※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。
2019年12月3日鑑賞
蜘蛛の巣を払う女
(英題:The Girl in the Spider’s Web)
【評価:4.4/5.0】
【一言】
雪の白、影の黒、血の赤。 空気まで、画面に映る全てが綺麗。
いくつもの《蜘蛛の巣》が絡む。
ハッカーとしての彼女を存分に活かす!
観客を包み魅了する[恐怖]と[痛み]が妖艶!
【Twitter140文字感想】
【 #蜘蛛の巣を払う女 】
孤独の天才ハッカー、リスベット。
悪への制裁、過去の清算。
予定調和たる物語と伏線が秀逸!見事な原題&邦題
ネット(Web)での活躍
複雑&整然と交錯する思惑
《蜘蛛の巣(Spider’s Web)》を呈する🕷️雪の白・影の黒・血の赤・青い空気。
対比鮮明に魅惑する映像が芸術的! pic.twitter.com/Cr8RHSbpXQ— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年1月23日
感想
感想外観
ダニエル・クレイグが主演の前作『ドラゴン・タトゥーの女』からようやく、待望の続編です!
雪が降るフィンランドが舞台ですが、まさに冬の夜に観るに相応しい映画ですね(笑)
映画『ドラゴン・タトゥーの女』予告編
《蜘蛛の巣(Spider’s Web)》のような映画!
・登場人物何人もの思惑が絡み交錯する物語。
・ハッカーとしてネット(Web)で活躍する。
・謎の悪組織《スパイダーズ》との戦い。
・原題も邦題も素晴らしいタイトル!
まず何より目を奪われたのは、美しさ。
映画を創る映像が本当に綺麗でした!
降り積もる雪の「白」、
夜の影に潜むような「黒」、
傷口から流れ出す鮮血の「赤」。
ポスターでも印象的な3色のコントラストに加え、北欧映画独特の青みがかった映像と空気が観客に“寒さ”をもたらします。
計算され予定されたような物語の構成が秀逸!
前作『ドラゴンタトゥーの女』に比べると複雑性という面では若干見劣りします。
しかし、全てが計画されたように転がっていく物語には引き込まれるし、観客に連想させるべく散りばめられた伏線が秀逸なミステリー・サスペンス!
影のように纏わる過去と、彼女の今。
『ミレニアム』シリーズの主役、リスベット・サランデルの人生と背景が深く掘り下げられる本作。
まず、前作以上に「ハッカー」としての顔が強調されて描かれるのが良かったです。
そして、“今の彼女”を作り出したバックグラウンドが語られる点はとても興味深かったです。
前作以上にエンタメ性が増しました。
前作は、複雑怪奇な事件とエロスを主軸に展開していく物語で、前作は小説を読んでいるよう。
一方本作は、敵組織《スパイダーズ》との戦いというアクションが多く描かれていて、本作は映画を観ているようでした。
忍び寄る謎の組織の罠/本編映像
芸術的な映像の美しさ!
映画を形作る映像が本当に綺麗!
なんでしょう、北欧を舞台にした映画って映像も色も構図も全てが美しいし作品が多い気がします。
・全てを包み舞台を覆う「雪の白」
・影と闇が呑み込む底なしの「漆黒」
・鈍い痛みと恐怖を誘う「血の赤」
とにかく、この3色が脳裏に焼き付いて離れません。印象的というか……記憶に刻み込まれるような。
色彩的な綺麗さじゃなくて、それよりも深い深淵を覗いてるようにどこか恐怖と静寂を纏うような「美しさ」がありました。
映画に満ち溢れる空気がまた大好き。
曇り空を通り抜ける太陽光が照らす青みがかった映像からは、空気の静けさと冷たさが伝わってくるよう。
この「青」に、爆発の「橙」や緊急車両の「赤」が加わり、何とも形容し難い“良い雰囲気”を生み出していました!
それに、芸術的な構図が凄い!
「対立」とか「協力」とかを視覚的に演出する映像とさの構図や構成がとにかく上手い! あと、オープニングがめっちゃ凄い!
