2018年夏の旅行の感想パート4、乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰登山です!
8月11日から8月15日まで、旅行で金沢市や世界遺産の白川郷、そして乗鞍岳登山と上高地散策をしてきました!
今回はその感想というか、フォトアルバム的な感じで何回かに分けてブログ記事を書いていきます。
全体的な旅行の流れは以下のツイートの感じです!
3泊5日の旅行、遂に終了です!
0日目:夜22:00に出発
1日目:乗鞍岳(濃霧で断念)/白川郷
2日目:金沢市観光
3日目:乗鞍岳(再チャレンジ)
4日目:上高地渋滞や豪雨などからタイミング良く避けられました。
移動が半端なく長かったですが、天候にも比較的恵まれ、登山に観光と充実した旅行でした! pic.twitter.com/dtcqxiKHmA
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2018年8月15日
【目次】
乗鞍岳の紹介
初心者でも3,000m級の山に登れるという、乗鞍岳の概要というか紹介です。
乗鞍岳は一言で表現すると「大自然と親しみやすい山」。
3000m級の登山に比較的容易に挑戦でき、子供や女性でも楽しめる岳人入門の山として人気です。日本百名山のひとつ乗鞍岳は、北アルプス(飛騨山脈)の南端に位置し、剣ヶ峰(3026m)を最高峰に、23の峰と7つの湖、8つの平原からなる中部エリアを代表する名山です。
初心者や上級者まで楽しめる、数々の登山コースの他、お花畑散策道、ご来光、星見など、自然の楽しみ方も盛り沢山!(乗鞍岳公式サイトより)
「3分でわかる! 乗鞍岳のイイとこ、楽しいこと!」(リンク)というのがあったので、スクショですが貼っておきます。
関連リンク
・飛騨乗鞍観光協会(リンク)
・乗鞍岳│乗鞍スカイライン(リンク)
・高山市観光サイト(リンク)
乗鞍岳の登山感想
“ご来光”に期待するも、悪天候で断念
乗鞍岳を構成する山の一つ「大黒山」でご来光を見ようというのが1日目でした。
結論から言うと、見事なまでに霧か雲かが立ち込めて近いホワイトアウト状態に。結局、ご来光どころか青空すら仰げなそうだったので、早々に下山しました。
夜の3:00に駐車場に乗用車を置き、そこからはバスで移動です。
とにかく星が本当に綺麗で、「人って星を見て本当に感動するんだぁ~」と思いました。
また、バスの運転手さんの運転がとても上手く、全く酔いませんでした!
AM:3:00、長野県にある、とある山の駐車場にいます。
標高は1,200mくらい、天候は晴れ。
星が本当に綺麗で、天の川や星座、流れ星などがとにかく大きく明るく見えます。
満天の星空を見て、本当に心から感動しました。
(一応スマホで撮ったけど、これは肉眼で見ないと分からない…) pic.twitter.com/G8w73bsk6V
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2018年8月11日
そんな訳でバスで揺られること40分、そしてバスから降りて驚くわけです。
霧が立ち込めていて、しかもこのクソ暑い夏とは違って超寒い! ヘッドライトを付けてとりあえず歩き出しました。
結局、考えた末、夜明けに天気が回復する事を願いつつ登山をすることにしました。他にも登山者はいっぱいいたので暗闇、霧の中でもそこまで心配するほどの事はありませんでした。
大黒山は簡単な山なので、コース的にもムリせず登れる山なのです。
山頂にたどり着くも、低い気温、立ち込める霧による高い湿度、そして追い打ちっをかけるように体温を奪うのが、吹き付ける強風。
誰もが、山頂に設けられた小屋に避難していました。
そして、徐々に辺りがほの明るくなってくるも天候が回復する兆しは見れず。
日の出時間になっても、太陽の「た」の字も見えないので諦めて下山。
その後、バス停留所辺りを散策したり、「お花畑」と呼ばれる高原植物の見られる遊歩道を歩いたりしましたが、やはし視界は最悪。
残念な1日目でした。
「剣ヶ峰」登山①:畳平~肩の小屋
実は、乗鞍岳は1日だけの予定だったのですが、悪天候で諦め、「さすがにこれでは帰れない、勿体無い」と金沢旅行をしたあとで、再びチャレンジすることにしたのです!
再チャレンジの日、11:00の時点では「天候:曇り、視界:一部不良」という状況。
ただ、山上に上がって話を聞いてみると、私が訪れた日から後ろ3日は天候最悪だったそう。なので、運がいい方です。
まず、剣ヶ峰の情報だけ引用ですけが貼っておきます。
乗鞍岳の主峰。日本百名山のひとつでもあり、標高3026mは日本で19番目。
山頂からは槍ヶ岳や穂高岳などの北アルプス連峰が一望できるほか、東側には八ヶ岳、南東側には南アルプスと中央アルプスが望め、快晴時には、富士山(山頂部分のみ)まで見渡せることもある!
