『百合展 2018』の感想&レポート(?)です!
2018年5月2日訪問
【一言】
色々な方が描く、様々な“百合”。
作品自体はどれも素晴らしいものだと思いますが、漫画を読まない私にとっては少々つまらない展示でした。
【Twitter140文字感想】
【 #百合展 2018】
女の子同士の“少し特別な関係”を描く《百合》というジャンルを集めた作品展。
恋愛感情だけでなく、友情や嫉妬……と《百合》ってとても広義だと知った展示会。
飾られた漫画や写真。会場に満ちるのは優しさに溢れた柔らかい空気。
「あなた次第」という文言がとても印象的。 pic.twitter.com/8wEUzPI845
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2018年5月2日
展覧会紹介
女性同士の友情や愛情を意味する「百合」をテーマとしたヴィレッジヴァンガード主催のフェア「百合展」が今年も開催されます。今年は2016年の第1回から数えて3回目の開催となります。写真やイラストといった表現方法にとらわれず、百合の魅力を多くの方にお伝えすることを目的に開催して参りました百合展ですが、年々多くの方にご注目頂けるようになりイベントの来場者数が1万人を越える大規模イベントに成長することができました。
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「百合」の魅力を詰め込んだ「百合展2018」を今年もどうぞお楽しみください。(公式サイトより)
【開催概要(東京会場)】
日時:2018/4/28(土)〜5/4(金)
会場:ライトボックス青山
公式サイト
展覧会の感想
今回の『百合展2018』は中止騒動があったり会場が変更になったりとしましたが、無事に開催することができて良かったです!
そんな百合展の会場、「ライトボックス青山」というギャラリーでしたが、外面を蔦が覆っていてなんだか素敵でした!!
今回、『百合展』に行った訳ですが、私自身は百合、好きです!
ただ、あまりハード過ぎるのは苦手で、どちらかというと「柔らかく温かい空気」が流れるようなほのぼのとした百合作品が好きです。
多分、「百合」そのももが好きなのではなく、「百合作品」の中の雰囲気とかキャラの関係とかが好きなのかな~~と思っています。関係を悩む2人であったり、友情を超えた感情とか、そういうのに惹かれるのかなぁ~と。
さて、今回の展覧会ですが、個人的な感想は「微妙」でしたね….。でも、『百合展』さんが悪いのではなく、悪いのは私なんです!!
というのも、今回展示してあったのはほとんどが「百合漫画」のもの。次の「展示紹介」を見てもらえばわかりますが、本当に漫画の紹介って感じなんです。
だから、漫画をほとんど一切読まず、アニメや話題作の原作に疎い私にとっては、なかなか分からない・知らない作品ばかりだったので「微妙」という感想になってしまいました…..。
漫画を読む方であれば「こんな作品あったのか! 読んでみよう!」となるのでしょうが、私は漫画を読まないのでね……。
会場の中はこんな感じ。
パネルが建てられていて、通路が狭かったので少し見にくかったです…..。
しっかりと“百合の花”が装飾として用いられていたのには笑いました(笑)
展示紹介
展示紹介ということですが、あまり詳しくないこともあり、文字通り紹介のみになってしまいますがご容赦ください……m(_ _)m
それから、以下の展示挨拶(?)の部分は是非絶対にお読みください!!
挨拶
「百合」って何だろう? 端的に言えば、女の子同士のすこし特別な関係性――恋愛感情に限らず、友情や愛情、敬愛、嫉妬といった強い感情がともなえば百合だと個人的には思っていますが、それは人によって違うでしょう。なぜかというと、彼女たちを観測し、百合だと思うのは“あなた”自身だから。誰にも後ろ指をさされない自分だけの聖域……そんな、それぞれの思う百合を表現した作品を集めたのが、こちらの百合展です。
百合は今、薄氷の上に立っていると思います。相つぐ百合漫画のアニメ化、一般文芸誌での百合特集、出版界的には堂々と百合と銘打てるようになりました。本イベントで紹介している作品以外にも魅力的な百合作品は今なお増え続け、バリエーションも豊か。界隈の外からも「百合が来ている」と注目され、今とても百合がアツい。それでも危機を感じるのは、何事も盤石ではないからです。ブームはいつか去るし、他にも様々なアクシデントが起こり得る。百合展2018東京会場は、場所変更というアクシデントを乗り越えての開催となります。それは、「百合」が自粛させられたのではありませんでした。しかし全くの対岸の火事ではありません。都条例も違法アップロードサイトも見過ごせない。他人事だとのんきに構えていたら、すぐ足元をすくわれ、百合にとって冷たい時代に逆戻りです。百合を諦めない――その熱は、絶やさずにいたいです。
今、百合に必要なのは、ひとりひとりの「好きだ」という声だと思います。もちろん、他人の目が気になる社会において、好きなものを好きだと言うのは未だ容易ではありません。ですが、我々の好きなものは果たして恥ずべきものでしょうか? 恥ずかしいという気持ちで押し込めておけるほどの「好き」でしょうか? 自分の心にまっすぐに、「大好きだ」と叫んだ時、きっと世界は変わります。きっと、自分自身も。
百合展は、その一歩だと思います。あえて現実社会のど真ん中で開催し続けている本イベントは、今年で3度目。協力して下さる作家様も、開催地も増えました。それを支えるのは、やはり、足を運んで下さる皆さまの存在。今、これを読んでいる方の中には様々な都合をつけてやっと来られた方もいると思います。もしかしたら、ちょっぴり気恥ずかしさを抱えている方もいるかもしれません。大丈夫です。みんな同志です。粛々と、たしなみを持って、ゆっくりご覧いただければ幸いです。百合愛を深めたり、初めての百合に出会ったり、百合とは何かと見つめ直したり。どうか素敵な出会いが皆さまにも訪れますように。開催、心からおめでとうございます。
綾奈ゆにこ
脚本家/『ちいさい百合みぃつけた』(KADOKAWA刊)著
以降は、本当に作品の紹介だけになっていきます……。
基本的には、会場の入口から順番に掲載していきます。
ただ、映像化している作品とちょっとした感想がある作品だけ先に持ってきます!