映像作品なのに、写真展を観に来たよう!
絶妙なミステリー・サスペンスが秀逸!
前作『ドラゴンタトゥーの女』はかなり複雑という印象を受けました。
何人もの登場人物が関わっていて、時間軸も過去と現在が絡み合い、思わぬ動機と犯人像が浮かび上がってくるところが。
でも、その難しいし部分が好きであったりしました。本作では、その側面は薄くなっています。(少し残念)
しかし、その薄まった部分を埋めるかのように、主人公リスベットの重く濃い「過去」が描かれるので十二分!
この点は、次の章で書きます。
そして、観客を次々に引き込んでいくミステリー・サスペンスたる物語と構成が本当に秀逸でした!
まず第一に物語の展開。
全てが計画されたように転がっていく物語に、まるで舞台芝居を見ているかのように引き込まれていきます。
点と点が線でつながっていくような、推理小説に似た物語は、プログラミングされた物語のように命令を実行せんと、映画の背後でうごめいているかのよう。
「ピタゴラスイッチ」みたいにある現象が次の出来事を誘引していくような物語展開は否が応でも引き込まれます!
そんなプログラミングは、伏線という形で観客の前に出力されます。
物語と中に散在するパズルのピースを観客が当てはめていくような、もしくは描かれたヒントで観客が推測するような。巧みに配置された伏線が見事でした。
主人公:リスベット・サランデル
「ミレニアム」シリーズの主人公である女性リスベット・サランデルについて深く掘り下げられるのが本作です。
それは、彼女の活躍という意味でも、彼女の過去の背景という意味でも、非常に深い物語が描き出されます。
まず、彼女の活躍。
そもそも、彼女は「天才ハッカー」という立ち位置なんですよね。でも、前作ではあまりその特徴が活かせてなかったように思います。
しかし本作では、彼女のハッカーとしての顔が十二分に活かされ、その能力が大いに活躍します!
米国家安全保障局(NSA)へのハッキングや、IoTへの侵入による監視や遠隔操作……etc. と持ちうる力を存分に発揮して“敵”に対峙していきます。
どこか「イメージ通りのハッカー像」があったようにも感じるし、けど彼女の独特な雰囲気がとてもマッチしているようにも思えました。
華麗にキーボードを叩いて、困難な状況をハッキングで転換する彼女は格好良い!
そして、彼女を形作る過去。
調べたら原作『蜘蛛の巣を払う女』は「ミレニアム・シリーズ」完結後に、続編として出版された小説だそう。
小説の完結後の続編って、過去か特別編かのどちらかが多いですよね(笑)
ともかく、彼女のバックグラウンド。
かなり私的領域に踏み込んで描かれますし、その経歴も内容も非常に細かくて理解できます。それでもなお、違和感めいたものが残るのは、彼女の出所がいかに「闇と影」なのかを表しているように思いますよ。
本編映像<トラウマ的別離編>
物語との絡み方も見事だし、非常に上手く描写&語っていたと思います!
まぁ、完全にネタバレなので、ここでは書けませんが。
エンタメ要素UPの映画に!
(良いか悪いかは別として、)エンタメ性が大幅に向上していて、誰が見ても楽しめる映画作品になっていました!
正直、前作『ドラゴンタトゥーの女』は雑に絡まる事件とエロスが見事で純度の高い小説を読んでいるようでした。
けど、要素を事件解決ミステリーに全振りしていて、観る人を選ぶようだとも思いました。
一方、本作『蜘蛛の巣を払う女』は謎組織《スパイダーズ》との戦いという面でアクション的な要素が挿入されていて、映画向きというか、万人向けかなぁ〜と感じました!
そのアクション。
もちろん、爆発とかカーチェイスとか銃撃戦みたい派手なアクションもしっかりあって面白いです。
でも、本作の見どころは別な部分!
「隠密型アクション」とでも言うのか、ハッカー能力を上手く活かした“戦い”が見応えありました!
