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【映画】『シャザム!』:純粋な子供心と容姿の”ギャップ”の《シャザム》が最高の笑いを届けてくれる!

※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。

2019年4月23日鑑賞

シャザム!
Shazam!

©2019 Warner Bros.

 

 

【評価:4.4/5.0】

 
【一言】

あの純粋さが大好き!
たくさんのヒーロー愛と、
あたたかい家族愛、
ノリとジョーク最高の超笑える映画!

 
【Twitter140文字感想】

 

 


 

 

【目次】

 

 

ストーリー&メモを表示

 

STORY&STAFF

 

身寄りのない思春期ど真ん中の子供、ビリー。
ある日突然、彼は魔術師からスーパーパワー
をゲット!
「シャザム!」それは、最強でサイコーな魔法の言葉!これを唱えれば、筋肉ムッキムキ!稲妻バッキバッキ!のスーパーヒーローに変身できるのだ!ヒーローオタクのフレディといっしょに、悪ノリ全開!止まらない!そんなスーパーパワー絶賛ムダづかい中のビリーの前に、科学者Dr.シヴァナが現れる。
手に入れたスーパーパワーのために、フレディ
がさらわれてしまう…
ビリーはついにヒーローとして目覚める!

映画公式サイト

予告動画

 

監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
原作:フォーセットコミックス『キャプテン・マーベル』
脚本: ヘンリー・ゲイデン
制作:ニュー・ライン・シネマ
音楽: ベンジャミン・ウォルフィッシュ
キャスト: ザッカリー・リーヴァイ and more.
上映時間:132分
日本公開:2019年4月19日
配給:ワーナー・ブラザース
公式サイト

 

 

 


 

 

 

映画の感想

 

感想概観

 

 アメコミ映画の『シャザム!』
 期待と不安を混ぜ抱きつつも、現実の鬱憤を晴らせる爽快で爆笑の映画だったのが最高でした!

 思いっきり「シャザム!」って叫びたくなる映画かも。
 DCシリーズとの繋がりも薄いので、初見でも存分に楽しめます!

©2019 Warner Bros.

 すっごい純粋で楽しかったです!
 やっぱり、「子供の心」というのは何より大切なのかもしれません!

 DCヒーロー愛が凄くて笑えるし、ジョークのノリが丁寧で絶妙で笑えるし、そもそも“ギャップ”で笑えるし!
 自然と笑みが溢れるし、普通に笑い声が劇場内に響く映画で、本当に楽しかった!

©2019 Warner Bros.

 異質なのに超王道のヒーロー映画!
 DCでもMARVELでも、他のヒーロー映画の中ではやる事なす事がどれも少し“変わってる”!

 それなのに、〝胸が熱くなる〟ような最高のヒーロー映画になっていて、本当に良かったです!

 やっぱり「家族愛」
 個人的に、「家族愛」を振りかざすヒーロー映画って苦手なんですが、本作はとても良かったです!

 ここでもやっぱり「純粋さ」かも?
 子供が色々と経験して成長して、「家族」を見つけるのってジワッと温かい気持ちが溢れます!

 ヒーローもヴィランも濃いキャラ。
 「謎の呪文で変身したらオジサンに」なんて超変わり者ヒーローなのに、純粋さと圧倒的な強さが格好いい(?)し、応援したくなる!!

 そして、相変わらずヴィランは「悪役の背景」が描かれるから共感してしまうし、“一元の悪”ではないという事を思い出させます。

©2019 Warner Bros.

 

 

 

 

すべてが「純粋」で楽しめる!

  

 久々に映画で笑いました!
 本当に面白い映画だったし、それ以上に心の底から「面白い!」と感じられる”純粋さ”満点のヒーロー映画でした!

 「子供の心」というのが一番でしょうね!
 見た目はオジサンでも、中身は子供のまんまだから、そのギャップが生み出す”変な行動”が面白いし、それ以上に大人にはない「純粋な心」が登場人物から溢れていました!

 「飛ぶ」ということ1つ取っても、その喜びようはどのヒーローにもない純粋さで溢れていたし、とにかく「パワー」を使うことに対する感情の豊かさが凄いです。
 「稲妻が出た!」「怪力だ!」「防弾だ!」「まさか飛べたぞ!」……と自分の能力が分かっていく過程の戸惑いと、それを大きく上回る嬉しそうな彼が本当に子供のようで(本当に子供だけど、)好きでした!

