「FPS」という部分では、まぁプレイヤーが自分自身ですから文字通りの一人称視点ということになりますので、典型的なFPSゲームという印象でした。
利き手(右側)の部分に手と銃が見えて、構える動作ももちろん反映されます。
そして「サバゲー」というのは、実際に身体を動かして戦うからです。遮蔽物に身を隠したり、こっそり様子を窺ったり。すり足で動いたり常に周囲を警戒したり。
で、このゲームの良いとこ取りみたいな素晴らしい構成のおかげで、ゲームとして本当に楽しかったです。「コール・オブ・デューティー」のようなFPSに入り込んだようでした。
そして、「共有」ですね。
この『攻殻機動隊ASH』は対戦型ゲームなんですよ。これまでのVR作品と違って敵や味方といった“相手”がいて、その相手も自分と同じ仮想空間でゲームをプレイしている。
しかも、相手の姿が視認できる事はもちろん、会話して意思疎通をして作戦を立てたり、敵の様子を言葉や身振りで伝えたり出来ます。
何が言いたいかというと、同じ世界を共有できる相手が居ると、より一段と“リアル”な感じがしてくるんです。ゲーム体験が、より本物に感じた理由の一つなんだろうと思いました。
あの、VRをゲームは何度か体験しているので細かな感動は書かなかったですが、実際には存在しない「壁」をあると感じたり、目の前の景色が本物の戦場に変わったりというVRならではの感動ももちろんありましたよ。
その感想はこの記事から
『攻殻』の世界観に合致!
今回、わざわざ私が体験しに行ったのは、『攻殻機動隊』とのコラボだったからです。そして、それは見事に正解でした!!
あ、もちろん『攻殻』知らない人でも楽しめる内容・ゲームでしたよ!
まず、VRというか、最新技術で仮想世界に入るって時点でなんとなく『攻殻機動隊』っぽいですよね。
まぁ、どちらかと言えば『ソードアート・オンライン』のほうが近いんですけど(笑)
(一応、以前にIBMがプロモーションでやっていたんですよ。)
で、1番はゲーム設定が『攻殻』の世界観だった事が良かったです。
まず、仮想世界内で戦う事については「義体を操って戦う」という設定。この時点で容姿の変化や痛覚の無さがなんの疑問もなく受け入れられますよね。
そして、最も凄いと思ったのはキルされた後のリスポーン(復活)に関して。
説明の時に「リスポーン」として説明するのではなく、「義体交換」とし、テロリストである敵は「ゴーストハックで蘇る」と説明が。
本当に、上手く考えたと思いましたよ。
ゲームプレイ自体は他のFPSと大差無かったですが、やはり生で、この身体で「光学迷彩」を体験する事が出来たのはかなり嬉しかったです。
また、画面に現れる指示が『攻殻』に登場するプレート型だったりと細かい部分も凝っていて良いです。
まぁ、私は少佐のパーツとして、駒として部隊に参加できるだけでも光栄ですから。
ゲーム内容
ゲームの主な内容は前述したように、敵を倒したり、ハッキングで情報を奪取したりしてポイントを稼いでいき、最終的に多いチームが勝ちとなります。
1つずつ感想を書いて、最後に結果を書こうと思います。
ゲーム開始後しばらくは銃で敵プレイヤーを倒すところから。
敵の視認性や銃の操作性などはとくに大きな問題は無かったです。逆に、敵味方が色分けされていたり、プレイヤーの名前が頭上に表示されるのでサバゲーよりも分かりやすかったです。
それから、敵が人間なんですよ。だからTVゲームと違って的が大きく感じるので、ヘッドショットとかが簡単に感じました。
ハッキングは、ゲーム中盤にフィールド内のどこかに出現するアタッシュケースを探し出して、その上に手を一定時間かざすことでハッキングが成功する仕組みです。
ハッキング中はその場から離れられないので無防備になったり、周囲の状況が把握出来なかたりするので、仲間との連携が大切です。また、ハッキングしている敵を倒すのも楽で良い手です。
リスポーンについて。
敵に倒されるとリスポーン指示が現れます。付近の「リスポーン地点」を探してそこにたどり着けばすぐに復活出来ますが、ゲーム中に違反などをしてしまうと復活時間が長くなるルールです。
サバゲーをやった事があるから、リスポーン地点に行くまでの移動は無意識のうちに両手を上げた降参の格好でした(笑)
ゲーム結果&プレイヤー
体験した回は参加者が丁度4人だったので2vs2で戦いました。私は「αチーム」に振り分けられて名前は『アラ』に。
そして、勝負の結果は…………勝ちました!!
各回のバトル結果と個々人のリザルトはWebから確認出来ます。
私個人の結果としてはキル数が11、デス数が10なのでキルレシオは1.1です。ランクは「B」でした。
ただ、言い訳をさせてもらえば、今回は敵の人数が2人なんですよ。数が多ければ倒せる確率も上がるでしょうから、もっと得点高いと思います…….。
一緒にプレイした方のことも少し書いておきます。
今回は私を含めた日本人2人、そして外国人2人の合計4人でプレイ。チームは日本語vs英語で分かれました。
やっぱり、外国人がいるといいですね。テンションが高いから気分も乗ってくるし、ゲーム中に英語での叫び声が聞こえてくるとより雰囲気増します。
1つ文句を言わせてもらえば、私とペアを組んだ日本人の方が下手すぎて……。ちょっとFPSには向かないのかなぁ~と。
名前は短い方がゲーム中呼びやすいと思うのに長いし、準備が遅いから体験時間が削られるし、会話でのやり取りも若干微妙でしたし……..。
ゲームの不満点!!
まず、高い!!!!
だって30分で3,600円ですよ? しかもその時間全部がゲームプレイ時間じゃなくて、説明や装備準備に15分くらい割かれるから、実際のプレイ時間はもっと短いんですよ。
それから、ゲームとしてのクオリティはまだまだ上げていく必要があると感じました。
例えば、互いに近づきすぎると危ないので警告が出ます。でも、こうなると隠れたりすることが難しくなってしまうんですよね。また、光学迷彩で透明になっても無意味になってしまうかもしれません。
それから、リスポーンも。
フィールドが狭いので、敵のリスポーンを待ち構えていると、復活後数秒は無敵状態でも簡単に倒せてしまうんですよ。ここは改善の余地ありですね。
仮想世界のビジュアルは最初は違和感を感じますが、いざプレイを始めるとそれどころではないので、あまり気にならなかったです。
あと要望としては、自分のプレイ動画を公開してくれたら嬉しいと思いました。あとから見返したくても、結果しか見れないのは勿体無いです。
以上で、今回の『攻殻機動隊ASH』の感想を終わります!
長々と書きましたが、要するに「楽しかったし、凄かったです」。
VR関連の記事を紹介しておきます。
VR ZONE SHINJUKUでは他にもアトラクションが沢山あるのですが、今回は時間と予算の都合でプレイ出来ませんでした。 また今度、ぜひ行きたいと思います!!
詳しいアクティビティは公式サイトから!
帰り際、アンケートに回答したら非売品のお土産を貰えました!
パックマンが描かれた可愛いポストイットです。
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!!