ゲームで言うと『スプリンターセル』や『アサシンクリード』、『ウォッチドッグス』等に似た感覚でしょうか。
『ウォッチドッグス2』アナウンストレーラー
観客を魅了する[恐怖]と[痛み]
描かれる「痛み」とか「恐怖」って身の毛がよだつような生々しさで伝わってくるのですが、ホラー映画のように嫌悪感が焚かれるわけではないんです。
だから、凄いし、好きだし、観ていられます。その理由の1つには、やっぱり「美しさ」があるのかなぁ〜と思います。
例えば、拷問。
拷問ひとつとっても、全然違います。
殴ったり蹴ったりの「暴力」ではなくて、恐怖や恐喝、高度な脅しを武器に拷問を行います。身体的な苦痛ではなく、精神的な重圧が相当強い拷問。
しかも、それを描く構図や演出がとても美しいんてす!
そこからは、息が詰まるような“痛み”と“恐怖”が観客にもひしと伝わってくるものの、あまりの美しさに目を背けられないような、嫌悪感が湧き上がってすら来ないような感覚。
まさに、「魅了」という言葉が相応しいです!
拷問以外でも、かなり倫理的にギリギリな事や、映像的に苦しい事をしているように思えます。
それでも、「ホラー映画」と確実に違うのは、怖がらせようと観客の恐怖心を煽るのではなく、作中の登場人物間で完結しているからかもしれません。
以降、映画本編のネタバレあり
映画の感想
※ネタバレあり
ネタバレありSTORY
とあえず、あらすじです。
本作でリスベット・サランデルが対峙するのは、謎の敵勢力《スパイダーズ》。
【前半】
物語序盤から、NSA(米国家安全保障局)から軍事システム侵入&制御プログラム「ファイヤー・フォール」を盗み出すよう依頼されるリスベット。困難な要件をさも簡単にクリアしたかに見えた彼女を襲うのが、この《スパイダーズ》。
【中盤】
雑誌「ミレニアム」の記者ミカエル・ブルムクヴィストの協力を仰ぎ、男の行方を追う中で浮上したのは、プログラム起動のコードを握るのが暗号制作者の息子アウグストであるという事実。
一方、《スパイダーズ》がリスベットの父親の配下だったロシア系犯罪組織を継いだ姉カミラの手によるものだと判明。
【終盤】
世界を危機に陥れる「ファイヤー・フォール」を破壊すべく、アウグストの命を守るべく、リスベットとミカエルは、さらにNSAの追手とも手を組み、スウェーデン公安局の協力も取り付けた上で、《スパイダーズ》と戦う決意をする。
アウグストが誘拐される中、リスベットは自身の過去と対峙するように《スパイダーズ》の隠れ家=サランデル一家の屋敷へ向かう。そこで、事件の黒幕にスウェーデン公安局の局長の存在が判明すると同時に、リスベットは姉自身の手によって殺されようとしている。
【ラスト】
彼女を救ったのは、ハッカー仲間とNSA特別部門の担当者。ハッキングと狙撃を駆使して彼女を救い、リスベットは自ら直接に姉と対峙する。
瀕死の姉を前に、互いに心の内を明かすと、姉は崖下へと身を投げて事件に幕を下ろした。
後日、ミレニアム社内ではPCに向かう記者ミカエルが事件の記事を書いていた。題名は『蜘蛛の巣を払う女』であり、内容はリスベットの無実を訴えるもの。
しかし書き上げたところで、彼はデリートキーを押し削除してしまう。
「蜘蛛の巣」たる作品を俯瞰
題名が本当に秀逸過ぎて感動しました!
これは、原題も見事ですが、邦題が秀逸すぎです!!!!
邦題『蜘蛛の巣を払う女』
冒頭、幼少期のリスベットとカミラがチェスで遊んでいる場面。チェスの下から蜘蛛が1匹這い出してきますが、最初は題名をオマージュしただけの演出かと思いました。
しかし、「サランデル家=スパイダーズ」という事実が明らかになると、このシーンはそれを予見していたような伏線だったと気が付きます!
