2014年12月13日
「生きている自由とは」
目次
【内容】
人類の98%が荒廃した地球を捨てデータ化され、バーチャルの世界で生きている時代。 そのバーチャル世界に「 フロンティアセッター」と呼ばれる謎の存在がハッキングを行った。 主人公 アンジェラは原因解明の任務を帯びて生身の体で地上に降り立ち支援者ディンゴと共に任務の遂行を始める。
【感想】
●ストーリーについて期待しすぎたのかもしれない。 脚本が虚淵玄ということでいつもの様などんでん返しや、残酷なストーリー展開を楽しみにしていたが全く違っていて残念。
物語の真相なんかは少しガッカリ物かな。
彼の脚本はストーリーの土台となる世界観がしっかりとしているからどんな事をされても面白く、きちんとした物語になるのに今回はその土台があやふやな部分があったように思う。
物語の真相なんかは少しガッカリ物かな。
彼の脚本はストーリーの土台となる世界観がしっかりとしているからどんな事をされても面白く、きちんとした物語になるのに今回はその土台があやふやな部分があったように思う。
●これだけの話を約100分でまとめるのは無理があったと思う。 テレビアニメでは約300分近くかけての起承転結だから上にあるように基盤となる世界観を説明できるのに、そこが微妙なまま“転結”部分を畳み掛けたから独特のストーリー展開を観せられなかったのかな?
●“結”部分のラストでのロボットによる市街地戦はスピード感があって面白かった。 やっぱり虚淵さん自身が戦闘やロボットが好きな分、そういうところは観ていて楽しかった。
●フルCGということだけどこの作品に関しては個人的には「う〜ん…」という評価かな。キャラクターの動きがイマイチしっくりこないというか…ぎこちなかった。 ロボットなんかはむしろCGの方が質感なんかが出て良いんだけど、キャラクターはイラストが良いな。アニメーションの誇れる部分でもあるんだから。
●登場キャラクターについては可愛かったり、渋かったり、変わっていたりと良かった。 いつも観ている洋画みたいに大きな悩みを抱えているわけでもないので観やすかった。 主題歌も壮大で聴きやすくて良かったと思う。