2016年1月19日
【評価:4.5/5.0】
【一言】
曲芸なんかじゃなく間違いなく芸術。
そして驚きの映像美。
曲芸なんかじゃなく間違いなく芸術。
そして驚きの映像美。
『地上411メートル/ワイヤー幅2.2センチ』
ザ・ウォーク
(原題:The Walk)
【STORY】
1974年8月7日、110階建てのワールドトレードセンター(WTC)の屋上。
地上411mのツインタワーの間に無許可で張られた幅2.2cmのワイヤー。
命綱無しでこのワイヤーを渡ろうとするのは仏の曲芸士フィリップ・プティ。
彼の無謀なる挑戦を描いた伝記映画。
彼の行為は犯罪か?芸術か?
彼の行為は犯罪か?芸術か?
【詳細】
監督:ロバート・ゼメキス
原作: 「マン・オン・ワイヤー」
上映時間:123分
日本公開:2016年1月23日
HP:
【感想】
※ネタバレ無し
★
本作品、試写会が当たったので一足お先に鑑賞です。
まだ公開前なのでネタバレはなしです。
本作品、試写会が当たったので一足お先に鑑賞です。
まだ公開前なのでネタバレはなしです。
まず何より圧倒的な映像美。
久々に3D映像で心の底から満足のゆく映像を観させてもらいました。
久々に3D映像で心の底から満足のゆく映像を観させてもらいました。
そしてWTC間の綱渡り。
予告で『その一歩は犯罪か?芸術か?』というフレーズがありましたが、自分は間違いなく“芸術”だと思いました。
予告で『その一歩は犯罪か?芸術か?』というフレーズがありましたが、自分は間違いなく“芸術”だと思いました。
今回、ドキュメンタリー映画として非常に見やすかったし、分かりやすかったです。
展開がスムーズでテンポが良いし、何よりも進め方にちょっとした工夫(?)があって良かったです。
展開がスムーズでテンポが良いし、何よりも進め方にちょっとした工夫(?)があって良かったです。
これを本当に、現実で成功させたんですから凄いですね。
映画の最後、上を見上げる人々の賞賛の拍手に感動です。
★
この作品、まず挙げるべきは“圧倒的な映像美”でしょう。
最初から最後まで、細部に至るまでどの部分もめちゃくちゃ綺麗でした!
この作品、まず挙げるべきは“圧倒的な映像美”でしょう。
最初から最後まで、細部に至るまでどの部分もめちゃくちゃ綺麗でした!
なんというか…鮮やか(?)というか、とにかく綺麗なんです。
都会の人々とか、ビルとか、木とか……。
都会の人々とか、ビルとか、木とか……。
そして3D。この綺麗な映像に加えて、3Dも完璧。久々に満足のゆくクオリティの高い3Dを楽しみました。
アメコミとか、アクションとは違う作品としてのドラマとしての完成度の高い3Dでした。
★
本作の目玉シーンとなる『WTC間の綱渡り』。
本作の目玉シーンとなる『WTC間の綱渡り』。
とにかく“凄かった”です。
いやいやあの緊張感。特に最初の一歩を踏み出す時のドキドキ感とワクワク感。映画に入り込んで、主人公と一緒に楽しみました!
あの細いワイヤーを歩く…。本当に凄いですね。
本当はここでもっともっと話したいし、書きたいし、語りたいんですが…ネタバレになっちゃうので。
★
今作、ドキュメンタリー又は伝記映画として素晴らしい出来だったと思います。
全く飽きないし、むしろ彼の物語に惹き込まれました。
今作、ドキュメンタリー又は伝記映画として素晴らしい出来だったと思います。
全く飽きないし、むしろ彼の物語に惹き込まれました。
そもそも作り方が良いですね。グダグダとしたやり取りとか、どうでもいいようなシーンや無駄な自慢話とかが無くて見やすかったです。
また、構成として「本人が語る&回想する」という方法をとっていたのも個人的にはポイント高いです。(自分の好きな手法なので。)
でも、第一は彼(フィリップ)の人生が素晴らしいということですかね?
劇中で言っていましたが『綱を渡るということは“死”ではない。僕にとっては“生”なんだ。』と。
劇中で言っていましたが『綱を渡るということは“死”ではない。僕にとっては“生”なんだ。』と。
★
映画の最後、ビルの間に渡されたワイヤーとそれを渡るフィリップを見上げていた人達が賞賛の拍手を送りました。
そのシーンにとても感動!
映画の最後、ビルの間に渡されたワイヤーとそれを渡るフィリップを見上げていた人達が賞賛の拍手を送りました。
そのシーンにとても感動!
●
それから、ワイヤーを渡るシーンで流れた音楽。気に入りました!
それから、ワイヤーを渡るシーンで流れた音楽。気に入りました!
特に一曲はもはや芸術と示唆しているのでは…?