大学で履修した科目の整理


 こんにちは!
 お元気ですか?

 3月31日ですね。
 明日、4月1日から社会人だなんて…。”自覚”はあるけど、”実感”がないという不思議な感じですが、頑張りたいと思います。

 この前、学生生活の最後の土曜日、見てきました。《密》を避けるように朝7:00から河原沿いの土手を歩いて、公園で遊んで、山に登って桜見て、夜桜を見て帰りました。とても良い一日でした。

 さて、前回のブログ記事で大学卒業をご報告しました。今回は、大学で履修した科目等を一挙に整理したので、公開します。

2021年春の桜の蕾2021年、春のご報告。

履修した科目の整理


 履修した科目を整理しました。
 基本的には「私のため」で、自分がどんなことを学んだのかを簡単に振り返ることが目的です。受講した科目などを整理したので、ついでにブログにも掲載します。(ブログにまとめるとスマホで見れるし検索できるし便利だったり。)

 各科目は、以下のような分類に分けました。
 なお、ここに掲載した科目は「単位を履修した科目」であって、この他に「聴講のみ」をした科目・講義がいくつかあったりします。

専攻・専門

公共政策ゼミ

教養・趣味

技術・実技

図書館司書資格

社会調査士資格



 前回の記事でも記載しましたが、どんな大学生活だったのか基礎情報を改めて載せておきます。

  • 大学:とある国公立大学
  • 場所:東日本のどこか
  • 専攻:社会/人文科学(主に政治・行政・政策)
  • 学位:学士号
  • 単位:182単位修得(半期1コマ90分=2単位)
  • GPA:ナイショ
  • 成績:学科専攻首席
  • 卒業:2021年3月
大学の講義教室

注意事項・伝達事項

 何点か注意事項?というか伝達事項?というかがあるので、先に書いておきます。あまり関係ないとは思いますけどね。

  • 科目内容は簡単な紹介のみ
     履修した科目の内容紹介をしていますが、簡単に大雑把にしたものです。省略や説明上の簡易化、学術的には不適当な表記なども含みます。

  • 科目の分類はおおよそ
     科目を掲載するにあたって「専門」とか「教養」とか分類しました。これは大学公式のものに加えて、私自身の感覚での区分も混ざっています。

  • 科目名は一部改変あり
     授業内容が分かりにくい科目名や大学独自の科目名などの場合、修正や変更をしました。
    例:基礎教養 ➔ 哲学
      白熱教室 ➔ 哲学


  • 課題レポートの題目は改変あり
     各科目の成績評価要素である課題レポートの題目は、一部ネット上で公開されているものなど「検索してヒットするもの」は題目を改変・変更しています。大意は変わっていません。

 
専攻・専門
 

授業内容

 1年次の必修科目。
 所属する学科の専任教授や講師の先生方が、1人1コマのオムニバス形式で自身の研究テーマや内容などを講義したり紹介したりする講義形式の授業でした。

成績評価:期末レポート

 講義を担当した各先生から課題が示され、1つ選んでレポートを書いて提出するという形式。 私は、平和教育に関する課題を選択。

課題
講義を聞いての感想とこれからの平和教育はどうあるべきか論じなさい。

レポート題目
「現代の平和教育が向かうべき方向──四つの問題点・課題点から導く今後の姿──」

受講理由と感想

 1年生の必修授業。
 「社会科学ってどんなことするの?」という疑問に対して具体的な内容が分かる、まさに入門編。またゼミ選びや2年生以降に受講する講義を決める参考にもなりました。
 期末レポートの「平和学習」については、個人的にはよく書けたと思うものの、当事者からするとめちゃくちゃ嫌な内容だったと思います。

授業内容

 行政に関わる制度と組織を学ぶ講義。
 そもそも行政を提供する国家・政府に関する基礎を学び、立法府と行政府を含む執政制度や行政サービスの種類、日本の省庁体制や財政制度、行政管理と行政改革・行政責任などについてに理論を学びました。また、地方自治体と住民自治についても十分に時間を割いて説明されました。加えて、行政と密接に関わる政治制度や歴史についても触れられました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 専門分野になるので受講。
 行政法について詳細に見るのではなく、国家・地方の行政の動きや理論や制度などを見ていく形です。総体的・概念的な部分から、過去の行政学の中で導き出された日本の行政(や政治)に関する分析を学ぶことができ、大変勉強になりました。

授業内容

 行政による公共的な課題解決・社会運営の政策について学ぶ講義。
 政治学や行政学との接点も絡めながら、公共政策の理論を学ぶ。市場と政府の関係や価値と利益の話、アイデア、政策手法、政官関係論と政策主体、政策過程にまつわる理論や原理など。予算や省庁や内閣など国の仕組みについても。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 私の専門分野。
 政治学や行政学と近づきつつも、行政が市民や社会に対して直接アプローチする「政策」という内容なので身近に思えるし、官僚や役人がどういう理論で政策を作っているのか、政治家や企業の影響はどうなのか、そういった背景を勉強できて面白かったです。ニュースを見るのが楽しくなりました。

授業内容

 公共政策論Ⅰを受けての後半。
 国メインのⅠに対して、地方自治体における公共政策について学びました。予算と3割自治や機関委任事務や総合計画など、あるいは条例など政策法務について。
 その後、事例研究に入りました。
 世界各国との比較政策学の視点を取り入れながら、外交と日米安保、自由貿易協定と農業政策、利権と道路政策、少子高齢化と社会保障政策、景観条例と政策革新、などです。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 

公共政策論Ⅰで学んだ理論が、現実の社会でどう動いているのかを見ていくことで、よりリアルに政策論の全体像と細部が分かりました。取り上げた事例は社会的に話題に上っているものですが、だからこそ課題意識を持って授業に取り組めました。また、日々触れる新聞やニュースなどの情報も、政策論的な視点で見ることが出来たので、社会そのものが面白くなりました。

授業内容

 戦後日本の政治転換について、国内の制度や政治力学を学ぶと同時に、米国や東アジアなど密接な関係を持つ各国ほか国際的な側面からも日本の政治を理解するもの。
 戦後のGHQ占領期から出発した日本の憲法や政治制度、また日米同盟と安保などのほか、自民党など政党や選挙制度などと米国との関係など、国際政治と絡めて国内の政治を勉強しました。終盤には東アジアの国際秩序についても触れられました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 「政治学」はいくつか開講されていて、その中でも国際政治に近い内容が取り上げられていた講義を選択しました。また、私が好きな仲良くしてくださった先生の授業ということもあり、受講。
 私は「世界史は好きだけど日本史は苦手」なタイプなので、国内の政治だけ粛々と学ぶのはどうも性に合わず。でもこの授業は、米国ほか各国との関係から日本政治が構築されてきたことを学べて、非常に興味深く面白かったです。

授業内容

 第二次世界大戦以後の現代日本社会の成立過程について、特に戦後の近代市民社会形成や憲法の制定、また憲法9条と平和思想や日米安保関係についてを、歴史や政治動態などから資料や証言をもとに精緻に辿り考える授業。

成績評価:中間レポート・期末試験

課題1
2017年10月衆議院選挙について、論点を設定した上で分析せよ。

レポート題目
「立憲民主党の躍進におけるインターネットを利用した選挙活動の役割」


課題2
あなたの家族や親戚などの家族史と戦後日本史がいかにリンクしていたかを多面的に考察せよ。※第二次世界大戦の経験がある方の話が聞けた場合、論文内に盛り込んでください。

レポート題目
「家族・親族の学歴と日本における社会的性差の関連についての考察」

受講理由と感想

 1年生の必修科目でした。
 戦後の憲法制定や日米安保成立などの背景が日本・GHQ双方の立場から詳細に明かされて、単なる歴史の教科書とは違う生々しい感じが非常に面白かった。NHKのドキュメンタリーを見ているみたいな。
 ただ、先生の思想が色濃く反映されていた点はどうかと…私はそういうの大好きなのでむしろ楽しく聞いていましたけど。
 レポート課題は2つ出されました。「2017衆院選分析」ではネットの活用に着目して分析をしました。「家族史と歴史」では戦争を体験した祖母や親戚に話が聞けたので、それを盛り込みました。授業をキッカケになかなか聞けない話を知れて良かったです。

授業内容

 現代日本の政治制度の変遷を政策課題を踏まえながら追う講義。
 国家概念を理解した上で、議院内閣制と大統領制や選挙制度、官僚制度などについて学ぶ。その後、戦後日米安保、55年体制、高度経済成長と利益誘導方政治、石油危機と新自由主義、失われた20年、消費増税、構造改革と小泉革命、民主党政権から第二次安倍政権へ、と歴史を追いながら政治制度を学びました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 政治学的な理論や分析を加えて日本政治を俯瞰することができました。一般常識や中高校での知識としての学習内容ではない、様々な思惑や社会情勢が絡んだ総体的な動きと微細な駆け引きを見ることができ、生き物としての政治を学べて面白かったです。

授業内容

 現代世界の状況を国際政治学で読み解くべく、その初期から現在に至るまでの理論や歴史を学ぶ講義。
 「同盟と帝国」という概念を中心に、主権国家・アナーキー・力の均衡といった現代世界にも通じる基礎概念や、リアリズム・リベラリズムの・ナショナリズムなどの諸概念、「抑止」の考え方などについて、17世紀の欧米列強を出発点として説明されました。
 そして最後には、イラク戦争など現代を舞台にし、権力移行論から米中覇権戦争の解説をされました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 国際政治はとても興味がある分野で、かつ教授がとても好きな方だったので受講。
 国家間での政治的力学に関する理論を学べたのが良かったし、百年以上前の理論が現行世界でも通用することが凄いし、昨今台頭する中国についても政治学的に説明できたことは非常に勉強になりました。

授業内容

 財政学の国家財政編。
 国家予算と財政民主主義の下、公共投資・社会保障・租税・債務などの基盤となる仕組みについて、その目的や使徒などのほか、評価指標などについて学びました。
 その上で、先進国や発展途上国など各国の国家財政の状況や、福祉国家とされる北欧諸国の財務状況などを分析学習しました。