本編映像(スーパーパワーは?編)

 その「純粋さ」があるからこそ、爆笑!
 笑えるポイントは無数にあって、その度に映画を観ている観客が皆んなで笑えるし、その「笑い」がとっても親切なのが有り難いです。

 親切な「笑い」とは?
 主役が子供(時には大人の見た目をした子供)だからこそ、下品な下ネタは無しだし、嫌味とかもないし、分かりにくいジョークも少ないし。

 純粋な少年少女から繰り出される、誰もが笑える”ユニバーサル・ジョーク”が本本当に面白くて最高でした!

©2019 Warner Bros.

 もう一点の純粋さは「ヒーロー愛」です。
 DCコミックスの映画なのでMARVELヒーローは登場しませんが、「スーパーマン」と「バットマン」という誰もが知っている二大巨頭がいるので問題なし!

 その2人を中心に、ヒーロー全般も含めて、様々な角度から「オタク愛」を披露する映画になっているし、それもバカにしたりする内容じゃないから、聞いてて気持ちいい!
 まぁやっぱり、子供的な観点でも「好きなもの」に対する愛情ですよね。

©2019 Warner Bros.

 

 

 

 

異質で王道のヒーロー映画!

 

 まぁ、ヒーロー映画も、その他の作品でも他作品と違うものでないとオリジナリティを発揮出来ないので、「異質」ではあるのでしょう。それに、私は原作一切知らないので、DCとMARVELの映画と比較してという意味ですが。

 やっぱり、ちょっと異質な気がしました。似ているとすれば「スパイダーマン」が近かったかなぁと。

 どう異質で、そう王道なのか?
 ネタバレを避けつつ、上手く書いていけたらと思います。

 「異質」という観点では、やっぱり「子供と大人」のギャップが凄かったです。

 アメコミでも少年が主人公の作品は多いですが、そんな作品って主人公は必ず成長したり大人と同等の立ち振舞を終盤には覚えるというストーリーが多い印象です。
 しかし本作は最初から最後までずっと「心は子供のまま」なんです。だから純粋さが目立つし、大人姿とのギャップも印象的に映るわけですが、この点は少々珍しいと感じました。

 その一方で、「王道」が最高です!
 ヒーローとしての活躍やヴィランの存在、物語の中核となるストーリーや展開等は王道をしっかりと踏襲しているようで、とても嬉しかったです!

 また、溢れ出る「アメコミ愛」がこの「王道」をより強固にしていたと思います。特に、フレディの台詞がまさしくその通り!

本編映像(バスを止めたぞ!編)

 

 

 

 

素敵な家族愛の映画に!

 

 ヒーロー映画で取り上げられる主題の1つはやっぱり「家族」。
 本作もその「家族」が主題の1つに据えられているわけですが、その内容はやっぱり「子供」と「純粋」というキーワーが大きな役割を果たしている物語でした。

 ネタバレを避けるため、公式サイトの紹介文から書きます。

 主人公の少年ビリーは、身寄りのない里子で養家を転々とする問題児。彼は幼い頃にはぐれた母親のことをずっと探しています。
 そんな彼が出逢った新しい「養家」と親友(?)のフレディが物語の中心的な立ち位置です。

 まぁ、観た方は分かるだろうし、観てない方は想像していただけたらと。

©2019 Warner Bros.

 いい話ですよ、本当に。
 大人ヒーローの複雑な人間関係とか社会的立場とか、そういうしがらみ一切なく、ただただ純粋に「家族愛」を描いている良い作品

 「家族」という存在を”見つける”物語、素晴らしいですね。

 個人的に、「家族愛」を振りかざして感動を誘おうとする物語は苦手なのですが、この『シャザム!』という作品はとっても良かったです!

 

 

 

 

強い共感抱くヒーローとヴィラン

 

 ヒーローという主人公はもちろん、ヴィランという敵で悪役にも観客の共感や同情を誘う物語になっているという部分が「アメコミ」の凄い部分だと思うし、他の映画には絶対にない部分だと毎回思います。

 勧善懲悪という物語でありながら、悪党にも「人間」としての尊厳というか、バックストーリーをしっかり準備しているからこそ、物語が深くなるのだと改めて感じました!

