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【展示会】マーベル展──時代が創造したヒーローの世界

2017/05/28
マーベル展──時代が創造したヒーローの世界

 

 


 

【概要】

 近年映画が次々とヒットしている『マーベル』。今展示会ではそのマーベル・コミックの歴史に焦点を当て、時代とともに変化するヒーローたちとその世界観を時系列的に解説。

 また、映画の中で用いられた衣装や小道具、コンセプトアートやキャラクターの等身大模型など約200展を展示。貴重な資料や日本初公開資料などもふくめた大型総合展。

告知映像


 

【感想】

〈感想外観〉
 マーベル展。今回の展示会は『マーベル・ヒーローの歴史と成り立ち』に焦点が当てられていました。これはすごく面白かったです! 自分は映画からマーベル、そしてアメコミに入ったので、“コミック”としてのアメコミは全く知りませんでした。そして今回の展示を観たことで『アメコミもヒーローも時代と社会にあわせて進化している』ということがわかりました。
 
 展示会は4つほどのブースと、その他等身大フィギュア展示場所等に分かれていました。順を追っていく形で感想を書いていこうと思います。

 

 

〈エントランス〉
 入り口に大きな展示会のポスターがあり、通路の壁に簡略なタイムラインが掛けられていました。

(撮影可能エリアにて)

 

 そして目に飛び込んでくるのが巨大アイアンマン像。格好良さとかもそうですが、何よりもまず大きさに驚きました。夜はライトアップが楽しめるので、ぜひ夜に行くことをオススメします。

(撮影可能エリアにて)

夜のライトアップの際の動画です。

(撮影可能エリアにて・筆者撮影)

 そして、スパイダーマンに案内されながら本格的な展示会場へ。

 

 

 

 

〈タイムライン〉
 最初の展示は時系列表。各年代ごとにマーベルコミックの進化と展開、ヒーローの登場を紹介しています。 最初にも書いたように、映画からアメコミ好きになったので漫画の方の変遷はほとんど知らなかったので、意外性や面白さがありました!

 キャプテン・アメリカの人気が表紙から来たと知り驚きました。第二次世界大戦中の発売ということで、表紙絵柄らキャップがヒトラーを殴っていると言うもの。政治的な内容を持ち込んでもなお人気というのはすごいです。

 展示パネルの内容をメモしただけなのでかなり雑ですが、書き残しておこうと思います。

  • 1940─50年代:キャプテン・アメリカの登場
  • 1960年代:F4,アントマン,ハルク,ソーX-MEN,,Dr.ストレンジetcの.登場
  • 1970─80年代:舞台が現実世界から宇宙,異次元へ / ウルヴァリンの登場
  • 1986年:『ハワード・ザ・ダック』公開(GotGのチョイ出演キャラ)
  • 90年代─:幅広いメディアの活用(映画,ドラマetc.)

 

 
 

 

 

〈コズミック&ミスティック〉

(撮影許可あり)

 SF要素を含む壮大な世界観のヒーロー達。『マーベル・ユニバース』に属し、宇宙,魔法,神秘的存在などの世界観や登場物がある作品群の区分。

 展示されていた作品は主に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)』,『マイティ・ソー』,『ドクター・ストレンジ』,『ファンタスティック・フォー』,『キャプテン・マーベル』。

 コンセプトアート展示場面では『GotG』と『ソー・バトルロイヤル』のそれが。1作目と2作目ともに数枚飾ってあり、あの壮大なSF世界観の格好良さと細かさが見られました。
 説明書きの部分に「『ビジュアル開発チーム』が原作を研究して、それを現実として描く」とあり驚きました。考えてみれば当たり前なのかもしれませんが、専門のチームがいるってすごいです。

(展示されていたものと同じコンセプトアート)

 コスチュームも数点。スターロード、ソー、ロキの衣装はどれも革の雰囲気がとても渋くて格好良かったです! 後2人はマントも羽織っており、綺麗な布でした。ストレンジのは『the 衣』って感じでした。柔道着とかと似ているなぁ〜と。(SWのジェダイみたい)

 ただ、どれを見ても思ったのは「実物を見てみると地球の物質で作られているというのが明らか」ということ。この点が残念でしたね……。特にストレンジの『アガモットの目(ペンダント)』は偽物らしさ満載でした……orz

(jp.ign.comより)

 

 その他展示としては各作品とキャラの紹介パネル、フィギュア展示などです。 グルート(GotG)の像が凄かったです。木の表面の感じがリアル!

