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【アニメ展】『「ゲゲゲの鬼太郎」ミュージアム』感想&レポ:特筆すべき内容の無い“アニメ展”。

2018年10月7日訪問

 
【一言】

入場無料だったため訪問。
まぁ、無料相応の展示内容でした。
もともと記事にするつもりは無かったのですが、気まぐれで書きました(笑)
……記事はほぼ悪口です(笑)

 
【Twitter140文字感想】

 

 

 

 

概要&作品紹介

 

概要説明

企画展網地12弾「ゲゲゲの鬼太郎」ミュージアム@東京アニメセンターinDNPプラザ
絶賛アニメ放送中の「ゲゲゲの鬼太郎」の企画展が東京アニメセンターで開催決定!
第6期「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメ場面写、設定資料等の展示や関連商品を販売予定!

(東京アニメセンター公式HPより)

会場:東京アニメセンター (市ヶ谷/DNPプラザ)
会期:9月28日~10月21日
料金:入場無料
イベントページ:公式サイト

 

 

 

作品:ゲゲゲの鬼太郎(第6期)

21世紀も20年近くが経ち人々が妖怪の存在を忘れた現代。
科学では解明が出来ない現象が頻発、流言飛語が飛び交い大人たちは右往左往するばかり。
そんな状況をなんとかしようと妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・まなの前に カランコロンと下駄の音を響かせてゲゲゲの鬼太郎がやってきた…。
(公式サイトより)

PV動画

OP:氷川きよし「ゲゲゲの鬼太郎」

 

 

 

 

全体感想

 東京アニメセンターin DNPプラザで開催されていた『ゲゲゲの鬼太郎展』に行きました!
 書こうか迷っていましたが、特に記事にする内容が無いので、書きます(笑)
 ただ、書いてたら段々と腹が立ってきて、ほぼ悪口です(笑)

 結論から書くと、大したこと無かったです。
 内容は2018年に放送してる『ゲゲゲの鬼太郎』の第6期の簡単なパネル紹介的な内容で、この展示をわざわざ見に足を運ぶ必要はないと思います(笑) まぁ、入場料は無料ですし、この程度でも文句は言いませんが(笑)

 特に書くことが無くなったので、第6期の感想でも少し書こうと思います。
 『ゲゲゲの鬼太郎』の最新TVアニメーションが製作&放送されるということでかなり期待していたのを覚えています。個人的に『鬼太郎』は好きな作品で、原作やTVアニメを全てとは言えずとも結構見た記憶があります。

 しかも、「ネコ娘が美少女化」として話題になった事もあり、期待は更に高まるわけです。
 ところが、いざ蓋を開けてみると……「鬼太郎」の名を冠した“ゴミ”だったわけですよ。

 絵柄が現代風になったのは良しとしましょう。
 これまでのTVシリーズでも絵柄は変わってますし、単純に「可愛さ」だけを指標にすればネコ娘や主人公まな等の女性キャラ(砂かけばばあを除く)は他のアニメと比べても遜色ない可愛さだと思います。

 ネコ娘が八頭身美少女になった点や、ツンデレになった点にも目をつぶりましょう。
 見ていて違和感を覚えるものの、可愛いし、物語に直接関係するわけではないですし。

 さぁ、まず嫌いな点①:主人公のいるアニメになった点
 今回の第6期では「まな」という人間の女の子が主人公として登場します。確かに最近のアニメは誰かしら登場人物を立てる必要があるように見えますから、仕方ないのかもしれませんが、「またお前かよ」感が否めないんですよ……。

でも、その結果「特定の人間の少女が毎回事件に巻き込まれる」という構図が成立。某アニメで「事件を呼ぶ疫病神」と言われる眼鏡の小学生探偵さながらの状況です。

 いくら霊感が強かったり、冥界と繋がっているような人間だったとしても、こうも毎回妖怪関係の事件に巻き込まれるなんてありえないでしょ!!
 他の『ゲゲゲの鬼太郎』TVシリーズではほぼ毎回人間は変わるし、あくまで主役は鬼太郎で人間は事件を呼ぶ脇役でしかなかったと思うんですが……。
※一応補足しておくと、第3期では人間の女の子ユメコが主人公になっています。

 嫌いな点②:妖怪が悪いという物語です。
 第6期では妖怪が人間に悪さをし、鬼太郎が退治するという構図の物語は圧倒的に多いです。この部分に嫌悪感をいだきます

 そもそも、悪いのは人間なんじゃないんですか?
 『もののけ姫』とか『平成狸合戦ぽんぽこ』で描かれるように、人間の利己的欲求のために山を切り開き、資源を搾取し、自然を破壊し……と振る舞う人間が「悪」なのでは?
 もしくは、古来よりの言い伝えや伝承を守らず、畏怖の念を忘れ、信仰を怠った人間が悪いのでは?
 妖怪を封印した祠を壊したり、遊び半分で召喚を行う人間が悪いのでは?