また、公式サイトに「CREATORS/作家紹介」が掲載されているので、ぜひそちらも御覧ください!
作品名:このはな綺譚
作 者:天乃咲哉
リンク:作品サイト
『このはな綺譚』はTVアニメで見て、とっても素晴らしい作品でした! 今回の『百合展』でこの作品のジャンルが「百合」なのだと初めて知りました!
アニメPV
Twitter140文字感想
【 #このはな綺譚 】
「おもてなし」に満ちた作品。
相手を思い遣り、寄り添って、気遣って、一緒に笑ったり涙したり。
「優しい」では表しきれない、丁寧で親身な温かさが愛おしい。四季の変化を慈しみ、自然の声に耳を傾け、違いを喜び受け入れる様子が素晴らしい。
登場人物が元気で可愛い! pic.twitter.com/TuiELBRIvz
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2017年12月22日
作品名:あさがおと加瀬さん。
作 者:高嶋ひろみ
リンク:アニメ公式サイト
映画が6月8日に公開されました! 是非、観に行くつもりです!!
➜6月11日に見てきました!
映画予告編
映画、観てきましたよ! ブログに投稿した感想はこちらです!
作品名:やがて君になる
作 者:仲谷鳰
リンク:作品サイト
こちらの作品は2018年10月からTVアニメが放送開始! この作品の名前は聞いたことがあって、期待しています!!
まだTVアニメのティーザーサイトがオープンしただけですが、楽しみです!!
作品名:citrus
作 者:サブロウタ
リンク:TVアニメ公式サイト
TVアニメが放送しているのは知っていたし、第1話は見ました。ただ、結構ハードで私が苦手なタイプだったので2話目以降は見なかったんですよね……。
TVアニメPV
作 者:ゆりあ
リンク:公式サイト
ゆりあさんの写真。実は、同時期に『ふともも展』というものが開催されていました。詳しくは、以下のブログを読んでください!
作品名:ご主人様と猫耳少女メル
作 者:伊藤ハチ
リンク:コミックウォーカー
作品名:柚子森さん
作 者:江島絵理
リンク:作品サイト
作品名:終電にはかえします
作 者:雨隠ギド
リンク:試し読み
作品名:※忘れました
作 者:※忘れました
リンク:※わかりません
作品名:月が綺麗ですね
作 者:伊藤ハチ
リンク:作者Twitter
作品名:あなたに響く百合アンソロジー
作 者:エクレア
リンク:電撃コミックweb
作品名:2DK、Gペン、目覚まし時計。
作 者:大沢やよい
リンク:pixivコミック
作品名:Albina Albina
作 者:motoca/erika
リンク:Tumblr
作品名:自主制作百合コミック誌
作 者:ガレット
リンク:作品サイト
作品名:箱の少女は恋をする
作 者:川浪いずみ
リンク:コミックウォーカー
作品名:あの娘にキスを白百合を
作 者:缶乃
リンク:作品サイト
作品名:オトメの帝国
作 者:岸虎次郎
リンク:作品サイト
作品名:黒川銀座四丁目
作 者:玄鉄絢
リンク:日刊マンガガイド
作 者:南方純
リンク:Twitter
作 者:SAKUnoTORIDORI
リンク:公式サイト
作品名:たとえとどかぬ糸だとしても
作 者:tMnR
リンク:pixivコミック
作 者:森永みるく
リンク:Twitter
作品名:青い花
作 者:志村貴子
リンク:BookLive
作 者:高橋みのり
リンク:Twitter
作品名:私は君を泣かせたい
作 者:文尾文
リンク:作品サイト
作品名:アフターアワーズ
作 者:西尾雄大
リンク:作品サイト
作品名:推しが武道館いってくれたら死ぬ
作 者:平尾アウリ
リンク:作品サイト
作品名:ふたりべや
作 者:雪子
リンク:作品サイト
作品名:私の百合はお仕事です!
作 者:未幡
リンク:pixivコミック
作品名:リリィシステム
作 者:吉富昭仁
リンク:作者Twitter
作 者:長谷川圭佑
リンク:公式サイト
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!!