「蜘蛛の巣を払う」という部分が「自身の過去に決着をつける」という意味だと思うと、邦題の上手さに感激しました! 本当に拍手を送りたい!
原題『The Girl in the Spider’s Web』
まず最初、オープニングでハッカーを意識した「攻殻機動隊」ばりの映像イメージが美しい芸術作品のように映されます。
これを観た時、「あ、“Web”って[蜘蛛の巣] と [ネット]を掛けているんだ!」と気が付き興奮しました(笑)
そして、原題と邦題の違い、「in」か「払う」か。
原題では「The Girl」と単数形ですが、リスベットとカミラの2人を表して「in」を使ったような気がします。
その他については、ここまで散々触れてきた通り。
最初に書いたこれ(⇩)ですね。
《蜘蛛の巣(Spider’s Web)》のような映画!
・登場人物何人もの思惑が絡み交錯する物語。
・ハッカーとしてネット(Web)で活躍する。
・謎の悪組織《スパイダーズ》との戦い。
・原題も邦題も素晴らしいタイトル!
息呑むほどの映像演出
ここまでで散々「映像」については触れて来ましたが、ここでは具体的に印象的なシーンを挙げて感想を書きます!
脳裏に焼き付いているシーンが沢山あって、そのどれもが本当に綺麗!
まずは、「白・黒・赤」の3色。
観た方なら分かると思いますが、「赤」にはもちろんカミラ・サランデルの意味も含みます!(ネタバレなのでここまで一度も触れませんでしたが)
正直、あの「赤い服」はちょっとやりすぎなような(笑)
初登場したときは、『スター・ウォーズ』に登場する皇帝の衛兵かと思いました(笑) でも、「対比」という意味ではカミラの「赤」とリスベットの「黒」とで見事に対になっていて、2人のシーンではそれが生きていました!
カミラに関しては、服は赤でも、髪や眉などは白でしたね。
あとは、最後のリスベットに対するゴム膜での拷問は「黒」でした。
もう1つ印象的だったのは、ミカエルに協力を頼むシーン。
ミレニアム社のビルと向かいの建物、エレベーターの中で、ビル間距離を超えて対面する2人。画面いっぱいに広がる景色の中、左右に対照的に配置された2人は、「3年間の距離」を暗示しているよう。
一方で、電話で繋がる2人の姿からは、「離れてても繋がっている」ということと「リスベットはいつも見ている」という事を示しているようで、とても印象的でした!
その他、個別なシーンを挙げるなら。
リスベットの隠れ家が爆発するシーンでは、ガス爆発の炎がめっちゃ綺麗! その後、警察から逃げる際に凍った運河(?)をバイクで駆けるシーンも格好良くて印象に残っています!
リスベット・サランデルの過去
リスベット・サランデルの過去の物語。
個人的な好みですけど、登場人物の過去編は作品によって好き嫌いが激しいタイプです。過去を描くと物語やキャラクターに深みが増す一方で、“取って付けた設定”になりがちな側面があるので。
シリーズ全体を観ていないので的外れかもしれませんが、本作も若干の後出し感は否めません。しかし、その完成度が高かったように感じたので、「この過去は好き」です!
