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【映画】映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!

2015年10月31日

【評価:2.3/5.0】
 
【一言】
そもそもこれを劇場で観る意味って…?
でも、予想以上に良かったかな?(笑)
 
 
『ハロウィン・パーティでごきげんよう! みんなの希望の力で、開け!夢への扉!!』
映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!
 

 

目次
 

【STORY】

《パンプキン王国のたからもの》
 (約50分ほどでフルアニメーション。)
 パンプキン王国で開催されるプリンセス選抜大会に出場するために王国を訪れたプリンセスプリキュア。
 しかし、陽気な風景とは逆になにか嫌な雰囲気が…。調べてみると王国のプリンセスであるパンプルルが幽閉され、王様は操られていた。
 パンプルルを助けて、王国の危機を救えるのか?

 
《プリキュアとレフィのワンダーナイト!》
 プリンセスプリキュアは突然パンプキングダムに飛ばされた!そこではナイトパンプキンが王国の昼を奪って太陽の出ない夜が続いていた。
 出会った少女レフィとともに昼を取り戻すためにナイトパンプキンに勝負を挑む!
 
《キュアフローラといたずらかがみ 》
 可愛い髪飾りに浮かれていたキュアフローラ。置いてあった鏡を見てうっとりしていると…鏡の中にもうひとりの自分が!
 二人の不思議で楽しい物語。
 

 

【詳細】

監督:座古明史
制作:2015 Go!プリンセスプリキュア製作委員会
主題歌:Miracle Go!プリンセスプリキュア/礒部花凜
上映時間:90分
日本公開:2015年10月31日
出演:嶋村侑,沢城みゆき,花澤香菜and more.

 
 

【感想】


 “面白かった”or“面白くなかった”で選ぶとすれば確実に“面白くなかった”ですね。
ただ、面白くなくてもそれを埋めるようなものがいくつかあったので総合的には「悪くはなかった」になりますね。
 
 そもそも短編3本にする必要はあったのでしょうか?75分フルに使って物語を少しでも深くしたほうが良かったと思います。
 
 この3本は全て描き方が違うんですよ。
 普通の?アニメーション、フルCG、SDCGの3種類。プリキュアでこれをやるのはかなり挑戦なんですかね? あとで詳しく書きますが、この部分は評価していい部分だと思いました。
 彼女たちの変身シーンをフルで何度も入れる必要ってあったんですか?カットしてくださいよ!……でも、動きが滑らかでかつよく動いていたので悪くはなかったですね。
 
 こんな自分にも来場者特典のミラクルプリンセスライト(ペンライト)とプリンセスティアラをくれるなんて…。HPには小学生以下のお子様限定って書いてあったのにw
劇中でペンライトを振るシーンがあるんですが、そこが雑というか、うまいというか…。
 
 

さてみなさんはこの点数が気になりますよね?
せっかくので大体の内訳を。
ストーリー:0.3
表現(映像):1.5
演技(声):0.3
その他:0.2
計2.3
こんな感じですかね?
 
 
 

 う〜んと…ストーリーはハッキリ言ってつまらなかった!物語に引き込まれないし、先も気にならないし。
 もっと物語にスパイスが欲しかった! ず〜っと平坦な感じで物語が進んで、最後も悪を倒して終了。親子の感動のハグがあってめでたし。 子供には良いのかもしれませんが、これでは…ねぇ。
 某魔法少女アニメのように主人公が死ぬとか、希望を絶望に変えて堕ちるとか。こういうのがあると面白いんですがね…(まぁ、無理でしょう。)
 
 
 

 アニメーション、フルCG,そしてSD画質のCG。この3種類の描き方で各短編が描かれるわけですが後半2つに関しては大満足!
 
 フルCGの方ではディズニーPixarとかと同じようにアニメーションとは違ったリアルさ?柔らかさ?で上手く描いていて、動きも細かいところまでしっかりと描いていました。
SD画質のCGはそもそも、この描き方が気に入りました! アニメーションとCGの間というか、クレヨンで書いたような濃さと厚さというか…。これは良かったです!
 で、問題は(普通の)アニメーションですよ。一番大きな問題は「絵が動かない」というところです。深夜の30分アニメでももう少し動きがありますよ。確かにバトルシーンは他の作品同様に動いてはいましたが、それ以外のシーンがダメでした。それに雑に見える表現が目立っていたような…。
 口が動いていなかったり、米粒のような小ささで描いたり、群衆の動きがテキトーだったり。映画なんですからここはちゃんとしましょうよ!
 
 
 
 

 彼女たちの変身シーンは綺麗でしたね。1回目に見た時は「お〜…」って少し思いました。でも、2回目以降からは飽きますよ。セリフも同じ。ここはカットしたり、短くしましょうよ!(でも子供には人気があるんでしょうね…)
 変身シーンはほぼすべてがCGで描かれていたので動きがかなり滑らかでした。彼女たちの持っているガジェット?(アクセサリーとか、変身用の香水瓶とか)
 

 
 

 そもそも、このプリキュアはキャラクターの絵が個人的に嫌いなので。これについてはなかなか理由を述べにくいんですが自分に合わないんです。
 でも、今作で出てきたパンプキン王国のお姫様「パンプルル」が可愛かったです(笑)声が綺麗で、綺麗で上手な挿入歌も歌っていてCVが気になってスタッフクレジットで確認したら花澤香菜さん。そりゃあ上手いはずですよ。
 
 
 

 今回、公開日が10月31日=ハロウィンということで映画もカボチャや、ハロウィンをモチーフにした変身など細部までハロウィンにこだわっていたのはとGood!
でも、こだわりすぎていてカオスになっていたのはBad!
 
 
 

エンディングも良かったです!
歌っていたのはEvery Little Thing。
さすがですね。
 
 
 

 シアターの入り口でチケットを渡して入ろうとすると「あ、来場者プレゼントがあるのでどうぞ。」……えっ?くれるんですか!(笑) HPには小学生以下って書いてあったし、自分は別にいらないし、あっても邪魔だし…。
 結局、そのまま受け取ってシアターへ。一度もライトは振りませんでしたし、ティアラも被りませんでしたがね。
 で、このライトを振ってプリキュアたちを応援しよう!っていうシーンご数回出てくるんですが、そのシーンが上手かったというか、下手だったというか…。
プリキュアの手下?使い魔?(ロイヤルフェアリーって言うらしいです)が言うわけですよ。『みんな〜!ミラクルプリンセスライトを振ってプリキュアたちに力を送ってあげて!』みたいなことを。そんなことをするのはデップーだけで十分ですよ!
 
 

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