成績評価:期末レポート

課題
福祉分野における国家政策と予算の関連について、特定の政策と取り上げて論点を整理した上で、自身の考えを論じよ。

レポート題目

「幼児教育の無償化議論における論点整理と財政的側面から検討する課題」

受講理由と感想

 財政学は選択必修であったのと、卒論とか今後のことを考えると学んでおいて損はないだろうということで履修。
 中高校の授業をより専門的にした感じでした。理論や仕組みから、具体的に税率の計算方法とか予算執行の評価指標とかを習えたのは良い機会でした。難しかったけど、”大学の勉強”っぽくて浮かれていました(笑)
 期末レポートは、議論が盛んになっていた幼児教育無償化について、その議論や政府や各党の主張・計画などを整理しながら、対象範囲や財源などの観点で論じました。

授業内容

 財政学の地方財政編。
 都道府県や市区町村レベルでの予算執行や財政の話など。決算書を読んだり、財政指標を用いて分析したり。あるいは地方交付税など国からの補助金の話やふるさと納税、また地方分権改革の流れや経費構造改革などに関する内容も取り上げられました。

成績評価:期末レポート

課題
 自身の出身地や居住地の市区町村の財政運営を観察し、他の市区町村と比較した上で特徴や課題を論じなさい。

レポート題目
「◯◯◯の財政運営状況に関する観察結果」

受講理由と感想

 国家財政とセットでの受講。
 やはり地方財政の方が身近だし、自治体がどのような施策を行っているのかを知っている分、財政評価の指標や予算のチェックなども親身に勉強した気がします(笑)
 期末レポートは自治体の予算構成や公債比率・経常収支比率などを、総務省の市町村類型を基準にして他自治体と比較して論じました。

授業内容

 地方自治体の基礎知識を学びながら、少子高齢化・人口減少・災害など日本の自治体が直面する課題の現状と解決について考える。
 地方自治体の法的根拠と行政サービス、組織運営や議会と政治、地方財政や条例制定などの実務面、市町村合併や地方分権改革など国との関係、など基礎知識を学びました。
 その後、ふるさと納税や社会保障、都市計画などに関しての事例を紹介されたり、実際に自治体役所の公務員を招いて講演をしていただいたりしました。

成績評価:中間レポート・期末試験

課題
市区町村単位での出身自治体に関して、以下2点について調査し、意見を述べよ。
・今後、市町村合併をする場合の賛否
・ふるさと納税の実施状況

レポート題目
※題目はなし

受講理由と感想

 選択必修科目でした。
 私たちの生活業務を担う身近な地方自治体単位の話は真剣に聞けたし、どういう制度で自治体が運営されているのかを、中高校の公民より詳細に学べました。(かし日本の地方は前途多難ですね……)
 レポートについては、市町村合併の可能性については3つの理由を上げて反対しました。ふるさと納税については、なかなか頑張っているようです。

授業内容

 地方自治体に関する発展的な内容。
 増田寛也の「消滅可能性都市」に代表されるよう、少子高齢化・人口減少が進行する中、より実践的な自治体対応などを学びます。具体的には国による地方創生やふるさと納税、NPMなど民間手法を取り入れた自治体経営などの理論を学習しました。
 その後、移住政策や空き家対策と都市計画、子育て支援と待機児童問題、高齢者と介護対策、過疎化対策、若者と地域組織運営・活性化などについて、事例を見ながら学びました。

成績評価:中間レポート・期末試験

課題
激甚災害に指定された災害の中からひとつ選択し、調査して、自治体の災害対策の課題を述べよ。また来たるべき甚大な自然災害に対して地方自治体が行うべき危機管理対策についての考えを述べよ。

レポート題目
「西日本豪雨のダム放流対応における情報伝達の課題、及び地方自治体が行なうべき危機管理対策としての情報発信・収集体制強化」

受講理由と感想

 「地方自治論Ⅰ」の理論的内容を踏まえて、個別具体的な事例を取り上げての内容は、様々な課題が山積する自治体の状況が見えて厳しいものだなぁと。一方で行政職員も頑張っていると分かったり。それに、面白そうな施策を取り組んでいるところも沢山ありますね。

授業内容

 「生涯学習」について、出発点となるユネスコの宣言や提唱、基本的人権としての学習権やOECD諸国のリカレント教育など、その出自と取組や概念、基盤の理論を学習しました。
 その後、日本における社会教育や生涯学習の法整備や行政・民間の取組などを見ていき、その必要性や意味について考えました。

成績評価:中間レポート・期末試験

中間レポートの課題
自身の出身地もしくは居住地の生涯学習に関わる政策を取り上げて特徴を考察せよ。

レポート題目
「◯◯◯における生涯学習推進計画の特徴と課題」

受講理由と感想

 図書館司書の資格で必修だったので履修。
 まぁ、もともとそんなに興味がある分野でもなかったし、勉強にはなったけど、う~んという感じ。まぁ、図書館や博物館など社会教育施設にはいつもお世話になっているのでね!
 期末レポートについては考察自体はよく出来たと思っています。課題…というかイチャモンな気もしますけどね(笑)

授業内容

 「生涯学習論Ⅰ」で基礎編を勉強したところで、「Ⅱ」では欧州・北欧・南米・アジアの生涯学習の事例について、先進的な国を取り上げて歴史的背景や施策内容などを学習しました。

成績評価:中間レポート・期末試験

中間レポートの課題
日本における青少年支援について具体例を挙げながら説明せよ。

レポート題目
「次世代を担う青少年支援と行政の関わり──滋賀県「こども県会議」を事例に──」

受講理由と感想

 必修なので。
 やはり理論編の「Ⅰ」よりも、個別具体的な事例が取り上げられる「Ⅱ」の方が面白かったですね。
 確かに欧米は進んでいますよ。ただ、それで日本に対して悲観的になるのは違うよなーとも。後から導入した概念を日本に順化させるのだって時間かかるでしょうに…と思ったり。
 中間レポートは滋賀県の事例を取り上げました。色々と文献を読んでいる中で出てきて印象的だったのと、授業内容と絡めて書きやすそうだったので。

授業内容

 現代社会に発生する諸課題について、憲法、あるいはその他の法的な観点から検討をするもの。
 日本の法制度や、法の機能・道徳・正義・解釈、また裁判制度などについて学んだ上で、自衛隊や夫婦別姓や教育などの問題について議論する授業でした。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 法律をどう解釈すべきか、現在の課題に対して法律は何が出来るか、今の価値観と照らし合わせて憲法は何が不足しているのか、議論をする際に法的根拠をいかに使うか、などリーガルマインドの基盤を学べました。

授業内容

 膨大な民法の中でも「物権・債権」を中心的に扱う講義。
 第二編・第百七十五条からの「物権」と、第三編・第三百九十九条からの「債権」の範囲で、必要に応じて当然「総則」も参照しつつ勉強。
 民法の条文と事例を参照しながら、物権と債権の違いや効力を学び、法的な思考力や論理的な解決策を考える内容でした。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 一度は民法に触れてみたかったのと、「ポケット六法って全然”ポケット”じゃねーじゃん!」という会話をしてみたかったので受講。
 いや~法律は難しい! 法学部とか絶対に無理だし、弁護士とか検察官とか尊敬します。これは無茶ですよ。
 授業内容はほぼ何も覚えていないに等しいですが、授業内で教授が事ある毎に口酸っぱく言っていた「たとえ家族でも連帯保証人には絶対になるな」という教えだけ覚えました(笑)

授業内容

 近代社会を説明するために社会学者らが編み出された社会学の理論と基礎概念について、具体的には人間のあり方から社会分析(自我、行為、役割、規範、秩序、システム、合理化、資本主義)まで幅広く取り上げて説明するもの。
 クーリーらの自我論やパーソンズ, ルーマン, ハーバマスの社会システム論、ウェーバーらの近代化と合理化論と資本主義、社会的ジレンマなど。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 必修科目であったし、社会学は興味がある分野なので、その基礎として受講。
 複雑な社会を、個人・共同体・国家…など様々な単位で区切ったり、経済・宗教・思想…など様々な切り口で分析したり、色々な見方を学べて楽しかったし、先人らが確率した理論が現代にも応用できるのが本当に凄いと思う。

授業内容

 日本の地域社会が抱える課題とその解決策などの先行事例について学んだり、行政や市民団体による活動を取り上げた講義。
 商店街の衰退問題と活性化、「まちづくり」としてのひきこもり対策や空き家対策とリノベーション、過疎化や高齢化などと福祉対策などの事例を取り上げられました。また、北欧など海外の先進事例も紹介されました。

成績評価:中間レポート・期末試験

中間レポートの課題
活性化に力を入れている商店街を一つ取り上げ、その商店街の歴史を整理した上で現状と課題についてまとめ、活性化策の内容と効果を述べよ。

レポート題目
「商店街の課題と活性化の成功事例──深川資料館通り商店街の「深川いっぷく」を事例に──」

受講理由と感想

 地域社会学については、私自身が課題意識を抱いていたこともあるし、所属学科の中心的な教授の授業ということもあり、受講。
 ニュースで聞く内容の歴史や背景を学べた上、教授自身のフィールドワークの話を色々と聞けたり、最前線の現状を知れて勉強になりました。
 中間レポートについては、東京都現代美術館の近くにある商店街で、アートを使った活性化の取組を扱いました。

授業内容

 現代社会・国際社会における紛争や課題に対して、学術的な調査と論理的な思考のもとで解決策を探ることを目的としたグループワーク形式の討論授業です。
 担当グループでそれぞれ課題設定をして政策提言を行い、別のサブグループがそれに対して反論をする形式です。(例えば、Aグループが新型コロナを主題に設定して、ロックダウンを提言したら、Bグループは経済重視を主張する、とか)
 実際に議論した内容は、米中貿易戦争・北朝鮮核対応・ウクライナ問題・欧州難民危機・メキシコ麻薬戦争・サイバー戦争・シリア内戦、です。