少年アウグストが放った「過去はブラックホール。近づきすぎると自分が消えてしまう」という父の教えに対し、「それは違う」断言するリスベット。
その一方で、彼女自身は過去を捨てようとしているように描かれます。父と少年に同情しての否定なのか、自身に対する言い聞かせなのか。
過去に触れる本作の中では、特に記憶に残る言葉でした。
今回、リスベットの過去で鍵となるのは、彼女の幼少期。
父親による虐待が、「悪を正すもの」として暴力を振るわれる女性たちを助ける彼女の活動の原動力になっています。
以前に「シリアルキラー展」という展示を観に行きまして、凶悪な連続殺人犯の出生とか過去とかが紹介されていたんですが、やっぱり彼らも幼少期の虐待とかが原因で精神的に病んだ犯人が多い印象でした。
そういう意味では、本作における内容も説得力(?)があるように感じました。
序盤で彼女の過去への導入が描かれ、その過去に決着をつける姿がラストに描かれます。
傷つき瀕死のカミラを、崖の上で追い詰めるリスベット。ここでの会話が、リスベットのひた隠しにしてきた過去の核心をつくようで非常に印象的でした。
「悪を正す者として活躍する貴方。救われた女たちはラッキーだった」
「・・・・・・」
「なぜ助けに来てくれなかった?」
「あの日は・・・」
「あの日だけじゃない、16年間ずっと」
「私はあの家に戻れなかった」
「私を見捨てて、飛び降りた」
「貴方は、父親の側だった」
この、最後のシーンで個人的に好印象だったのは、リスベットが謝罪の意を口にしなかった点です。無口な彼女なので心の中で実際にどう感じていたのかは彼女しか分かりません。
個人的な解釈というか感想では、崖から落下するカミラを追った彼女の姿などがあったので、大小は分からずも、少なからず後悔や謝罪の念はあったのかなぁと。
それでも、「口に出さない」というのは良かったです。
(だって、下手な感動ストーリーとかだと、ここで「感動→謝罪→ハッピーエンド」的な流れが多いんですもん!)
絡む物語とアクション要素
次第に明らかになっていき、それまでの物語を絡め取って総括するような物語展開と結末が本当に見事でした!
もう、ここまで沢山書いてきましたが、「蜘蛛の巣のように張り巡らされた伏線と交錯する思惑」が本当に面白かったです! 過去との関わりは既述の通りです。
スウェーデン公安局の局長が黒幕だったことには驚きました。一方で、NSA職員の方はプログラム盗んだ張本人でありながら、最後の方では良い雰囲気に変わっていたのが少し不思議。
《スパイダーズ》がロシア人であるという事が、ミレニアム編集者のポロッと一言で漏れるという点も個人的には好きなところ!
アクション的なシーンで一番好きなのは、やっぱり「空港でのシーン」!
警備が厳重で、人も多く複雑な空港で、全てを計画していたかのようにトントン拍子で進んでいく、華麗で鮮やかなリスベットの作戦を観ているのが本当に楽しかったです!
最初、NSA職員を助け出すのにしても、スーツケースに自慰グッズを詰めたりとユーモア(?)がありますし、導かれるままに警備網を突破していく2人が本当に凄い!
最後なんか、リスベットが捕まるか撃たれるかとハラハラしていたら…..ここも図ったようにベストタイミングでドア解錠&脱出という手際のよさ! どこか『オーシャンズ11』にも似た爽快感がありました!
あとは、カーチェイスと橋のシーン。
カーチェイスの方では、「車のハッキング」という今ホットな話題をリスベットが駆使し、さらに後部座席のアウグストとのコンビが良かったなぁ~と!
そして、橋のシーン。
逃げようとするリスベット達の車はパンクして一大危機!────リスベットの機転が凄い! 橋を吊り上げて敵から逃れるというアクション映画さながらの闘争術!
ラスト、屋敷での戦いもめっちゃ格好良い!
屋敷のデータを収集して3次元モデルを構築していましたが、何をするのかと思いきや……まさかの狙撃! 本当に絶妙なタイミングでマップが完成、「補足!」からの狙撃が本当にナイスな援護で最高!
視覚的にもゲームのようで格好良かったし、実戦的にも超役にたっていたし!
そんなこんなで、『蜘蛛の巣を払う女』の感想でした!
個人的にめっちゃ好きな物語だし、好みの映像と雰囲気が本当に美しかったです!
前作『ドラゴンタトゥーの女』からキャストもスタッフも変わるということで、期待反面、不安反面で待っていましたが、非常に素晴らしい作品に仕上がっていて嬉しかったです!
特別映像<クレアに刻まれた新しいドラゴン・タトゥー>
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!!