本編映像(もしかして悪い人?編)

 本作のヒーローは「シャザム」!
 「見た目はオジサン、心は子供」という変わり者ヒーローな点からすでに観客の心を鷲掴みにして離しませんが、その内容もまた面白くて格好良いから最高! チート級の馬鹿みたいな強さを誇り、ピュアな心で遊びまくる、その子供のような魅力が最高!

 その一方で、真剣に悩む姿は印象的だし、何も知らずヒーローに憧れていない彼が偶然ヒーローになってしまった点は、応援したくなるポイントです!

©2019 Warner Bros.

 「シャザム」は望まずにヒーローになりました。
 一方、その願望が叶えられなかった故に、自らの努力でヴィランになったのが、本作の悪党となる「Dr. シヴァナ」です。

 「どうしてヴィランになったのか?」という背景と、彼が負った心の傷、さらには「家族」という部分まで、徹底的にシャザムと対比されるようなシヴァナの描写がとても共感を誘う内容でした。

©2019 Warner Bros.

 本作を観て思うのは、「一元的な正義」も「一元的な悪」も存在しないという点でした。まぁ、他のアメコミ映画でもそうですが、完璧な正義を執行する者も、100%の悪人も存在しえないです。
 その部分が強く対比で描かれているように感じました。

 また、個人的にDCのイメージは「暗い」です。
 しかし今回の『シャザム!』をはじめ『アクアマン』『ジャスティス・リーグ』と全体的にはその「暗く重い雰囲気」が無い作品が続きました。その分、今回の「The ヴィラン」のようなスーパーヴィランが登場してくれて嬉しいです!

 

 

 

 

心配をすっかり吹き飛ばす映画!

 

 今回の『シャザム!』という作品は予告映像や宣伝の時点ではかなり強い懐疑的な見方でした。というのも、CMとかがかなり“フザけた”内容で、心配していたんです。

 もちろん、日本の広報宣伝だけがそのノリなら心配ですが、米国版の予告もそんな雰囲気だし、原作はまったく知らないので、「一体どんな映画なのだろう?」とかなり楽しみにすていました!

 そして、いざ蓋を開けてみると……メチャクチャ面白かったわけです。
 まぁ正直、これまでの犯歴から日本の宣伝を過小評価───というか信じていなかった部分が強いのですが、本作は確かに「CMのノリ」で間違いない!

 本当に笑えたし、CMや宣伝も変な印象操作とかなかったし。もっと言えば、公式サイトのチャラいノリも映画の雰囲気とあっていて、観た後で読み返すと何の違和感も湧きませんでした!

 今回唯一やらかしたのは、「菅田将暉の起用」では?
 もちろん吹替版を観ていないので、完全に憶測と偏見での意見ですが、菅田将暉の「声の演技」は決して上手いものではないと思います。(この点に関してはアニメ映画『打ち上げ花火~』で最低評価でしたし)

 公式がUPしている吹替版の予告編とか本編映像を見るだけで、明らかな“下手”さが伝わってきます。「魔術師」の発音とか最悪じゃないですか。
 あと個人的に、菅田将暉が起用決定した時のインタビューがあまりにも悪印象過ぎて最悪。「デカイ仕事きたな」じゃねぇよ! 他の声優なら絶対に「演じさせて頂きます」くらいの姿勢で臨むと思うぞ!?

本編映像(魔術師のせいでこんな姿に!編)吹替版

 

 

 

 


 

 

 

以降、映画本編のネタバレあり

 

 

 


 

 

 

映画の感想
※ネタバレあり

 

最初の衝撃、中盤のブースト、良いラスト

 

 最初、結構驚きました。
 宣伝を観ていたせいもあり、のっけから「陽気なシャザム」がぶっ飛ばしていくようなストーリーになると勝手に想像していたので、まさかのダークな展開に驚きました。

 暗い森の道を走る車内は邪険な雰囲気で、脆弱な少年サデウスが魔術師の元へ転送されるわけです。それから、交通事故のシーンは思わず声を上げそうな程ビックリ!
 公式HP等も確認していないので、まさかこんな始まりとはつゆ知らず、しかもヴィランになるなんて予想だにしていませんでした。
 このオープニングが期待以上に「DCっぽい」感じだったので、開幕そうそうから映画に引き込まれました!