成績評価:各回の出来栄え

受講理由と感想

 最高に楽しかった授業です。
 私は「欧州難民危機」と「北朝鮮核問題」と「米中貿易戦争」と「麻薬戦争」がメインの担当でしたが、外国語文献も含めて徹底的に調べてかなり完成度の高い政策提言や反論をしました。先生からも褒められたし!
 私にとっては趣味でも、グループメンバーに対してはかなり厳しい役割分担とか文献調査の指示を課してしまいました(笑) もちろん担当以外のテーマについても事前に調べて発表担当をこてんぱんに論破?してしまいました、ごめんね。

授業内容

 個人の生き方と社会のあり方について、グループディスカッションを主にした授業。3年次の必修で、専門の違うゼミ生と討論することが目的。
 生きがいやロールモデルを議論した後、宮沢賢治の『農民芸術概論綱要』を読んで日本人の生き方を話し合いました。また、トマス・モアの『ユートピア』を読んで国家や社会のあり方について議論しました。

成績評価:各回の議論や成果物

最終課題
トマス・モア『ユートピア』を読んで各専門的な見地から議論した後、その内容を演劇台本としてまとめよ。

受講理由と感想

 必修科目でしたが、非常に楽しかったです。
 同じテーマを専門の違う人と議論するのは面白いし、新しい知見を得られるので勉強になりました。
 宮沢賢治の『農民~』青空文庫は初めて知りましたがとても良い文章で気に入りました。トマス・モアの『ユートピア』は好きな価値観なので教材に取り上げられて良かったです。
 最終課題は、まさかの演劇台本を作るという…。なかなか面白かったです。

授業内容

 人間の社会活動・経済活動・企業活動などと環境問題との関係を、社会学・政治学・行政学的なアプローチで検討する講義。
 産業革命以後の人間活動と公共財としての自然環境との関わりや、「市場の失敗」をはじめとする経済的概念を学習。その後、より詳細にエネルギー供給や開発の話、環境政策の手法や公害問題について説明を受けた後、福島第一原発事故について取り上げられました。最後には日本のエネルギー政策と脱炭素への提言がありました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 専門分野とも関わる内容かつ関心があったので受講。
 単純に「CO2はダメ!!」とかじゃなくて、いかに企業活動や経済利益と環境保護とを、互いに害さないように接近させることが大切だと思ったし、経済面を見ないで環境を語るのは困難だと思います。

授業内容

 「経済発展と環境保護」とか「産業と資源管理」とか「公害問題」や「環境政策」などが主たる内容となる環境経済学の授業。
 そもそも「環境」の定義と「経済学」の基礎を確認し、経済・市場システムなど人間活動と環境との整合性を考えたり、負担の分配など価値や利益の損得を考えたり、経済活動の原則やルールを習ったり、あるいは先進的活動を行っている地域や団体を取り上げたりと、単に善悪論での環境問題への対処だけでなく、理論と実践を組み合わせた施策を学べました。

成績評価:期末レポート

課題
自身が興味を持つ環境政策、あるいは興味を持つ国や地域で行われている環境政策を1つ取り上げ、先行研究を適宜用いながら課題点を挙げ、自分なりの解決策を提示せよ。

レポート題目
「再生可能エネルギーの推進と市民運動の長所と短所──ドイツ・シェーナウ市における市民電力会社を事例に──」

受講理由と感想

 環境政策についてはもともと興味があるので(ただし公害問題は別)、面白そうだと受講。実際、色々と学べて良かったです。
 ただ「自然が可哀相だ!!!」ではなく、人間の諸活動を鑑みてその利益や負担を公平に分配するよう様々な理論や施策が編み出されていて、とても勉強になりました。
 期末レポートについては、私は「ドイツの脱原発と再エネ政策」にずっと関心があったので、ここでもその内容です。特に市民主体での再エネ導入について考えました。

授業内容

 環境問題とそれに対する環境政策を学ぶ講義。
 環境問題の類型や公害の概要を学んだ後、環境政策の手法や理論を学習しました。具体的には、汚染者負担原則や予防原則などの原則、規制や炭素税などの政策手法、国の官庁・NGO・国際機関などの政策主体と法体系、などについて学びました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 専門で学ぶ政策学との関連で履修。
 環境問題に対して行政の政策理論を学ぶことで、社会がどういう仕組みで動いているのか、どのような対策が取られているのか、国際的に重要となる環境問題についてニュースで見れない裏側のルールを知ることができて面白かったです。

 
公共政策ゼミ
 

授業内容

 ゼミです。
 2年次のゼミは、主に公共政策・政治学・行政学に関する中核的な文献・書籍・論文などをゼミ内で輪読しながら議論する形で、専門性を高めていきました。
 読んだ文献は、秋吉貴雄『公共政策学の基礎』、飯尾潤『日本の統治構造』、村松岐夫『地方自治』、伊藤修一郎『自治体発の政策革新』など。

成績評価:議論への参加度+レジュメ

レジュメ
読んだ文献の内容や論点を整理するレジュメを作成して何回か提出するのが評価のひとつ。要約の精度や分量、発表などいくつか基準がありました。

受講理由と感想

 ゼミは必修でした。
 私が加入した「公共政策ゼミ」は学内でも「厳しいらしい」とか「文献を読む量が桁違いに多い」とか言われているところでした(笑) 実際、確かに厳しいですけど、どこのゼミよりきちんとしているというか、指導がちゃんとしていて、有意義な学生生活になったことは間違いないです。なんか”大学生”っぽかった。
 私は、ゼミの指導教授がとても好きな尊敬できる先生だったので、第一希望で申請し、無事に加入できて良かったです。

授業内容

 ゼミです。
 3年生では、同じく文献講読をしながら、より専門的な内容を学びました。読んだ文献は、伊藤修一郎『政策リサーチ入門』、アリソン『決定の本質』など。
 その他、演習として経済財政諮問会議の議事録を読んだり、霞ヶ関の官僚をお迎えしてインタビュー実習をしたりしました。

成績評価:研究論文

課題
政策に関する研究論文の執筆

論文題目
「官民ファンドの運用状況と課題──産業革新機構を事例に──」

受講理由と感想

 より専門的な内容を学びました。
 文献は挙げた2つ以外にも、より実践的な内容のものを取り上げて読みました。難しかった……。しかも、そもそも「議事録を読む」って(笑) 官僚へのインタビューはとても貴重な経験で良いものになりました。
 研究論文は、もともとは「クールジャパン戦略」を扱おうと思ったものの、政策として破綻寸前だったので、関連する官民ファンドに変更。ファンドの決算書とか読み漁りましたね…。書きすぎちゃって字数内に納めるのが大変でした。

授業内容

 ほぼ、卒論執筆用です。
 一応、前半では過去の先輩方の卒論を読みながら執筆スキルを習得しました。その後は、指導教授との面談や、ゼミ内での進捗報告・発表をして互いに批評し合いながらクオリティを高めていく作業がメインでした。

成績評価:卒論計画や議論への参加度

卒論計画
ゼミの評価点は「卒論」そのものの評価とは別。卒論を書くための研究計画や先生との面談の内容、また他ゼミ生へのアドバイスや議論などあら測る参加度などでした。

受講理由と感想

 4年ゼミは必修ではないものの、卒論執筆には欠かせないので、「実質的には必修」という感じですかね。
 自慢話で恐縮ですが、私は卒論執筆が良いペースで進んでいたので、他のゼミ生への論文に対する批評を厳しめに多めにやりました。迷惑がられたかもしれないですけど、果たした役割は大きいと自負しています。

授業内容

 卒業論文を執筆します。
 何か授業があるわけではなく、卒論要件の必須単位として申請するものです。

成績評価:卒業論文

課題
卒業論文の執筆。
字数は4万文字程度です。

論文題目
「文化財の保護行政から経済的活用への政策転換──官邸主導の影響検証と転換過程の整理──」

受講理由と感想

 完全に趣味でした(笑)
 そもそも「文化財」を取り上げているだけで趣味ですし、内容はかなりきちんとした分析研究ですが、そもそも書くこと自体が趣味なので(笑) 結局、文字数をかなり超過して5.5万文字とかになり、泣く泣く4.8万文字まで削りました……。

 
教養・趣味
 

授業内容

 自然科学の歴史について概観する講義。
 ギリシア自然哲学に始まり、ゼロの発見、暦の作成、ルネサンス期の科学革命、原子論・元素・放射能、生命とDNA、光と宇宙論、地球惑星科学、など。

成績評価:期末レポート

課題
ルネサンス期の科学革命について説明するとともに、次の選択肢からいずれか一つ分野を選んだ上で解説せよ。
1. 古典力学分野(地動説, ケプラー, 万有引力など)
2. 化学分野(錬金術, 化学法則, 元素など)
3. 生物分野(自然発生説, 顕微鏡の発明, 実験など)

レポート題目
1.の古典力学分野を選択。
※題目はなし

受講理由と感想

 科学の概要と歴史を掴むにはうってつけの授業だと思い、受講。このあたりを勉強すれば、趣味の作品鑑賞においてどんな内容でも面白くなりますからね。
 実際、エーテルの話から放射線の話まで幅広く基礎を学べたので良かったし、それらが社会に与えた影響まで講義してくださったので良かったです。

授業内容

 研究所の研究員が外部講師として授業。
 太陽系の誕生から始まり、地球の形成や地球環境の変化、恐竜を含む動植物の進化を年代順に見ていきました。最後に「水の惑星」として水資源と生命の関係、また気候変動と地球温暖化の内容が取り上げられました。

成績評価:筆記試験

受講理由と感想

 内容が面白そうだったし、教養として、また科学小説やドキュメンタリーを見る時に役立ちそうと思ったので受講。
 中学・高校の理科の知識を基礎に、より詳細かつ広範囲な解説を聞けたので、自然環境に関する知識を幅広く学習できてとても良かったし、面白かったです。

授業内容

 自然観察をしながら自然環境について学ぶフィールドワーク的な授業。
 大学のキャンパスや近くの山林・河原などに出向いて、植物や動物や虫などを観察しながら座学的な内容学びます。とはいえメインは自然観察で、博学な先生から動植物の名前や特徴を聞いたり、山登りやハイキングを楽しんだり、良い息抜きでした。
 学んだ座学的な内容は、生物学的な種の概念や進化論、ニッチ、環世界、生態系と多様性や食物連鎖、人間と自然の関係、都市と自然、など。

成績評価:観察レポート&期末試験

課題
月に一度程度、簡単な観察レポートというか感想文みたいなものを提出したり、期末試験があったりしました。

受講理由と感想

 面白そうだったので受講。
 実際に、街歩きや山歩きなどを出来るのはそれだけで楽しかったし、息抜きになったし、先生も「優しいおじいちゃん」って感じの良い方で好きでした。
 先生の博学さに驚くし、歩きながら図鑑を参照している感じ。教室で座学的に学ぶのも悪くないけど、外で本物を見ながら勉強するのは楽しいですね!

