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【展示会】ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展from1989

2015年8月2日訪問

ニッポンのアニメ*マンガ*ゲーム展 from1989
『こちらから見る、そちらの世界』

 
【一言】

アニメ,ゲームの時の流れ、技術の発達を体感した気がします!
そして、改めて面白さを、楽しさを実感しました!

 
【Twitter】

 

 

 

 

概要&作品紹介

 

 1989年とは手塚治虫が亡くなった年、そして昭和から平成へと変わった年。
 8つのテーマ分けてニッポンのマンガ、アニメ、ゲームが展示されています。

1:現代のヒーロー&ヒロイン
2:テクノロジーが描く「リアリティー」―作品世界と視覚表現
3:ネット社会が生み出したもの
4:出会う、集まる―「場」としてのゲーム
5:キャラクターが生きる=「世界」
6:交差する「日常」と「非日常」
7:現実とのリンク
8:作り手のの「手業」

 手塚治虫が亡くなった平成元(1989)年から現在までのおよそ25年間、わたしたちは幾度かの震災を経験し、コミュニケーションの形はインターネットの広がりやスマートフォンの登場によって大きく変化しました。そして、デジタル技術の発達は映像表現や作品制作の在り方などを変化させました。
 時を経て変わったもの、時を超えて受け継がれているもの・・・、この四半世紀の間に制作された数多くのマンガ、アニメ、ゲー厶から8つのテーマ沿って概観します。
公式パンフレット

ホームページから鑑賞ガイドブックや作品リストをダウンロードできます!

公式サイト:こちら
鑑賞ガイドブック:PDF
作品リスト:PDF
文化庁メディア芸術データベース:こちら
日本アニメ(ーター)見本市:こちら

 

 

 

 

展覧会の感想

 

マンガ、アニメ、ゲーム=MAGと略します!
 とにかく楽しかったです!

 ニッポンのMAGがひとつの展示場に集まって、個々に主張しながらも大きな一つの流れを作っているこの展示にはワクワクとニヤニヤが止まりません!

イラストやボード説明によって直感的に鑑賞できたり、映像によって思い出したり、原画を見て繊細さに驚いたり。ゲームの映像を見比べて感心したり、最新のゲームを体験したり。……ただの展示ではなく楽しんで観ることのできる展覧会です!

 特にゲームの展示ではPSシリーズやファミコンの各機種と映像比較があり、グラフィックやゲーム自体の変化に驚きました。 また、実際にコントローラーを持ってプレイができました! 最新のVRヘッドセットをつけて拡張現実空間を体験しました!

 安心してください。「ラブライブ!」はありませんでした。(笑)

 これには是非皆さんにも来て欲しいです!アニメは知らなくてもゲームなら、マンガは知らないけどアニメなら。と何かしら知っている作品に出会うはずです! (高校生以下は無料ですし。)

 

 

 

 

展示の紹介と感想

 

プロローグ

 

まず会場に入って最初に目に入るのが大きな年表。年表を見ていると知っている作品が意外と昔のものだったり、現在テレビ放送されている作品が記載されていたりと自分と年表に何かしら繋がりを見つけられるはずです!

そしていよいよ各テーマに沿った展示が……!!

 

 

 

1章:現代のヒーロー&ヒロイン

 

 誰もが知っているMAGの作品、キャラクターが並んでいました。立ち並ぶボード1枚につき1作品。作品の説明、内容、映像や原画、大きなキャラクターのイラストが3面のボード各面に描かれています。

 昔のから現代の作品まで。やっぱり自分が知っている作品、好きな作品のボードの前では立ち止まってじっくりと眺めてしまいます! このボード、欲しいです… 🙂

 格好いい「七つの大罪」のメリオダス。
 見た目は子供、頭脳は大人「名探偵コナン」の江戸川コナン。
 魔女と戦い絶望に立ち向かう可愛らしい「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどか。
 聖杯戦争に巻き込まれたクールな「Fate」の衛宮切嗣。

 そしてゲームでは30周年を迎えたキーカラーが赤の超人気キャラ「スーパーマリオブラザーズ」のマリオが! 
 「スーパーマリオブラザーズ」から最新のゲームまでがカセットやソフト、イラストとともにガラスケースの中に。………岩田社長、亡くなってしまいましたね…

 

 

 

2章:テクノロジーが描く「リアリティー」

 

 ここでは時代の最新技術を駆使して制作されたMAGの作品たちが。このブースには特に時間をかけて観ましたよ!(好きな作品が多かったので。)

 まず足を止めたのはやっぱり「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と「イノセンス(攻殻機動隊)」の展示です。これはまさにテーマにピッタリです! あんなに前に発表された作品なのにここまでのリアリティと現代にも起こっている社会問題を描いているのは凄いと思います。
 原画も展示してあって都市の風景や機械部分の描写の細かさに改めておどろきました!
で、そのブースで流れていた映像が以前YouTubeにアップされていたものなので載せておきます。

 他にも「イヴの時間」、「ソードアート・オンライン」、「アップシールド」、「シドニアの騎士」、「サマーウォーズ」など好きな作品が並んでいて嬉しかったです!

 次に目を引いたのは「プレイステーションの歴史」という展示。PSからPSVita、PS4までの全機種が並べられて液晶画面にゲームの映像が映し出されていました。やっぱりPS4は綺麗ですね〜。でも、PSもよくここまでのものを作りましたよね。見比べるとハッキリと分かって良いです。

「バイオハザード」のゾンビのリアルなビジュアルが並べられてびっくり。でも肉の剥がれ落ちた部分とか、骨が露出している部分とかゲームをしていると暗くて分からないような細かいところまで見られて良かったです。 コントローラーが置いてありプレイすることもできました!