 そして、雰囲気は打って変わって前半~中盤。
 ビリーが「シャザム」に変身し、色々と引っ掻き回しながらも、スーパーパワーを楽しむ彼の姿はまさに無邪気な少年そのもので、観ていて楽しかったです!

 あの活躍は本当に爽快だし、彼の相棒でヒーローオタクのフレディも最高のキャラでした!

 しかしそれもつかの間、彼もまた「ヒーローの強さ」に酔いしれてしまう姿が描かれます。あの純粋さがあっただけに残念ではあるものの、すぐにフレディたち「家族」が彼の味方になってくれた時の安心感が大きかったです!

©2019 Warner Bros.

 そして、いざシヴァナとの対決へ。  この部分は普通のヒーロー映画で、ちょっとパワーで押しているところがありましたが、そこがまた面白かったです!

 最後には子どもたち皆んなでヒーローになり、家に戻って「家族」という言葉を初めて使い、心を開いたビリーの姿が描かれて、温かい気持ちで映画を終わることができました!

 

 

 

 

『シャザム!』の面白さ&ヒーロー愛

 

 この映画『シャザム!』の面白さはいくら挙げてもキリがないほどたくさんありました!
 凄いと思ったのは、予告編等で既に観ている内容でも、実際に物語に組み込まれた形になると、その面白さが明らかに増大する点です!

 まずやっぱり、「シャザム」変身後の行動です!
 養家のビリー宅に戻って「俺だ!」とフレディを呼ぶシーンからもう爆笑が始まっていて、その後の「パワー能力テスト」はどの段階も最高に面白い! フレディの「透明人間」のジョークとかも腹を抱えて笑いました(笑)

 そして、予告編でも印象深いコンビニ強盗のシーン。
 「防弾だ!」と気がつくシーンも面白いですが、それ以上に防弾テストで頭部を撃たせるために銃を返すシーンが面白かったです!
 子供という観点を忘れず、ビールじゃなくてお菓子をチョイスするところとか、本当に細かくて最高です!

©2019 Warner Bros.

 その後のヒーロー活動も最高!
 「フレディ」に掛けたのか、今絶賛話題のQueenから「Don’t Stop me now」のノリノリの音楽を背景に、遊びまくるシャザムことビリーとフレディが最強のコンビ!

 「ロッキーの気持ちが分かった」と美術館前階段で話すシーンとか、個人的には結構印象的でした!

 ハグ魔の妹ビリーも最高!
 「良い妹」としてちゃんと他言無用の約束を守り、他の皆んなが答えに辿り着いた時の嬉しそうな表情ったら、もう大好き!
 「大正解!」と叫ぶ彼女が本当に面白かったです!

 ヒーロー映画への愛からの笑いも最高!
 一番は、シヴァナとの対決で、フィラデルフィアの街上空で戦ったシーンです!  何が面白いって、悪役お決まりの決め文句を喋るシヴァナを前に「え?聞こえない!」とすべてを聞き流して攻撃を始めるあのシーン!
 誰もがずっと思っていたはずの「悪党の台詞中に勇者が攻撃すれば良いんじゃね」という疑問を実際に実行してくれた、数少ないヒーローだと思います! 本当にあのシーンは爆笑でした!

 

 

 

 

ヒーローとヴィランの物語

 

  いくら笑えてノリの良い作品でも、やっぱりその根底にはヒーローの本質やヴィランの背景を描き出すアメコミの流れを汲んでいるし、DCのダークな空気はしっかり残っていました。

 まずは。ヴィランのDr.シヴァナ。
 父と兄という家族から否定され、さらに魔術師からも否定された彼が、自身の「努力」だけで本物のパワーを手にするべく研究を行い、ヴィランになる物語。

 彼の可哀相な人生には同情します。  ただ、物語終盤は目的が薄れて「ただのヴィラン」になってしまっていた点は少し残念でしたが、彼が胸の中に抱える“闇”の大きさは印象深かったです。