授業内容

 都市の形成から発展までの歴史や、都市計画の取り組みなどを学ぶ講義。
 そもそも都市の意義や起源から始まり、古代都市から中世欧州の城塞都市までの発展、また日本や中国など東洋の都市設計などについて、近世から近代・現代まで思想・宗教や自然環境・産業などとの関係や形成の背景を学びました。
 その後、パリ改造とバロック都市建築、都市問題と社会改良主義の理想都市計画、産業や工場と都市計画、行政の都市計画と田園都市論や近隣住区論、近現代の機能主義都市、などについて講義がありました。

成績評価:レポート

課題レポート1
パリの凱旋門の周囲にみられるような放射状の街路網の機能・役割について考察し、日本における放射状道街路網の実践例を提示して機能・役割を考察せよ。

課題レポート2
日本における田園都市や近隣住区論の事例を取り上げながら、その機能や役割について考察せよ。

期末レポート
講義で取り上げた都市計画や都市形成の歴史から学べることは何か、また都市や地域のまちづくりを計画する理由について考察せよ。その上で、田園都市や近隣住区論が今日のまちづくりに与えた影響について記述せよ。

受講理由と感想

 よく東京都内を歩いたりするし、建築や都市に興味があったので受講。
 そもそも論としての「都市の意味」から勉強しました。都市にはその土地の思想や理念が反映されるから面白いですね。世界各地の都市の成立過程と景観の理由を知れて、世界遺産とか好きな私にとっては嬉しかったです。東京各地の都市開発について、東京駅周辺や表参道や田園調布や新宿など、普段歩く場所の背景を知れたのも良かったです。

授業内容

 「地球表面上のあらゆる事象が研究対象」ということで、授業に関しても色々な内容を総ざらいする感じでした。
 具体的には、地図やGISの話、地域調査とフィールドワークの話、自然環境・生活文化・資源・人口・災害・気候・産業・文化……などについて地球規模でのマクロ的視点から各国の状況を見ていきました。
 その後、日本列島と各地域の特色を勉強していきました。

成績評価:中間レポート・期末試験

中間レポートの課題
自身の出身地の地理的情報を整理せよ。

レポート題目
「◯◯◯の地理的情報と特徴」

受講理由と感想

 中学・高校の頃から地理はとても好きで、中でも日本国内より地球規模や世界の地理が好きだったので、この授業も興味で受講。
 まさに中学・高校の地理の内容をそのままなぞるか、あるいは発展させた内容で物足りなく感じたものの、幅広い地理学の全体像を掴めたのは良かったです。あと民俗学に近いけど「文化の伝播」の話が面白かったです。
 中間レポートは出身地の位置や産業、自然の特徴、伝承などをまとめました。

授業内容

 発展途上国の開発や発展、社会体制や社会問題などについて学ぶ講義。
 国際開発における近代化理論・従属理論・経済発展段階説・世界システム論など理論的内容や、植民地支・開発主義・民主化など政治的側面、国際社会や国連などのアプローチなどから発展途上国の開発について学びました。
 その後、後半では発展途上国の都市化とスラム、国内格差、労働問題とジェンダー、差別や人種問題など社会問題について学び、インドなど具体的な事例が取り上げられました。

成績評価:期末レポート

課題
途上国における近代化・開発/発展・グローバル化をテーマに、その社会的・文化的・政治的側面について、事例を挙げながら論述せよ。

レポート題目
「ブラジルにおける発展と福祉政策「ボルサ・ファミリア」──独裁・軍事政権・共和制の政治的展開に注目して──」

受講理由と感想

 国際社会における開発などについては全く知らず、学ぶ理論や情報などほぼ全て初めてのものだったので強い好奇心を持って勉強できました。国際問題について学ぶことはあっても、発展の理論などは知らなかったので。とても面白かったし、発展途上国の現状に強い危機感を抱きました。
 レポートは、調べる中でブラジルの軍事政権や共和制など政治体制の変遷が面白かったのと、レポート課題に合致する社会保障政策があったので、書きました。

授業内容

 世界の各地域における諸問題を取り上げる。
 具体的には、日本の公害問題、朝鮮半島と日本統治、パレスチナ問題、南アのアパルトヘイト政策、アフリカの部族、米国の移民問題、これらを取り上げ、講師のフィールドワーク経験も含めながら歴史的経緯と現状について解説されました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 教養として受講。
 世界の諸課題は高校生の頃に最低限の勉強はしたものの、より深いところまで知る必要があると思ったし、国際政治とかに興味があるので受講しました。実際、教科書に載らない裏側や思想や政治を知ることができました。

授業内容

 イスラム教の聖典「コーラン」を読む授業。
 岩波文庫・井筒俊彦著の『コーラン』を読み進めつつ、イスラム教の必要知識やイスラム圏の文化なども勉強していきました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 宗教全般に興味があり、イスラム教の原典「コーラン」を読解する授業ということで、迷わず受講。
 独特の文体とか詩的な比喩とか、あるいは物語的な面白さもあり、読んでいてとても綺麗な文章だと思った一方で、難しいですね…。やはり背景になる知識とか教義とかを肌感覚で知っているか否かは大切なのかもですね。

授業内容

 考古学の基礎を学び、実際の研究成果を見ていく。
 E.モースの草創期から濱田耕作『通論考古学』を基盤とし、「資料の少ない過去を学ぶ」という学問的性格を学んだり、層位学・型式学・炭素年代測定など遺物・遺跡・遺構の自然科学を含む調査手法、また文化財保護の話などを学びました。
 その後、日本における縄文~平安時代あたりまでの時代について実際の研究成果や出土品などを基にした講義を受けました。
 また講義の中で、大学近くの博物館を見学して学芸員の解説を聞く回があり、面白かったです。

成績評価:期末レポート

課題
人類・地域・あなた自身という3つの観点から、「考古学」と「遺跡」とは何かについて文献や事例を踏まえながら考えを述べよ。

レポート題目
「過去を解き明かす考古学という学問と物質的証拠としての遺跡について、及び芸術的観点からの私見」

受講理由と感想

 考古学はとても興味を持っていたので受講しました。
 なんとなくのイメージは持っていたものの、実際に学問として勉強をするとその具体的な手法や研究が分かって非常に勉強になりました。また、博物館とかの見方も変わりましたね。
 レポートに関しては比較的に自由度が高い内容でした。個人の意見という範囲では、芸術的・文化的価値について書きました。

授業内容

 考古学Ⅰの基礎を受けた発展編。
 「近世考古学」について、中でも講師の専門分野である「江戸遺跡」についてをメインに、研究成果などを踏まえて講義がありました。
 内容としては、江戸城の構造と町の都市開発、水道などインフラ、陶磁器など出土品と庶民生活、大名屋敷と社寺、災害、などです。
 これらから江戸の様子を描くと同時に、現代の東京との関連についても議論しました。

成績評価:期末レポート

課題
「近世考古学」という学問をあなた自身や地域に活かす場合、どのようなことが考えられるか。講義内で取り上げた江戸遺跡研究の事例を取り上げながら述べよ。

レポート題目
「武家屋敷の調査における近世考古学の意義──市民に身近な武家屋敷が遺す江戸時代の姿と地域の歴史について──」

受講理由と感想

 考古学Ⅰに続き受講。
 東京出身ということで地理的な感覚や地名を掴んでいたり、またよく都内の博物館や元藩邸の庭園などに足を運んでいるということもあり、とても楽しく学べました。また、歴史学とは違う考古学的アプローチで江戸を見るのも面白かったです。
 レポートは、私が普段お世話になっている大名藩邸や幕府用地などに由来する庭園や公園や屋敷跡などを題材に書きました。

授業内容

 民俗学の概要や調査手法などの基礎を学んだ上で、代表的な民俗学者らと彼らの研究内容を紹介する形での講義でした。
 取り上げられたのは、柳田國男と『遠野物語』、南方熊楠と博物学、渋沢敬三とアチックミューゼアム、宮本常一とフィールドワーク、柳宗悦と民藝、伊波普猷と沖縄学、今和次郎と考現学、などです。

成績評価:期末レポート

課題
講義内で扱った民俗学者やその研究、著作について、ひとつ取り上げて各自テーマを設定した上で、考察をせよ。

レポート題目
「宮本常一が「旅する民俗学者」とされる理由の考察──宮本の言葉と姿勢、研究背景や手法から──」

受講理由と感想

 民俗学はとても興味があったので大学の学問としてきちんと体系的に勉強したかったので、とても嬉しかったです。著名な研究者を一通り習えたのも良かったです。
 それぞれの民俗学者たちの研究熱意の凄さとひしと感じたし、日本人の生活や社会を写し取るその内容が非常に面白かったし興味深かったです。
 レポートは、各民俗学者の研究はレベル高すぎて一介の学生が考察できるものではないので、学者自身の評価にしました。中でも宮本常一は心に残ったので、僭越ながら取り上げました。

授業内容

 文化人類学の基礎的な知識や研究手法を学習した後、そもそも「文化とは何か?」という点について「食」という観点から説明がありました。
 その後は、研究対象が広範囲な文化人類学の中でも、この講義では「ことば」にフォーカスした内容でした。具体的には、世界の言語と方言、多言語社会とクレオール語、異言語接触とピジン語、認識・思考と言語の関係、口承伝承、コミュニケーション、などです。