いわゆる、剣ヶ峰は日本の山の標高ベスト5が見渡せるという、大変貴重な山なのです!(乗鞍岳公式サイトより)
乗鞍岳全体の地図はこんな感じ。
この地図を見るとなかなか大変そうに思いますが、道は途中まで砂利舗装されていたり、剣ヶ峰までの斜面も特段難しいポイントがあるわけでなく、非常に登りやすい山でした!
そんな訳で、登山の拠点になるバスターミナル「畳平」から出発し、剣ヶ峰を目指します。1日目はガスっていて何も見えなかった高山植物帯「お花畑」など景色が良くて嬉しかったです!
そして、少し歩くと見えてくるのが、「不消ヶ池」です。
雪が一年間を通して消えることがない万年雪だそうで、池の水と雪の白とがとても綺麗な風景でした!
その池の近くに展望地のような開けた場所があり、そこから望めるのが(恐らく)松本などだと思います。
また、進むと斜面に雪が残っている場所があり、スノーボーダーらが楽しんでいました。春から初夏にはスキー場(?)として公式にオープンしているそうです。
歩き続けます。
段々と前の方に山の連なりが見えてきます。3つに並んだ山々の一番左側が、目指す「剣ヶ峰」の山頂になります。
そして無事、山小屋で休憩所の「肩の小屋」に到着です!
「剣ヶ峰」登山②:登頂まで
いよいよ、剣ヶ峰の頂上まで登っていきます。
ここまでは砂利舗装された道を歩くので比較的楽だったのですが、ここからは山道です。しかも、火山性の山なので足元には溶岩からできた砂利、石、岩が転がっていて、滑るし、足を取られるしで、大変なのです!
長くそれなりに足元の悪い道を進んでいると、何やら人だかりが。
何と、「雷鳥」らいるではないですか!! これは撮らないわけにはいかないとスマホで必死に写真と動画を撮りました(笑)
丸っこいフォルム、ちょこちょこした歩き方、とにかく何から何まで超可愛い鳥さんでした!
乗鞍岳で、なんと「ライチョウ」さんに出逢いました!
特別天然記念物で《高山の霊鳥』とも呼ばれる「雷鳥」は名の通り、天敵の猛禽類から身を隠すため、雷のなる悪天候の時に姿を現すと言われてるそうです。
丸っこいフォルム、ふかふかそうな羽、ちょこちょこした歩き方が可愛い! pic.twitter.com/ITDE5hcpJx
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2018年8月14日
雷鳥さんに元気をもらい、コツコツと登っていきます。
頂上まであとは直線を登るだけというタイミングで天気が悪くなり始め、雨がポツポツと。やっぱり山の天気は分からないものですね。
なんだかんだで山頂に到着!!
人生で初の3,000m級の山を登りました!
「剣ヶ峰」登山③:山頂から下山
登頂の喜びも束の間、ゲリラ豪雨のように突然に雨が襲ってきてビショビショ。山頂の小さな社の屋根下に逃げ込んだものの、吹き付ける冷たい風が汗と雨で濡れた体から体温を奪っていきます。
とにかくこの先の天気がどうなるかわからないので、雨が弱まった隙に下山することに。下山していくうちに天気も回復してきて、振り返ると山頂が綺麗に見えました。
さらに!
なんとラッキーな事に、「虹」が見えたんです!
下の緑が広がる風景と相まって、まさにファンタジー映画に登場する風景そのままが眼下に広がっていて、感動したし嬉しかったです!
もう、雨に降られたことなんてお構いなし。「虹を見下ろ」なんて体験は今後一生できないでしょうから、本当に基調な体験をしました!
しかも、二重なんですよ!!!!!
そんなハッピーイベントがあったあとは特に何もなく下山し終わりました。
一度雨が降ったからか、天気が不安定なのか、「雲」の動きがとても速く、そして非常に面白い風景も沢山見られました!
本当は他の山も登る予定だったのですが、天気が悪いので諦めました。
なんだかんだ色々とありました。
1日目は濃霧で視界が効かず断念。
再チャレンジも雨に降られてしまいましたが、雷鳥さんに会えたし、虹もみられたし、総合的には大満足ですよ!
そんなわけで、夏の旅行感想パート4、乗鞍岳登山でした!
引き続き、旅行の感想を書いていきます!
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!!