他にも「メタルギア」や「ファイナルファンタジー」が。

 

 

 

3章:ネット社会が生み出したもの

 

 個人制作した作品がネットで評判となり劇場公開にまで登り詰めた新海誠の「ほしのこえ」。この作品は映像の綺麗さと物語の切なさが大好きです!

 「メカクシティアクターズ」や「東方Project」は有名ですね。

 展示の中に「#denkimeter」というモバイルゲームがありちょっと興味を惹かれました。自宅の“電気メーター”から分かる電気の使用料を競うというものらしいです。

あとは「コロニーな生活」という位置じょうほうを用いたゲーム。現在Ingressにハマっているので気になります!

 

 

 

4章:出会う、集まる―「場」としてのゲーム

 

  「ドラゴンクエスト」、「モンスターハンター」、「ファイナルファンタジー」と人気作がずらり。 確かに一人でプレイするのも楽しいけれども、テレビの前に集まったり、ネットを介して繋がったりして皆でプライすることが出来るほうが楽しいですよ!

 残念ながら上記のゲームは1つもプレイしたことがなく「ほぉ〜。へぇ〜。」と眺めただけなので詳しい感想は書けないのですが、周りでは真剣に見入っている人もいたのでやっぱり他の展示と同じように良いものなのでしょう!

 ここでの目玉展示は「ファミリーコンピュータの歴史」です。 任天堂のファミコンからDS,WiiUまでの本体と代表ゲームがズラリ。任天堂が常に先頭に立って走ってきたのが分かります!
 本体の形とかから懐かしさが湧き上がってきます!

 それから「ポケモンの歴史」。これもパッケージとともに最初に選ぶポケモン3体のイラストが展示してありました。(ポケモン好きの知人を思い出してクスッと笑いました…)

 『みんなが集まる』といえばゲームセンター。ワイワイガヤガヤ出来るのはやっぱりゲームセンターならでは。展示会場に「太鼓の達人」がおいてあって、しかも、プレイが
 出来てビックリ! 音ゲーの「DanceEvolution」も置いてありました。

 また、VRヘッドセットが置いてあり最新の拡張現実空間を体験することも出来ました!

 

 

 

5章:キャラクターが生きる=「世界」

 

 代表はなんと言っても「初音ミク」じゃないですか?思ったよりブースは小さかったですがライブの映像が流れていました!

 あとは「THE IDOLM@STER」。ズラッと並んだ大勢のメンバーたちの顔。いわゆる2.5次元ってやつですね。このシリーズは今年放送された「シンデレラガールズ」しか見ていないんですよね…。とりあえず劇場版を観ますかね。

 「アイカツ!」のブースが異様でした… :-O
 壁一面にアイカツ!のカードが並べてあり、ゲーム機も設置してありました。これも見ていないし、プレイしたこともないのでよく分からないんですけどね。

 他には「けいおん!」のパネルが置いてあったりましたね。このアニメも現実に大きな影響を残しましたね。なんでも中高生が軽音楽部に加入する率が高まったとか。

 

 

 

6章:交差する「日常」と「非日常」

 

  壁に26枚の液晶モニターが。そしてそこには「新世紀エヴァンゲリオン」の一話一話が映し出されていました。真っ黒な壁にモニターと各話のタイトルが。 25分のアニメを最初から流しているので見たいシーンはなかなか見れませんでしたが…ヤシマ作戦だけ見ました!

 エヴァは好きな作品の1つなんですがもう少し「日常」とリンクした展示でも良かったのかな?と。
 エヴァの中で使徒が襲来したのがちょうど2015年なのでもう少し大きく展示していると思ったんですけどね…。

 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」はまさに「日常」と「非日常」の融合ですね。聖地巡礼や市、企業とのコラボをしていると説明があり、これこそ良い融合の形だと思います!

 

 

 

7章:現実とのリンク

 

 ここは展示作品約40作品すべてがマンガで、しかも少女マンガや恋愛マンガなどが多く、そもそもマンガを読まない自分にとっては正直、興味の薄いブースでした。……なのでアニメで見た作品の説明と原画などを見てサラッと流してしまいました…。

 1つ確実に言えるのは「ジョジョの奇妙な冒険」は絵が苦手だということです!

 

 

 

8章:作り手の「手業」

 

 「GANTZ」の原画。これの細かさは異常なほどです!こんなのを描くと考えると気が遠くなりそうです。一つ一つの細かい線。本当に、どうやって描いているのかすら分からないほどです。

そして今話題になっている「日本アニメ(ーター)見本市」。新人クリエイターから会社をあげてのプロジェクトなど様々な種類のショートフィルムを公開しているサイトです。 特に「エヴァンゲリオン」の新作アニメーションが話題を呼びました。
 一応、自分もチェックしているんですが作品の好き嫌いは大きいです。

 最新のゲームではカーゲームの「グランツーリスモ6」。車やバイクなどの計測はスキャナーだけでなく実際に測ってより本物に近づけているんですね。そしてより驚きなのはレース場やコースも計測してゲームを作り上げているんだとか。メイキングの映像とゲーム映像がありましたがめっちゃリアルで、綺麗でした!

 最後を飾るのは手塚治虫の「メトロポリス」。手塚治虫の死後、時代や分野を超えたプロたちが集まって映像化した作品。“ヒゲおやじ”など有名なキャラクターが設置されたモニターに映る映像に出てきていて嬉しかったです!

 

 

 


 

 

 

 最後まで読んでくださり、
 本当にありがとうございました!!

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