成績評価:期末レポート

課題
講義内で扱った内容から、ひとつ取り上げて各自テーマを設定した上で、考察をせよ。

レポート題目
「色彩基本語における青色の獲得順序と人工色との関係──古代日本における青・緑色の認識に注目して──」

受講理由と感想

 文化人類学は気になっていたものの、広すぎて難しかったので、授業として体系的に学べたのはとても良かったです。この辺は小説とか読んでいてとても必要になる知識なので、なおさら。
 文化人類学の柱である「言語」はそこから文化的特徴や共同体のことやコミュニケーションのこととか様々なことが分かって面白かったです。数多ある言語の特徴とか類似点とか分かるのは楽しいですね。
 レポートは、ブレント・バーリンとポール・ケイの色彩基本語の獲得順序に関して、古代日本の色彩の呼び名や美術品の彩色と関連させて考察しました。

授業内容

 日本人に馴染みのない宗教について、宗教の本来の姿である「自己の深層意識における精神的価値観」という観点から宗教に向き合う講義。
 世界の文明原理である「一神教」と科学や産業、国家構造などとの関係を解きほぐしたり、西洋と東洋それぞれの価値観の底にある宗教を明かしたり。また人間の意識構造と信仰に関する解説をしたり。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 現職の僧侶の方が講師でした。
 比較宗教学ってめちゃくちゃ期待していたんですけど、実際には残念。とてもスピリチュアルな内容を語るし、「私は前世を信じます!!」とか非科学的なことを主観的に自分語りして完全に怪しい感じ。講演会として聴くなら面白いけど、大学の授業としては甚だ疑問。そもそも「比較宗教学」って学問の内容じゃないし。
 私も、授業中の質疑応答とか試験の論述とかで細やかながら抵抗をしました。

授業内容

 「ジェンダー」に関する基礎的な知識を教わった上で、主に「労働・国際社会・暴力・性」という4つの柱に沿って社会的弱者が受けてきた差別や搾取などの状況について多様なデータや社会制度などを参照しつつ読み解く内容。
 「女性」に焦点を当てた内容が多く、女性が社会や家庭の中で置かれてきた負の歴史とその是正、社会運動などを取り上げられました。

成績評価:期末レポート

課題
授業内で取り上げた内容について、指定する語句や概念を含めた上で、現在の課題や議論について論じなさい。

レポート題目
「幼児期及び児童期におけるジェンダー意識の形成──玩具による影響と教育における議論を事例に──」

受講理由と感想

 今の時代、ジェンダーについて正しく習うことは必須だと思い、受講。また、現代アートとかの題材にもなることが多いので、やっぱり学習して損はないですからね。
 授業の内容自体は非常に勉強になったものの、「女性がどれだけ虐げられてきたか!!」みたいなニュアンスが強くて少しげんなり。もちろんそれが事実であることに違いないわけですけど。
 期末レポートは、「キャラクター玩具が”男/女らしさ”を形成する」というような趣旨の題材と扱いました。

授業内容

 「ジェンダー」と「セクシャル・マイノリティ」についての授業。
 〈性〉について生物学・社会学・歴史学・文化人類学などの手法をもとに、性の構造や多様性や社会との関わり、自己との関わりなどについて当事者のリアルな内側からの声を多数紹介しながら考える講義でした。
 また、LGBTQほかセクシャル・マイノリティについて多くの時間を割いて説明があり、理解を深めることができました。

成績評価:期末レポート

課題
ジェンダーやセクシャリティに関する事象について、自分なりの調査、分析、考察をし、論じよ。

レポート題目
「未来社会に引き継がれるジェンダー──人工知能・ロボット開発と社会実装を事例に──」

受講理由と感想

 ジェンダーについて学ぶ必要性と、セクシャルマイノリティについて詳細に学べるということで受講。また、講師の先生が有名な方だったこともありますね。
 なんかもう、目からウロコというか、社会のあり方とか性の考え方とか色々な部分で新しい価値観や視点を得ることができて、大変勉強になりました。
 期末レポートは、本来は無性の人工知能やロボットが役割によってジェンダーを付与されている点を取り上げました。

授業内容

 情報メディアの発達の歴史を辿りながら、メディアの変化が私たちのコミュニケーションや社会の変化にどう影響したのかを考える講義。
 写真や電信・電話・無線・映画などの初期からの歴史や、新聞, ラジオ, テレビなどマスメディアと世論の関係、そして電子メディアの登場と携帯電話やスマホによるコミュニケーションについてを取り上げました。その上で、社会学的な自我認識や他者との関わりについてメディアの側面から検討しました。

成績評価:期末レポート

課題
メディアの発展が現代社会の「自己意識」やコミュニケーションのあり方にどのような影響をもたらしているのか、論じよ。

レポート題目
「電子的メディアの発達による非他者コミュニケーションの増加と多様な自己認識の獲得」

受講理由と感想

 興味があったし、映画や美術などあるいはテクノロジーが好きな私にとっては必修なようなものです(笑)
 絵画からスマホまでメディアの歴史的な展開を学べたのは素晴らしかったし、それらのメディアが社会にどう影響したのか、社会をどう変えたのか、そして最終的には個人をどう変えたのかを学べたのも貴重でした。
 期末レポートは、「対人コミュニケーション」以外のコミュニケーションが登場したこととか、情報の増加・SNSでのコミュニティ参加によって自己意識が広くなった的なことを書きました。

授業内容

 哲学史を下りながら先人の思考を学ぶ講義。
 古代哲学として存在論やアリストテレスなどの形而上学、中世哲学としてアウグスティヌスなど教父哲学やスコラ哲学、近世・近代哲学としてのデカルトなど大陸合理論とロックら英経験論、そしてカントの批判哲学、ヘーゲル観念論を取り上げた内容でした。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 哲学に興味があったし、色々と考えるのは大好きなので、どんなものかと受講。あと、独学が絶対に理解できないだろうと思ったので……。
 いわゆる”名物先生”の講義で話はめちゃくちゃ面白かったです。けど内容はサッパリ…哲学は嫌いじゃない、むしろ考えるのは大好きですが、こうして学問として学ぶのは難しすぎて苦手でした……。あと「思想史」みたいなのは苦手なのかも。

授業内容

 ソクラテスやプラトンら古代ギリシアの「善」の探求にはじまり、キリスト教の倫理思想、ホッブスやスミスらイギリス経験論、カント、ヘーゲル、ニーチェを経て、ベンサムら功利主義までの展開を学びました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 純粋な興味から受講。それにSF小説とかとも関わってきますしね。
 人間の本質や「善・徳・正義・自由」などを探求する学問ということで、やっぱり面白いですね。思想史的な側面もありましたが、時代とともに倫理的な価値観などが移り変わってきて、それに伴い進む議論を追えたのも有り難く、勉強になりました。

授業内容

 インターネットの登場による社会の変化について講義と討論を交えながら考える授業。
 取り上げたトピックは、マクルーハンのメディア論、ハイデガーの《Gestell》とGoogle・集合知、ビックデータと社会の数値化・情報の意味、情報社会の善悪と優生学、コミュニケーションとSNS、情報社会の倫理と真空地帯、などです。

成績評価:期末レポート

課題
授業内で取り上げた内容について自身の考えを自由に論述せよ。

レポート題目
「新しいメディアによる情報・知識・個人の変容とコミュニケーションの変化
──『攻殻機動隊』を例とした技術・知識・人の関わり──」

受講理由と感想

 私が大好きな分野・話題の授業なので迷わず受講。
 昨今の情報社会やメディアの発達を考える上で、倫理学や哲学や社会学的な側面から思考する観点を得られたのがとても大きいです。討論形式もあり、他人の考えを聞けたのも面白かったです。
 レポートは、かなり自由というか裁量がある課題だったので、私も『攻殻機動隊』を使わせてもらいました(笑)

授業内容

 近代を経たポストモダン以降の現代社会における思想について、講義と討論を交えながら考える授業。
 取り上げられたトピックは、近代の価値観とポストモダン思想、情報社会と自由・安全、監視社会と犯罪と管理社会、技術革新と自動化・雇用、人工知能の正義、などです。

成績評価:期末レポート

課題
授業内で取り上げた内容について自身の考えを自由に論述せよ。

レポート題目
「人工知能がもたらす監視・管理社会の肯定──超人間的存在を使役する人間自身への警鐘──」

受講理由と感想

 大好きな話題なので迷わず受講。
 監視社会とか技術革新とかポストモダンの先とか、こういうのを大学の授業として考えられるのは大変面白いし楽しくて最高です。完全に趣味でした(笑)
 期末レポートはほぼ自由な内容だったので、人工知能による監視社会についてフィクション作品をいくつか取り上げながら論を展開しました。

授業内容

 「正義」について、西洋と東洋の2つの視点から、学生と講師との対話を多く取り入れて考える授業でした。
 西洋的な観点では、アリストテレスによる共通善に始まり、ユスティニアヌスの『ローマ法大全』やホッブス, ルソーらの思想、宗教や資本主義的価値観などから「正義」あるいは「善」について考えました。
 東洋的な観点では、善・仁・和など東アジア的な価値観について、中国や日本の文化的側面を考慮しながら、正義について考えました。

成績評価:期末レポート

課題
「正義」について考えた講義内容の論評をし、正義に対する自身の考えを述べよ。

レポート題目
※題目なし

受講理由と感想

 「正義」ってなかなか難しくて、でもそれを考えることは楽しいので、受講しました。実際に、討論や議論を交えながら授業を聞いて考えられてとても良かったです。
 そもそも正義について何を主軸におくか、その文化的背景がどうなているかで、正義の範囲とか対象とか概念が大きく変わるのだと改めて思いました。
 期末レポートは、アメコミと日本のサブカルとかを用いながら、正義について書きました。

授業内容

 現代世界と平和の関係を学習する。
 前半では基礎概念の説明。「平和」の概念や国際社会における「リベラリズム」の考え方、関連して自由や正義について、そして現代社会を構築する「冷戦と核抑止」や「新自由主義」などについて丁寧な解説がありました。
 後半では、事例として日米同盟を中心に国際社会や東アジアの平和について学び、今後の東アジア共同体や積極的平和主義などの平和構想につなげました。