 

〈グローバル〉

(撮影許可あり)

 地球を守るために国際的に、地球全体で活躍しているヒーロー達の展示。
 展示されていた作品は『アベンジャーズ』と『X-MEN』の面々がほとんどです。

 ブースに入って目につくのが実サイズのハルク像。浮き出た血管と隆々の筋肉が凄かったです。顔の迫力が映画のCG映像とは比べ物になりません!

 コスチューム類にはわくわくしました! アベンジャーズの面々が映画で着ていた服ですよ!? 凄かったです。
 ブラックウィドウ───スーツはまさに「theスパイ」。腕についたガジェットが格好良かった!

 
 キャプテン・アメリカ───衣装は周囲と違う雰囲気を醸し出していました。古さが漂っています。彼の盾が綺麗でした──割れた盾を前にすると悲しくなる……。

(http://www.kids-event.jpより)

 アイアンマン───やっぱり凄い! パワードスーツの輝きが美しすぎます! 1作目からのスーツの実物大模型と変遷図が飾ってありましたが、もう興奮!  アークリアクターも飾ってあったのですが、内側が緑色に塗られていました。CGの為なのですかね?

 コンセプトアートは『アベンジャーズ2』のものでした。その他展示は基本的に1つ目の〈コズミック&ミスティック〉と同じです。
 ただ、アベンジャーズなだけに歴代キャラなども飾られており、フィギュアの数が凄かったです。 
 ファルコンの説明が印象的でした。彼は原作の中で「移民問題などに言及する社会派ヒーロー」なのだそう!

 

 

 

 

 

〈ローカル〉

(撮影許可あり)

 愛する地元の街を守るヒーローらの展示。
 作品としては主に『アントマン』,『スパイダーマン』,『デアデビル』,『デッドプール』,『ゴーストライダー』など。

 アントマンとスパイダーマンのコスチュームが印象的でした。 アントマンの方はヘルメットのメタル感がとても良かったです。 
 スパイダーマンの方は『ホームカミング』のスーツ。胸の蜘蛛マークが過去映像作品よりもキュートでした(笑)あ、手首に糸を出す装置が付いていました!

(http://rocketnews24.comより)

 

 その他の展示物は上述した二つの展示と同じでした。

 

 

 

 

 

〈マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)〉
 MCUの作品ポスター一覧展示と大量のフィギュア展示でした。

……..ネットから拾ってきた画像ですが、『スパイダーマン』が抜けていますね。

フェーズ1:『アイアンマン』〜『アベンジャーズ』
フェーズ2:『アイアンマン3』〜『アントマン』
フェーズ3:『シビル・ウォー』〜『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』

 大量のフィギュアは見ていて楽しかったです。MCUの世界の登場人物たちが小さくなって、ショウケースに収められて眼下に広がる光景は興奮と懐かしさを覚えました。

 すいません、これしか感想がない、本当にポスターとフィギュアが展示してあるだけだったので・・・。

 

 

 

 

〈その他アート展示〉
 展示の最後はアート展でした。有名・人気なカバーアートや日本人アーティストの作品等が並べられていました。

 日本の漫画家がアメコミヒーローを描くマーベルの「マンガ・ヴァリアント」という企画での作品のようです。

 正直な話、自分はアメコミ風の絵は苦手なんです。しかし、このブースの絵はアートとして成立していてとても良かったです。でもやっぱり、日本人アーティストの作品には親近感や好意を抱きました。 館尾 冽さんの絵が好きです。

※以下、各作家さんのツイートを数点貼り付けます。

 

 

 

 

 

〈ミュージアム・ショップにて〉
 ミュージアム・ショップのレベルが超高かったです! 数千円〜数万円のフィギュアが大量に並んでいる夢のような空間でした! さらに、『キャプテン・アメリカ』や『ドクター・ストレンジ』などの等身大フィギュアには興奮しましたねぇ〜!

※何枚か、自分の下手な写真が続きます。

 それから、芸能人が装飾したキャップの盾も飾ってあり、結構好きでした(笑)
 ってか、夏菜さんセンスありすぎです!!

※こちらも、何枚か写真が続きます。

 

 


 

 ということで、六本木ヒルズで開催された『マーベル展』の感想でした!
 最後に、繰り返しにはなりますが是非夜に行って下さい!! 「TOKYO CITY VIEW」は展望台的な階なので、とにかく夜景が綺麗です! それに、展示物のライトアップも行われます。(夕方行くと、昼と夜の両方を見れますよ!)

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