 そして、シャザム。
 ずっと陽気なキャラなのかと思ったら、自身のパワーに溺れ、稲妻パワーで危うく大勢ひ人を殺してしまいそうになるという、シリアスな展開にはゾッとしました。

 「自分が力を持っているから偉い」という錯覚に彼もまた陥ってしまう部分は残念でもあり、しかし一方では、これまで誰からも見向きもされなかったであろうビリーが大勢の人から注目され、「自分の力でできる」という部分の爽快感もあったのだろうと思います。

 まさに対比的な2人。
・偶然、望まずしてヒーローになったビリー。 ・努力して“力”を勝ち取ったシヴァナ。

 多分、人間的にはシヴァナの方が共感できるし評価もされると思うんです。子供みたいにはしゃぐビリーと違って。でも、「正義と悪」という観点で分類した時に、どうしてもシヴァナが悪になってしまうのが悲しかったです。
 パワーが強い方が正義なのか、民衆から支持されるから正義なのか、それとも親友や家族という存在が大きいのか……ヒーローとヴィランの関係は、映画を見る度に考えさせられる問題です。

 

 

 

 

温かい家族愛が良かった!

 

 何度も書いたように、個人的には「温かい家族」を大きく振りかざす作品ってあまり好きじゃないです。もちろん感動はするけど、計画的に仕組まれた感動のような美談は苦手なんですよね。

 しかしこの映画は、とっても良かったです!
 明らかに「家族」を主題の1つに据えていながら、主張せず、なにより押し付けなかったのが良かったのだと思います。

 最初はまったく心を開かなかったビリー。
 そんな彼が最後には、自分から食事の挨拶をし、口にするのも躊躇っていたような彼が、心のそこから「家族」という言葉を皆んなの前で言い、「家」と発する。

 この変化はとっても温かかったし、心の底から嬉しかったです!

 これに関しては、ビリー自身以上に、彼の周りの人たちがいい人ばかりでした。
 里親になってくれたビクター夫妻は寛容な心と温かい態度でビリーを迎え、フレディは親友として成すべき事すべてを行い、ダーラも良き妹として寄り添ってくれる家族。

 「母親に手放された」という事実を前にしたビリーが、シヴァナと戦う時に背中を押したのも彼らだし、最後には皆んなの力をあわせて戦うし。

 孤独なヒーローは決しておらず、今回は“仲間”というのが“家族”という特別強い関係で結ばれた人々だったということなのかもしれません!

 遊園地で叫んだ「家族を救えなければヒーローじゃない」という台詞が本当に格好良かったし、とにかく、ラストの温かい食卓が本当に良かったです!

 

 

 

 

アメコミ「DCEU」として

 

 正直、私はアメコミに詳しくないので、面白かった範囲でしたが。
 パロディ……というか、とにかく「ヒーロー愛」が溢れていました!

 ビリーとの初対面で「鑑定書付きのスーパーマンを撃った弾丸」が登場し、バットマンの使用するバットラングのレプリカがあったり、沢山の新聞記事が貼ってあったりと、それだけでテンションが上がります!

 まぁ、スーパーマンとバットマンの2人に頼り切っていた部分はありますが、シャザムの能力実験の時にも彼らが指標になっていたし、本当に「愛」が凄すぎです!

©2019 Warner Bros.

 エンドロールも良かった!  スーパーマンやバットマンに加えて、ワンダーウーマンやアクアマン等のこれまでのDCEUに登場したキャラまで塗り絵風に登場!

 フレディの汚名を晴らすべくランチをリベンジした時には「友達」といってスーパーマン(?)を呼ぶし、魚と話して海底軍隊を操る能力検査をやってみたり。

 直接的にユニバースと関わるわけではなく、間接的に触れていくという内容がまた、個人的に清々しかったです!(最近のアメコミは繋がりすぎ!)

 

 

 


 

 

 

 今回の『シャザム!』は本当に面白かったです!
 『アベンジャーズ/EG』という大作が控える中で、その期待を薄める程、濃く強烈な印象を残したDCの素晴らしいヒーロー映画でした!

 

 

 最後まで読んでくださり、
 本当にありがとうございました!!

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