映画『ワンダーウーマン 1984 』:欲望剥き出しの敵が天才的な発想で世界征服!WWの活躍はご都合主義?

 こんにちは!
 お元気ですか?

 クリスマス・イブですね。
 今年は気軽に外出できない状況が続いていますが、サンタさんはちゃんと来てくれるかな…良い子にしていたと思うんだけど🎅

 久々のアクション映画、そしてヒーロー映画としての『WW84』を観てきました! 内容自体はアクション少なめで残念でしたけど、やっぱり映画館で観るのって大切だと改めて実感しました(最近はアニメ映画が多かったから特に)。

映画『ワンダーウーマン1984』画像

2020年12月23日鑑賞

ワンダーウーマン 1984
Wonder Woman 1984

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.

映画の評価

評価

3.2 / 5.0

一言コメント
  • 1884年。「願いを叶える石」をめぐって世界が滅亡の瀬戸際に立たされる中、《ワンダーウーマン》ことダイアナが危機に立ち向かう第2弾!
  • 物語的には今回は「敵」の完全勝利。付け入るスキの無い完璧な計画で驚いた。むしろ終盤の展開とダイアナが滑稽に見えてしまう。
  • アメコミ映画だからアクションを期待していたけど、ヒューマンドラマが大半でつまらない。う~ん…映画館で観なくても良かったかなぁ……。

アニメとあらすじ

スピード・力・戦術すべてを備えたヒーロー界最強の戦士<ワンダーウーマン>を襲う、全人類滅亡の脅威とは。
世界中の誰もが自分の欲望を叶えられてしまったら——禁断の力を手にした、かつてない敵マックスの巨大な陰謀、そして正体不明の敵チーターの登場。
崩壊目前の世界を救うため、最強の戦士が失うものとは何か!?
映画公式サイト

映画『ワンダーウーマン 1984』US予告1

原作:DCコミックス
監督:パティ・ジェンキンス
脚本:パティ・ジェンキンス
制作:DCフィルムズ
音楽:ハンス・ジマー
キャスト:ガル・ガドット, クリス・パイン and more.
上映時間:151分
日本公開:2020年12月18日
配給:ワーナー・ブラザーズ・ジャパン

感想あらまし

 『WW84』を観てきました!
 ワンダーウーマンが大活躍した第1作目がとても面白かったので期待大でしたが、全体的に「う~ん」という感じ。確かに2時間半もの長さは感じなかったけど、興奮したり感動したりはなかったなぁ……。

 まぁ、私は原作を読んでいないので、もし原作通りの内容だったらゴメンナサイ。



 今回は「敵」が素晴らしかった。
 思考法というか発想の点から見ると過去最高のヴィランだったかもしれません。彼の行動には万雷の拍手を送りたい!!

 だからこそ、今回は主役のダイアナの活躍が滑稽に見えてしまうし、そもそも終盤のストーリー展開とかも冷ややかに思ってしまいました。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.




 何よりも残念だったのは、アクションが極端に少ないこと。
 アメコミ映画だから当然、超人的な身体能力によるバトルやアクションを期待していましたが、期待はずれ。前作『WW』が最高に格好良かっただけに、より一層のガッカリ感が強いです。

 なんかやたらとヒューマンドラマとラブストーリーが多くて、でもそのドラマ面も深くないから、全体的に薄っぺらいという印象が拭えません。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.




 映画を観ていて盛り上がりに欠けたなぁ~と。

 本作のアクションを見ていてると「あ、ワイヤーで引っ張っているな」と思うような動きばかり。意図的にそうしているのなら良いけど…..。でも前作ってこんなに引っ張っていたっけ?

 あと、「音楽」がつまらなかった!
 やっぱりアメコミ映画と言えば、ヒーローそれぞれのテーマ曲で、それが劇中で流れた時の興奮が半端ないわけですが、本作ではそれが少なかったな、と。



 物語も微妙。
 「1984年」という舞台もあまり上手く活かせていなかったように思うし、最初にも触れたように展開そのものが気に入りませんでした。

 まぁこの点はネタバレを含むのでほどほどにしますけど。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.

映画の感想

天才的な《敵》に拍手を!!

 この『ワンダーウーマン 1984』はヒーロー映画なので、当然、主人公のダイアナの活躍を描くために「倒されるべき敵役」がいるわけです。

 そして、この映画に登場する《敵》が最高。
 そもそも、倒されるべきヴィランという立ち位置だけど、どうも「悪党」には思えないから、ここでは「敵」という表現をしておきます。



 敵が素晴らしかった。
 褒めるにしても色々な観点があると思いますが、今回の彼に関しては「思考」が見事でした。この点で見れば過去最高なくらいに頭のいい敵かもしれません。

 「その手があったか!!!」って。
 ここではネタバレになるので書かないですが、頭のキレる発想というか思考法というか行動力で彼を見習いたいです(笑)

 そういう背景もあって、”彼の行為”には万雷の拍手というかスタンドオベーションを送りたいなんて考えたりもします!

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.