成績評価:期末レポート

課題
日本外交はこれからどう進むべきか、日本・アジア・世界の安全保障を念頭に考察して論じよ。

レポート題目
「東アジア圏の地域安全保障枠組みに構築における日本の役割」

受講理由と感想

 興味です。だって「平和学」とか最高に面白そうじゃないですか!
 平和を考える学問であり、裏を返せば世界の戦争裁定や安全保障などの価値観が分かるわけで、とても面白かったです。現在世界の秩序がどう構築されたのか学べたのは大きな収穫でした。
 期末レポートは、外務省・防衛省・経産省・内閣府などを参考に、かなり大きめの役割像を描きました。

授業内容

 戦争や紛争などの記憶と平和の構築をいかに次世代に継ぐか、そのひとつとしてアートプロジェクトを取り上げた講義です。
 現代美術作家・宮島達男が始めた「時の蘇生・柿の木プロジェクト」を扱い、また宮島さんの提唱する「Art in You/Peace in Art」についても触れながら、世界とも自己とも向き合っていきました。

成績評価:講義各回の感想+参加度

受講理由と感想

 芸術関係の授業だったので受講(笑)
 でも実際、「戦争」の扱い方については色々と考えていたので、アートプロジェクトとしてどう構築していくのか、世界にどう発信していくのか、など大変興味深く、また勉強になりました。
 何も思考せず「戦争=悪」として学ぶことには疑問がありました。けどこのプロジェクトでは、子どもたち自身が「平和」について考える中で帰納的にそれぞれが答えを導き出していて、しかも未来への希望が見える形で、とても良かったです。

授業内容

 2019年秋学期に受講。
 前半は、ジョン・バージャー『Ways of Seeing』を教科書として、視覚文化を作ってきた絵画・写真・映像・TVなどの特徴や役割やその生産と消費などについて考えました。また、美術のアカデミックな権威や市場による価値付けの話などについても触れました。
 後半は、当初計画から大きく変更して、2019年夏に話題となった「あいちトリエンナーレ」を取り上げて、芸術と社会の関係を検討し考察しました。

成績評価:期末レポート

課題
講義を踏まえて、芸術と社会の関係や、社会に対しての役割について考察せよ。

レポート題目
「社会に対する問題提起の役を担う芸術と、その「場」としての美術館」

受講理由と感想

 現代美術が好きということもあり、芸術を社会との関係の文脈から考えるのが大好きなので、この講義を受講。
 単に鑑賞対象としての芸術ではなくて、それが社会に果たした役割とか芸術自身の革新とか、批判的な視点での考察とか、色々と学べて勉強になりました。
 また、「あいちトリエンナーレ」についても早々に取り上げてくださったので、表現の自由や規制、政治との関わり、ソーシャルメディアとの関わりなどについても考えることができました。

授業内容

 現代美術の代表的な作家や作品を取り上げながら、その意味や解釈、表現技法、社会との関わりなどについて学ぶ講義。
 扱った作家は、マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホル、村上隆、杉本博司、チームラボ、など多岐にわたりました。

成績評価:講義各回の感想+期末レポート

課題
講義内で取り上げた作家や作品について、テーマを設定した上で論じよ。

レポート題目
「マルセル・デュシャンと絵画における時間・運動観念の導入──未来派、及び異時同図法との差異について──」

受講理由と感想

 現代美術の講義とか、必修みたいなものです(笑)
 知っている作家もいたし、知らない作家もいたし。好きな作家さんが取り上げられて嬉しかったし! でも、今までのは独学というか読んだり聞いたり程度だったので、展覧会や美術館で目にした作家について、授業として学べる機会は大変貴重で、とても有り難かったです。
 期末レポートは、「デュシャンが絵画に運動や時間の観念を導入した」と評される点について、似た表現で古来よりある異時同図法と比較して論じました。

授業内容

 美術教育を成す「表現」と「鑑賞」の後者を扱う講義。
 日本の義務教育課程における鑑賞教育について文科省の学習指導要領を読み解いたり、受講生同士で過去の美術教育の経験を話し合ったり、学者や教員など実務者が実践している手法を学んだり、作品を観て感想を書いて伝えたり、美術館が行うプログラミングやアメリア・アレナスの対話型鑑賞を学んで実際にやってみたりしました。
 また、実際に小学校で図工の教員をされている方をお招きしてお話を聞く機会があり、とても良かったです。

成績評価:講義各回の感想文+授業参加度

受講理由と感想

 思えば「鑑賞」について学んだことはないな~と。
 私は見ることは好きだけど、図画工作の授業の制作・表現は苦手だったので、その辺も含めて色々と「授業」として組み立てられた美術教育について学べて良かったです。
 お招きした図工教員の方は、小学校教諭で、有名な方だそう。小学校の頃から図工の授業についてずっと気になっていたことを聞けて、とてもスッキリしました。

授業内容

 日本美術史について、縄文時代から江戸時代まで概観する講義。
 日本美術史の成立過程について学んだ後、時代を辿りながら国宝や重要文化財を中心に、作品や表現を見ていきました。
 縄文土器や土偶、古墳壁画と埴輪、飛鳥・奈良・平安時代の仏像、平安の貴族文化、鎌倉時代の武士文化、室町時代の禅美術、桃山時代の狩野派、江戸時代の琳派、など。

成績評価:講義各回の感想文+期末レポート

課題
講義内で取り上げた作家や作品について、テーマを設定した上で論じよ。

レポート題目
「日本美術における火焔表現の図様化と刹那的写実性──「青不動」と「五大尊像」を事例に──」

受講理由と感想

 日本美術史を最初から概観するのってなかなか難しいので、講義として学べて本当に良かったです。高校の日本史とかでも習いますけど、歴史のオマケみたいな扱いですものね。国宝や重文級の美術品ばかりで最高でした!!
 レポートは、私が不動明王像や火焔光背が大好きなので、日本美術の色々な火焔表現を取り上げながら考察しました。

授業内容

 日本の芸術の中でも美術分野において中心的な人物や作品などを取り上げながら、その特徴や美術史中における意味・価値などを学ぶ講義。
 取り上げた内容は、岡本太郎による『縄文土器論』と土器の文様、飛鳥時代の仏教公伝と止利仏師、奈良時代は東大寺の仏像、平安時代の密教美術、鎌倉時代の慶派、室町時代~江戸時代の狩野派や琳派、などです。

成績評価:期末レポート

課題
講義内で取り上げた作家や作品からひとつ選び、その表現や特徴、日本史・美術史上での意味などについて、先行研究を参照しながら解説せよ。

レポート題目
「運慶・快慶・定覚・湛慶作「木造金剛力士立像」について──仏像表現と制作手法、及び背景に関する解説──」

受講理由と感想

 日本美術史でザッと歴史を学びました。日本芸術史Ⅰでは、その中でも特に重要な作家や作品について取り上げて、様々な図版資料や映像なども合わせながら詳細に解説をしていただき、とても勉強になりました。
 レポートは、定番といえば定番ですが、運慶ほかの東大寺南大門に設置された阿吽像を取り上げました。

授業内容

 日本芸術の中でも「絵画と書」にフォーカスした講義です。
 具体的には、「絵因果経」,「源氏物語絵巻」,「伊勢物語絵巻」を用いて絵画表現や文章内容、筆致などについて学びました。また、料紙装飾や写経など紙や筆・書などに関する内容も重点的に学びました。

成績評価:講義各回の感想文

受講理由と感想

 日本芸術史の流れで受講。
 難しかった…。絵巻の題材や内容や絵画表現については興味あるしある程度の事前知識もあるから分かったけど、書状や写経に関することや、そもそも紙に関する内容は用語も難しい…。でも、今まで博物館とかで「この紙、綺麗だなぁ」と思ったことはあったから、その点を学べて良かったです。

 
技術実技
 

授業内容

 1年生の必修科目。
 大学での学習・研究における基礎的な手法を学ぶ授業。
 論文やレポートの書き方、研究倫理、文献の読み方や、図書館やネットでの調査方法、情報リテラシー、データの活用、発表スキル、などを学びました。

成績評価:研究レポート

課題
研究論文を執筆する。

レポート題目
「コンテンツを用いた地域活性化の方法──観光資源を創造した成功事例から──」

受講理由と感想

 入学後の1年生の必修科目でした。
 少人数制なのでクラス分けがあり、私は運良く当たりの教授に習うことができました。この出会いがその後、ゼミにつながりました。
 最後の課題レポートは、各自が好きな題材で書いて良いものでした。私はコンテンツツーリズム、いわゆる「聖地巡礼」について書きました。

授業内容

 組織の中における対人スキルを身に付けたり、協働におけるコーチングやチームビルディングを学んだり、自分自身と向き合うことで将来の進路を考えたり、と様々なコミュニケーションに関する演習型の講義でした。

成績評価:授業姿勢と各回課題

受講理由と感想

 1年生の必修科目でした。
 私自身はあまり人と話すのは得意ではないのですが、この授業のおかげで色々な人と友達になれたし、授業内容であるコミュニケーションスキルについての理論面では理解できたと思います(実践できるかは別の話)。講師の先生がとても良い人で、好きでした。

授業内容

 地理情報システム(GIS)を取り扱うソフトウェアの操作方法や、GISを用いた地域分析・社会研究などの手法について学ぶ演習科目。
 使用したソフトは「ArcGIS」で、国土地理院の基盤地図情報と国勢調査データなどを基に統計地図を作ったり環境条件を図化したりしました。

成績評価:期末レポート

課題
出身都道府県の人口分布の特徴を分析した上で、その都道府県の産業を取り上げて市区町村ごとの特化係数を算出し、地図化して地域的特徴考察せよ。

レポート題目
「東京都における情報と第3次産業の特別区集中について──温室効果ガス排出量と通信業に注目した分析──」

受講理由と感想

 面白そうだったので受講しました(笑) こんな機会でもなければGISの勉強なんてしないですものね。
 実際にGISソフトの操作方法を学べたのは大きな収穫だし、地域分析の手法やデータ処理の方法を知ることができたのはとても良かったです。
 期末レポートは題目通りで、特別区と多摩地域での差を仮説として、GHG排出量と通信業に焦点を当ててデータ分析を行いました。