 ところが、第6期では「妖怪が悪」と描かれます。
 確かにキッカケは人間の場合もありますし、物語の主題、妖怪が悪と決めつけ、人間は守るべき存在として描かれる物語には非常に腹が立ちます。過去シリーズでは、鬼太郎が人間に制裁を加えるエピソードがあったような気もするのに……。

 一応、補足ですがもちろん悪い妖怪はいますし、今回の第6期でも描かれてはいます。

 嫌いな点③ねずみ男が事件の原因として描かれる点
 第6期を見ていて怒り狂いそうになるのがこの点です。各話を見ていると、9割にねずみ男が登場し、8割はねずみ男が金の亡者たる悪者として描かれています。

 そもそも、事件の全てをねずみ男に帰着させるとか、どんな陰謀論的な頭をして脚本を練っているんですか!? もはや「無理がある」レベルの話しではなく、「やりすぎ」です。
 確かにねずみ男は汚い奴だし、人を騙したり、金儲けに躍起になったりします。でも結構良い奴だし、人間とのハーフとはいえ妖怪としての尊厳は高く守っていると個人的には認識しています。

 なので、「何もかもねずみ男が悪い」という物語構成の第6期ははっきりいって嫌いです。

 散々に悪口を書いて気持ちよかったので、良かった点も書きます。
 物語の背景が現代的になった点は非常に良かったと思います。主役は妖怪で舞台は人間の“今”の社会ですから、時代に合わせて背景を変えるのは良いと思います。第1話目から「ユーチューバー」が登場したり、ネコ娘がスマホを使いこなしていたり。

 あとは、攻めた内容も面白いと思います。
 一応、児童向け作品だと思うのですが、働き方改革・難民問題・イジメ・多様性社会・孤独死・都市開発・労働問題・電力ビジネス・転売・自撮り・スマホアプリ……と現代社会の問題を次々に扱っています。

  そして、鬼太郎やその他登場人物の口を通して意見や提言を行っているのが凄いです。社会問題や政治的問題に関して鬼太郎がキッパリ強い口調で意見を言うのは凄いと思います。

 今回の2018年放送の『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』は東映で鬼太郎アニメ化50周年を記念して製作さされたものです。ちなみに、私が好きな鬼太郎はフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送された『墓場鬼太郎』です。(東映版じゃないので今回の展覧会で展示は無し)
 東映版で言うと、『ゲゲゲの鬼太郎』の「第2期 35話」で描かれた「イースター島奇談」です。あれは怖かったし、モアイ像がとても印象に残っています。
【公式】墓場鬼太郎 第1話「鬼太郎誕生」

 そんな訳で、感想はこのくらいですかね。
 沢山書いようで、ほぼ展覧会に無関係(笑) しかも大半が悪口という…スイマセンね。

 

 

 

 

展示の紹介

 

 一応、展示内容の紹介ということで、私が撮影した写真を掲載しますが、所々ブレてたりします(元々感想書く予定無かったので)。あと、感想を書くほどの展示内容でも無いので、写真を貼るだけになりそうです(笑)

 

『ゲゲゲの鬼太郎』TVアニメ紹介

 これまでの東映が製作した『ゲゲゲの鬼太郎』が紹介されていました。
 東映の公式YouTubeチャンネルにアニメ本編が無料公開されているので、合わせて紹介します。

 

第1期:1968年~1969年
放送話数:全65話
放送局:フジテレビ系列
声優:鬼太郎(CV.野沢雅子), 目玉おやじ(CV.田の中勇), ねずみ男(CV.大塚周夫)

東映アニメ(当時は東映動画)とフジテレビが初めて取り組んだ記念すべきテレビシリーズ。
原作をベースに人間に災いをもたらす妖怪を鬼太郎が人間の側に立って倒す勧善懲悪型のストーリーが中心で、鬼太郎の性格も原作より更に親しみやすい善の個性になった。その結果、鬼太郎は子供達の新たなヒーローとして人気を博し、妖怪ブームを生み出す原動力となった。

【公式】ゲゲゲの鬼太郎(第1期) 第1話「おばけナイター」

 

 

第2期:1971年~1972年
放送話数:全45話
放送局:フジテレビ系列
声優:鬼太郎(CV.野沢雅子), 目玉おやじ(CV.田の中勇), ねずみ男(CV.大塚周夫), ねこ娘(CV.小串容子)

第1期の放送終了後2年を経て製作された続編。今作からカラー化され、鬼太郎ファミリーに猫娘がレギュラー入りした。当時日本を覆っていた環境破壊、公害、そして高度経済成長、サラリーマン社会が生み出した問題、そして新たな妖怪たちが物語に深みを与えている。

