2014年11月3日
「19秒で世の不正を完全抹消する。」
【一言】
アメリカ版必殺仕事人といったところでしょうか?
目次
【内容】
昼間はホームセンターの従業員、夜は世の中の悪を排除する仕事人となる主人公マッコール。 深夜、レストランで読書中にひとりの娼婦がロシアンマフィアの事件に巻き込まれる。彼女を助ける決心をしたマッコールは元CIA工作員の能力を活かし悪を裁いていく。
【感想】
●昼間はホームセンターの従業員、夜は世の悪を倒す仕事人。その仕事ぶりが凄い。状況把握→身の回りの物全てを武器に変えて悪を抹殺→証拠を残さずに撤退。 「悪を持って悪を制す。」まさにこの映画。
●(あんまり書きたくないけど…)殺し方が凄い。表情ひとつ変えず、躊躇いひとつなく殺していく。悪い言い方をすると殺人マシーン。悪に対する強い不信感からだろうけどそれとともに守りたいという意志も強いんだろうな。 結構(というか戦闘シーンはほとんど)残酷な殺し方を効果音と共に思いっきり映しているので暴力が苦手な人は無理かも。 身の回りの物全てを武器に変える能力は凄い。ただの復讐アクションに面白さ(新しさ)が加わる。 ホームセンターでのシーンは良かった。
●今作は普段キュートなオシャレキャラのクロエ・グレース・モレッツが初めて娼婦役をやるということだったのですが…結構ハマってた。他の映画に出てくるような疲れ切った、麻薬中毒になったような不潔な感じではなく、「新しい人生を夢見て、歩みたいんだけど…」という感情移入しやすい、同情してしまうような良い演技だったと思う。
●色々な人が言うようにデンゼル・ワシントンにピッタリの役でした。“クール”というより“冷徹”のほうが合う表現ですね。
●もう少し戦闘シーンを増やすか、感情を描いても良かったかな。(いや、無感情かいいのか。)確かに面白いんだけど中盤辺りにもう少し見せ場を作ってくれても良かったかも。
●ラストはヤッパリスッキリと終わる。もし「イコライザー2」をやるとしたら今作からの広がりが期待できるから絶対に観に行くだろうな…。
●とりあえず格好良かった。