授業内容

 プログラミングの基礎やアルゴリズムを理解し、コンピュータの動作を記述・制御する技術を習得することが目的。
 C言語とPythonを学びながら、簡単なゲームを組み立てることでプログラミングの基礎や、「プログラミング的思考」を学ぶという演習科目でした。

成績評価:制作課題

課題
オリジナルのゲームをつくる

レポート題目
「パック◯ン」風のゲーム

受講理由と感想

 もともとプログラミングを一度やってみたかったものの、敷居が高いと思っていたので、授業で学べてラッキーでした。
 基礎とはいえ、考え方を学ぶことができました。確かに小学生にプログラミング的思考を学ばせるのは重要かもですね。それにプログラミングはパズル的な感じがして面白かったです。
 期末課題はゲームの制作。と言っても授業を進めながらひな形をチョコチョコ作るので皆んな似たような「パック◯ン」風に(笑) でも操作考えたり、当たり判定を設定したりと、ゲーム制作の裏側を体験できて良かったです。

授業内容

 多量の情報を蓄積して利用するデータベースの基礎を理解し、SQL言語を利用したデータベースの設計や使用する技術習得が目的の演習。
 MySQLを用いて簡単なデータベースを作成しながら、関数や操作について学んだり、検索や出力を行ったりと、基礎的な内容を学ぶ科目。

成績評価:各回の演習課題

受講理由と感想

 「データベース」が実際にどういうものかイマイチ理解しきれていなかったし、自分で構築する手法を学べるということで受講。
 手探りで操作しながらも、コツがつかめると面白くなりますね。仕組みさえ理解すれば基礎部分に関してはそんなに難しいものでないし、ちょこっと数学的な思考や問題解決ができれば扱えそうです。

授業内容

 WEBサイト構築を学ぶ授業。
 主にHTMLとCSSをメインに、一部簡単なPHPやJavaScriptなども学びました。PCのローカルサーバー上にホームページを作りながら実践的に学ぶ感じです。

成績評価:制作成果の提出

課題
好きな店舗のホームページを作成する。

提出課題の内容
図書館のホームページ

受講理由と感想

 私はブログを運営しているのである程度の知識はあるものの、全て独学。なので、きちんと授業として受けてみようと思いました。既知の内容も多かったけど、基礎から順序立てて学べて大変勉強になりました。
 とはいえ、授業の進度以上に勝手に進めたり、課題についてもオリジナルなカスタマイズを多く加えました(笑)

授業内容

 英語の授業です。
 映画『サウンド・オブ・ミュージック』,『天使にラブソングを』,『君の名は』,『となりのトトロ』の英語版を見ながら、英語表現を学んだり、文法を確認したりしました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 必修でした。
 英語は苦手です。
 けど、映画を見ながら学べるというのは素晴らしいですね。ただ、チョイスがどうなんだろう?…と。昔の映画ならいざしらず、最近の映画で使われる英語ってスラングが多かったり汚いという話を聞くので……。まぁ、いいんですけどね。

授業内容

 1年生の英語で、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングのそれぞれの技能向上が目的の授業です。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 必修でした。
 高校英語の延長線という感じ。一応、大学受験レベルでの英語はなんとか分かるものの、英語って、というか外国語って難しいですね……。

授業内容

 コンピュータとデジタル教材を用いての英語授業。
 海外のニュース番組を教材にして国際情勢を学んだり、個人の進度に合わせて最適化される学習カリキュラムで勉強したりしました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 必修科目でした。
 「パソコンがあれば自宅でも学習できる!」という地獄のような科目でした。内容もあまり面白くなかったなー。

授業内容

 体育は4単位必修。
 「ゴルフ」では基礎的な技術やプレーマナーなどを練習の中で学んでいくもの。運動場に模擬コースを設置したり、バードゴルフやパターゴルフをしたりと、色々と多様な内容をプレーしました。

成績評価:実技試験

受講理由と感想

 「ゴルフ」が気になってたので。
 ゴルフは習うとお金かかるし、将来もし社長になった時のことを考えたら、今のうちに最低限の基礎を体験しておいて損はないですからね(笑)
 なかなか難しいですけど楽しかったし、激しい運動とか球技とかが苦手な私にはピッタリだったかもです。あと、父親に打ちっぱなし練習場に連れて行ってもらったりもしました。

授業内容

 体育は4単位必修。
 バスケットボールの授業は基本的には中高校とかと同じで、基礎的なルールを覚えてボール操作を練習して、チーム連携を確認した後、実際にリーグ戦を行う、という流れでした。

成績評価:実技試験

受講理由と感想

 私は身長が高めなので、バスケットボールなら比較的簡単に、というか有利に得点を稼げるというだけの安易な認識で受講。
 まぁ可もなく不可もなく、バスケットボールを楽しんだ感じでした。

 
図書館司書資格
 

 図書館司書資格を取得するための科目については、文部科学省の指定する科目を履修するため、授業内容については文科省資料よりコピペしました。(図書館基礎特論と図書館情報資源特論は大学独自の内容なので、コピペではないです)

授業内容

 図書館の機能や社会における意義や役割について理解を図り、図書館の歴史と現状、館種別図書館と利用者のニーズ、図書館職員の役割と資格、類縁機関との関係、今後の課題と展望等の基本を解説する。

成績評価:期末レポート

課題
自治体の財政悪化など、公共図書館をめぐる課題が浮き彫りと成る中、これからの地方における図書館の在り方について述べよ。

レポート題目
「財政難下の地方における図書館の在り方──サービスの質に焦点を当てた民間委託の導入について──」

受講理由と感想

 座学です。
 レポートは、指定管理者制度を用いた民間委託が、必ずしもサービスの質低下に結びつかず、むしろ評価指標が向上したデータなどを示して、積極的な運営改革を行うべきと述べました。

授業内容

 図書館業務に必要な基礎的な情報技術を修得するために、コンピュータ等の基礎、図書館業務システム、データベース、検索エンジン、電子資料、コンピュータシステム等について解説し、必要に応じて演習を行う。

成績評価:発表課題

課題
「図書館が利用者に向けて講習会をする」という設定で講習を計画し、グループで準備して発表する、という課題。

講習内容
「高校国語教員のためのデータベース講座」

受講理由と感想

 グループ課題の講習案は、対象を高校国語教師にして、主に古典の授業で使えるデータベースやネット情報源などについて紹介する形にしました。
 他のグループは「小学生の調べ学習」や「家族の絵本特集」とかにしている中で、ほぼ私の提案で「高校教師」にしました。理由はいくつかあって、子供が相手だと最終発表時に「は~い、元気ですかぁ~?↑↑」なんてテンションで講習しなきゃいけないの苦痛すぎるから。対象が大人なので淡々と説明をしても良いですからね(笑) あとは、他のグループとの差別化とかです。

授業内容

 図書館に関する法律、関連する領域の法律、図書館政策について解説するとともに、図書館経営の考え方、職員や施設等の経営資源、サービス計画、予算の確保、調査と評価、管理形態等について解説する。

成績評価:期末レポート

課題
少子高齢化社会において、図書館または博物館・公民館といった社会教育施設の経営上の課題と解決案について述べよ。

レポート題目
「地方自治体の財政難における社会教育施設の経営──福井県立恐竜博物館を事例とした「行政ビジネス」──」

受講理由と感想

 座学です。
 期末レポートは、社会教育施設が営利目的でのサービス強化を行う福井県立恐竜博物館を行政によるビジネスの成功事例として取り上げました。

授業内容

 図書館サービスの考え方と構造の理解を図り、資料提供、情報提供、連携・協
力、課題解決支援、障害者・高齢者・多文化サービス等の各種のサービス、著作
権、接遇・コミュニケーション等の基本を解説する。

成績評価:期末レポート

課題
今後の図書館に必要と思われる、または行うべきサービスについて、その姿と必要性を述べよ。

レポート題目
「地域資料の体系的な編集と再構成──地域資料活用と課題解決型サービス提供へ──」

受講理由と感想

 座学です。
 期末レポートは、手軽なネット情報が増加する中、デジタル化されていない地域資料を収集し、編集して公開することが必要だとしました。

授業内容

 図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービス、情報検索サービス等のサービス方法、参考図書・データベース等の情報源、図書館利用教育、発信型情報サービス等の新しいサービスについて解説する。

成績評価:期末レポート

課題
インターネット上での情報資源が充実したことで、図書館へ来館する必要性が低下している。その状況の中で、図書館司書が利用者に対してサービスできることは何かを検討せよ。

レポート題目
「インターネットにおける情報資源の統一的・網羅的集積所の構築──分散化する「知」の集約と提供──」

受講理由と感想

 座学です。
 期末レポートは、インターネット上での情報が不確実・不正確・不揃いであることを指摘しました。その上で、情報資源の統一的・網羅的な収集・編纂を行い《仮想図書館》を構築することで、インターネット検索を行なう利用者に対してより精確な情報を一箇所で提供することが出来ると主張しました。

授業内容

 児童(乳幼児からヤングアダルトまで)を対象に、発達と学習における読書の役割、年齢層別サービス、絵本・物語等の資料、読み聞かせ、学校との協力等について解説し、必要に応じて演習を行う。

成績評価:期末レポート

課題
子どもたちがスマートフォンなどで常にインターネットから情報に接している一方、いじめや読解力の低下などが指摘されている。これからの子どもたちに、児童サービスは何をサービスしていくのか論じよ。

レポート題目
「子どもの権利保護に関わる情報収集の補佐──身近で匿名性のある図書館を活かした支援──」

受講理由と感想

 座学です。
 期末レポートは、子どもたちを権利者として正当に認めた上で、それら権利の保護や行使を行うことを手伝えるような匿名性の高いサービスを提供すべきと述べました。

授業内容

 情報サービスの設計から評価に至る各種の業務、利用者の質問に対するレファレンスサービスと情報検索サービス、積極的な発信型情報サービスの演習を通して、実践的な能力を養成する。