【公式】ゲゲゲの鬼太郎(第2期) 第1話「妖怪復活」

 

 

第3期:1985年~1988年
放送話数:全115話
放送局:フジテレビ系列
声優:鬼太郎(CV.戸田恵子), 目玉おやじ(CV.田の中勇), ねずみ男(CV.大富山敬), ユメコ(CV.色川京子), 子泣きじじい(CV.永井一郎), 砂かけばばあ(CV.江森浩子), ネコ娘(CV.三田ゆう子), 一反もめん(CV.八奈見乗児)

文明が発達し、自然や他人に対する思いやりや優しさが失われている時代、身勝手な人間たちに対する妖怪たちの怒りが爆発する人間排斥を企むぬらりひょん一派に対して、人間と妖怪の共存を望む幽霊族の少年・ゲゲゲの鬼太郎がそのたくらみを阻止すべく立ち向かう。
鬼太郎を慕う人間の少女、天童ユメコの存在も特徴である。

 

【公式】ゲゲゲの鬼太郎(第3期) 第1話「謎の妖怪城出現!!」

 

 

第4期:1996年~1998年
放送話数:全114話
放送局:フジテレビ系列
声優:鬼太郎(CV.松岡洋子), 目玉おやじ(CV.田の中勇), ねずみ男(CV.千葉繁), ねこ娘(CV.西村ちなみ), 子泣き爺(CV.塩屋浩三), 砂かけ婆(CV.山本圭子), 一反木綿(CV.龍田直樹)

原点回帰を目標に掲げ、ヒーロー物として組み立てられた前作と比べると、妖怪らしい雰囲気を強く残している。また、水木漫画に強い影響を受けたことで知られる京極夏彦氏を脚本に起用するなど、オリジナルのストーリーにも力を注いだ。第64話からは従来のセル画ではなくコンピュータ彩色を採用し、日本初のデジタル製作によるテレビアニメとして製作された。

【公式】ゲゲゲの鬼太郎(第4期) 第1話「妖怪!見上げ入道」

 

 

第5期:2007年~2009年
放送話数:全100話
放送局:フジテレビ系列
声優:鬼太郎(CV.高山みなみ), 目玉おやじ(CV.田の中勇), ねずみ男(CV.高木渉), ネコ娘(CV.今野宏美), 子泣き爺/ぬりかべ(CV.龍田直樹), 砂かけ婆(CV.山本圭子), 一反もめん(CV.八奈見乗児)

新世紀になってよみがえった『ゲゲゲの鬼太郎』もテレビシリーズ。登場する妖怪はどれも、人間以上に人間らしくて個性的。親しみやすい作風でありながらシリーズ本来の怖さや不気味さも存分に表現した、出色のエンターテイメント作品。妖怪横丁に住むたくさんの妖怪が人気を博した。
鬼太郎の仲間となり、日本を守るために戦う「妖怪四七士」の活躍も本作の特徴である。

【公式】ゲゲゲの鬼太郎(第5期) 第1話「妖怪の棲む街」

 

 

 

キャラクター紹介

 パネルに載っている紹介文は、公式HPに掲載されている内容でした。

 

 

 

立体パネル&フォトスポット

 果たして、立体パネルをわざわざ取り上げる必要があるかどうか微妙なところですが、ネコ娘とまなが可愛かったので載せましょう(笑)
 それにしても、相変わらずネコ娘はスタイル抜群ですね!

 あとは、華のある女性とは違う、鬼太郎とその愉快な仲間たちです。

 

 

 

あらすじ

 あらすじは第1話~第16話までが展示されていました。
 ……確認したら、TVアニメ公式HP(リンク)に掲載されている「各話あらすじ」と同じ内容でした。

17話の中で好きなエピソードは、どの『鬼太郎』でも描かれる「幽霊電車」です! やっぱり、よく出来た内容だと思います!

あと、「不思議の森の禁忌」も面白かったです。妖怪を信じる子供が登場して嬉しかったです!

 

 

 

場面写コーナー

 アニメ関連の展示では必ずある「場面写」の展示です。
 まぁ、印象的なカットもあり、「なぜその場面を選んだ?」というカットもありましたね。

 とか言いつつ、「目玉おやじのケツ」を選択したセンスは称賛に値しますよ(笑)

 

 

 

背景美術の世界

 ここで展示されている資料はアニメ本編の背景というより、OPやED、タイトルバック等で用いられている静止画的な位置の背景画です。
確かに緑はとても綺麗!……ただ、アニメ本編の舞台は「ゲゲゲの森」よりも都会や街中が多いので、あまり背景が印象的ではないんですよね……。 

 

 

 展示内容の紹介は以上です!
予告どおり、大したことはなかったですよね(笑)

 

 

 


 

 

 

 最後まで読んでくださり、
 本当にありがとうございました!!

 


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