成績評価:講義各回の課題+パスファインダーの作成

課題
「パスファインダー」の作成。
※パスファインダーとは、利用者がある特定の内容や分野について調べる際に参考となる情報を整理した資料のこと。

レポート題目
芸術関連の情報が探せるパスファインダーのサイト

受講理由と感想

 様々な情報源を演習形式で扱う授業。知らないデータベースや文献資料など色々なことを学べて良かったです。
 パスファインダーを作成する課題。他の学生はWordやPowerPointで作成する中、私はただひとり、ホームページをゼロから構築して作成しました(笑)

授業内容

 印刷資料・非印刷資料・電子資料とネットワーク情報資源からなる図書館情報
資源について、類型と特質、歴史、生産、流通、選択、収集、保存、図書館業務に必要な情報資源に関する知識等の基本を解説する。

成績評価:期末レポート

課題
図書館情報資源の多様化に対する未来像とその課題について述べよ。

レポート題目
「情報資源と社会のデジタル化における図書館像──「Society5.0」を基にした未来像下での役割──」

受講理由と感想

 座学です。
 期末レポートは、情報資源の多様化と今後の社会像を「Society5.0」と定義した上で、「情報の収集と提供・アクセス保障」が重要であるとし、課題を提示しました。

授業内容

 印刷資料・非印刷資料・電子資料とネットワーク情報資源からなる図書館情報資源の組織化の理論と技術について、書誌コントロール、書誌記述法、主題分析、メタデータ、書誌データの活用法等を解説する。

成績評価:期末レポート

課題
インターネット上に情報が増加する中、未来の図書館目録について述べよ。

レポート題目
「情報資源の全文を用いた内容検索の提案──情報資源の内容分析と有機的相関図の蓄積による利用者支援──」

受講理由と感想

 座学です。
 情報資源の内容を事前に収集し、その主題や資料同士の関係などを分析して有機的な相関図を導き出し、蓄積することで利用者への対応に役立てるということを提言しました。

授業内容

 多様な情報資源に関する書誌データの作成、主題分析、分類作業、統制語彙の適用、メタデータの作成等の演習を通して、情報資源組織業務について実践的な能力を養成する。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 図書に関する目録の作成と、日本十進分類法に基づく分類について、実習を通して学ぶも演習授業。

授業内容

 図書館が抱える課題について、グループ毎に課題を設定して調査し、その課題と解決策について考察し、発表する演習科目です。

成績評価:調査過程と最終発表

発表題目
「図書館を含む複合施設におけるリスク・課題とその解決」

受講理由と感想

 グループワーク形式の授業。
 私が主導的に組み立てましたが、メンバーもとても協力的に調査や発案などをしてくれました。取り上げたのは、武蔵野プレイスやせんだいメディアテークなど図書館を含む複合施設です。その課題などについて考察しました。

授業内容

 特定分野の情報源の特性や取り扱いを学ぶ授業。
 地域資料(郷土資料・行政資料など)や専門資料(学術資料・企業資料など)について詳細に学んだ後、図書など著作物や表現を脅かす社会的な要因や「図書館の自由」を侵害する問題事例などについて学びました。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 座学でした。
 地域資料については、私自身の出身地の図書館や市役所で資料を閲覧する際に、より深く学んだり普段は探さないような資料を手に取るキッカケになって面白かったです。
 「図書館の自由」については、そのまま『図書館戦争』でしたね(笑)

 
社会調査士資格
 

 社会調査士資格を取得するための科目については、社会調査士協会の指定するカリキュラムになるため、授業内容については協会HPよりコピペしました。

授業内容

 社会調査の意義と諸類型に関する基本的事項を解説する科目。
 社会調査史、社会調査の目的、調査方法論、調査倫理、調査の種類と実例、量的調査と質的調査、統計的調査と事例研究法、国勢調査等の公的統計、学術調査、世論調査、マーケティング・リサーチなどのほか、調査票調査やフィールドワークなど、資料やデータの収集から分析までの諸過程に関する基礎的な事項を含む。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 まぁ、座学です。
 教科書的なことをひたすら習っていく感じで、高校の授業みたいです。もちろん新しいことを学べたのは楽しかったですが、なんだが予備校の授業みたいというか…。

授業内容

 社会調査によって資料やデータを収集し、分析しうる形にまで整理していく具体的な方法を解説する科目。
 調査目的と調査方法、調査方法の決め方、調査企画と設計、仮説構成、対象者の選定の諸方法、サンプリング法(全数調査と標本調査、無作為抽出、標本数と誤差など)、質問文・調査票の作り方、調査の実施方法(調査票の配布・回収法、インタビューの仕方など)、調査データの整理(エディティング、コーディング、データクリーニング、フィールドノート作成、コードブック作成)など。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 実際に社会調査を行う上で必要となる調査手法やスキルやデータ整理などについて学ぶ授業で、実践する姿を想像しながらできるのは楽しかったです。あと、講師の先生の雑談?が良かったです(笑)

授業内容

 公的統計や簡単な調査報告・フィールドワーク論文が読めるための基本的知識に関する科目。
 単純集計、度数分布、代表値、散布度、クロス集計などの記述統計データの読み方や、グラフの読み方、また、それらの計算や作成のしかた。さまざまな質的データの読み方と基本的なまとめ方。相関係数など基礎的統計概念、因果関係と相関関係の区別、擬似相関の概念などを含む。

成績評価:講義各回の実習課題

受講理由と感想

 実際にパソコンのエクセルやSPSSのを用いて、調査データの分析手法を学ぶ講義。分析の操作自体はパソコンさえ使えれば出来るものの、その理論面というか「今どういうことをしているか」を理解するのは、文系の頭では難しい…。

授業内容

 統計的データをまとめたり分析したりするために必要な、推測統計学の基礎的な知識に関する科目。
 確率論の基礎、基本統計量、検定・推定理論とその応用(平均や比率の差の検定、独立性の検定)、サンプリングの理論、属性相関係数(クロス表の統計量)、相関係数、偏相関係数、変数のコントロール、回帰分析の基礎など。

成績評価:期末試験

受講理由と感想

 難しい!
 統計学とか数学とか、度数分布とか分散とか、そっちの方面の話なので、文系の頭がショートしそう…。頭では分かっいるつもりでも、実際にやるのは難しい…。しかも、理論を学ぶための授業なので、電卓を使う手計算だからなおさら…。

授業内容

 社会調査データの分析で用いる基礎的な多変量解析法について、その基本的な考え方と主要な計量モデルを解説する科目。
 重回帰分析を基本としながら、他の計量モデル(たとえば、分散分析、パス解析、ログリニア分析、ロジスティック回帰分析、因子分析、数量化理論、マルチレベル分析など)の中から若干のものをとりあげる。

成績評価:期末レポート

課題
日本版総合社会調査(JGSS)の調査データを基本として、各自テーマを設定して分析せよ。

レポート題目
「同性愛に対する社会的認識の変化とその要因──世代間における差異と、学歴からの分析──」

受講理由と感想

 JGSSのデータを用いながら、実際に分析をして多変量解析について学びました。基本的にSPSSを使えば分析そのものはなんとかなるので助かりました……。
 期末レポートは、同性愛に対する意識です。これは世代間で違いが出やすいので、分析しやすいしレポートも書きやすいんですよ。

授業内容

 調査の企画から報告書の作成までにまたがる社会調査の全過程について、体験を通じて学習する科目。
 調査の企画、仮説構成、調査項目の設定、質問文・調査票の作成、対象者・地域の選定、サンプリング、調査の実施(調査票の配布・回収、面接等データ収集)、エディティング、集計、分析、仮説検証、報告書の作成。また、実際にアプリケーション・ソフトを利用した量的データの統計的分析の実習を含む。

成績評価:調査報告書

課題
 アンケート調査を行い、その結果を分析して、調査報告書を執筆する。

報告書題目
「◯◯◯におけるセクシャル・マイノリティへの寛容度調査──学歴の影響に注目た分析──」

受講理由と感想

 選挙人名簿から調査対象者をサンプリングして、作成した調査票を送付して、返送された調査票を元にデータ入力をして整え、その値を元に分析をして調査報告書を書きました。
 報告書題目の「◯◯◯」は調査対象の地域名です。多変量解析の授業に続き、ここでもジェンダー系の話を取り上げました。

大学の授業


 大学で履修した科目を整理しました。
 大雑把ではありますが、簡単な内容紹介や感想などの覚書についても書き記しておきました。最初にも書いたように、自分用という点が大きいです。



 さて、色々と学びました。
 専門的な内容としては、政治・行政・政策を中心とした公共的な学問、図書館司書と社会調査士の資格を取得するための科目、そのほか教養や趣味に関するものまで本当に色々と。

 専門科目については、もちろん所属学科の必修科目もありますが、その中でも興味あるものや学びたいと思ったものを履修・受講していくことができて本当に幸せな4年間でした。

 教養・趣味関係の科目は、本当に趣味です(笑) 教養科目として開講されている授業もだし、他学科・他学部の科目を受講したりしたし、本当に好きに学びました。自然科学分野は面白かったし、倫理関係を色々と考えられたし、美術関係を授業で学べて良かったし、最高でしたね。

 あとは、資格関係や技術関係など気になっていたものを勉強できたり、将来の役に立つスキルを取得することが出来て良かったです。



 この辺の授業感想とかは、また別の記事で詳しく掛けたら良いなぁと思っています。いつになるか分かりませんが、早々に書きたいですね。

おわりに


 ということで、大学で学んだ科目でした!

 正直、きちんと覚えているのは専門的に学んだ科目だけですが、趣味や教養として学んだ内容は今後の芸術鑑賞や仕事などに活きると思います!!


 4月1日からは新社会人です。
 不安なこともある一方で、楽しみな気持ちも少なくないので、色々な気持ちで胸いっぱいにして、これから頑張っていこうと思います!


 本当は、3月31日前に大学関係のブログ記事をもっと書いておきたかったのですが、他にやることが忙しくて手が回りませんでした…(泣) 今後も暇を見つけて早めに書いていきたいと思っています。

 それでは、今後は更新頻度が落ちるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします!

いつも読んでくださり、
本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!

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