 敵が最高だった。
 だからこそ、「敵を倒す」という物語の展開も、またその主役であるダイアナの存在や活躍それ自体が蛇足というか、無駄足だと感じてしまいました。

 なんというか、ご都合主義感が半端じゃないんですよ。
 上述の通り、敵の作戦というか行動がとても上手く練られているので、それを崩さなきゃいけない。その為に奮闘するわけですが、その過程が格好良くないし、最終的な決着の付け方も納得いかない形。



 本当に。
 私は、あのラストは好きじゃないです。
 あんな終わり方で戦いの決着がつくなら、今までの戦いは何だったの?と思わずにはいられません。

 確かにワンダーウーマンだから出来たものでしょう。けど、望んでいた解決法ではないです。(あくまでも個人的な感想として、ですけどね)

アクションが少なすぎるよ!

 とにかくアクションが少ない…!!!
 だって、何を期待して観に行っているかといえば「ヒーローの活躍」で、それはニアリーイコールで「格好いいアクション」が見たいということと同義じゃないですか。

 本作は約2時間30分という長尺。
 なのに、ほぼアクションは無し。

 正確に測っているわけではないですが、体感的には全部のバトルシーンを合計しても30分もなかったと思いますよ。



 しかも、その「アクション」の中身だって、ダイアナの超人的な身体能力やアマゾン族の力をばっちり最大限に活かしたものでもありません。

 なんというか、世界各地やアメリカ国内をあちこちと移動する敵を追いかける行程や、敵の阻止……というか邪魔をすることを目指したりということが大半でした。
 宣伝CMや予告などでは「ヒーロー最強のパワーを持つ」とか言っていますけど、その力を発揮するシーンはほぼないと言って過言ではありません。

 強いて言うなら、この公開されている「強盗犯を捕えるシーン」が一番活躍していたかもしれません(笑)
 いや、下手したら上映前予告の『キングスマン』の方がテンション上がったかも。

映画『ワンダーウーマン 1984』本編クリップ




 あと「ワイヤーアクション感」が半端じゃない。
 ジャンプしたり飛んだりするシーンで「引っ張られてるなー」という見え方をするシーンがすごく多かったのが気になりました。(いや、実際にはワイヤーじゃないかもしれないけど、そう見えてしまったことが問題だと思う)

 前作ってこんなにだっけ?
 そう思ったので予告動画とか公開されている本編映像とかをチェックして原因が分かりました。前作『WW』では「格闘術など身体を使ったアクションが多い」などアクションがバラエティに富んでいたんですね。
 対して本作『WW84』では同じようなシーンが多くて一辺倒なのだと気付きました。

映画『ワンダーウーマン』本編映像




 あと、戦う相手も。
 『WW』では第一次世界大戦が舞台ということで、超能力を持つヴィランだけでなく、一般の兵士とも戦っていました。だから「相手を殺さないように」という配慮や、弾幕の中を駆けるといったシーンが素晴らしかったです。

 他方で『WW84』では戦争終結後の平和な世界ですから、戦うのはヴィランだけという状況。そこもアクションの少なさに繋がっているのかもしれません。

アクション映画…じゃない?

 なんか、盛り上がらなかったな、って。
 いや、きちんと面白いんですよ。

 でも、やたらとヒューマンドラマとかラブストーリーが多かったです。最初にも書いたようにアクション映画としてのヒーロー映画を期待していた部分が強いので、これには肩を落としましたね……。

 しかも、その「ドラマ」が浅い。
 深くないというか中途半端というか。ある意味ではテンプレすぎてむしろ逆効果なような。
少なくともヒーロー映画で2時間半を割いて描く内容ではないと思いました。



 なんか「愛がどうたら」とかそういう感じ。
 ネタバレ回避のために曖昧にしますけど。

 確かに第1作目でも『ワンダーウーマン』は「愛の力」は大きいと思うんですよ。そもそもダイアナ自身が他のヒーロー以上にスティーブとの愛を大切にしていますからね。愛は大事ですよ。
 でも、それだけで最後まで引っ張っていく感じはなんだかなぁ。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
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 「1984年」という舞台にも「?」が。
 劇中ではこの年が重要な意味を持っているとは思えず、終始首を傾げました。(原作の年代がここなんですかね?)

 米国カルチャーには詳しくないですが、映画の中で再現された衣服や街並みや人々の生活などはとても良かったと思います。
 また、前作『WW』では人間社会に無知なダイアナをスティーブが案内する構図だったのに対して、今回は真逆。つまり、ダイアナがスティーブを引っ張るという関係だったのは面白かったです。

 一方で、物語的には微妙。
 そもそも歴史的に見ても「1984年」って重要なことが起きている年ではないですよね。東西冷戦も末期。また”ロケットマン”で有名なロス五輪の年。あるいはこの名前で思い出すのは、ジョージ・オーウェルの小説『1984』でしょうか。

 でも、これらの時代背景や小説も含めてこの「1984」に関するものって物語とはほとんど関係ないんですよね。まぁ現実世界とのリンクを謳うマーベル系と違って、DCコミックスはパラレルワールド的な側面があるので、あまり強く求めるのも違うとは思いますが。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.




 それから、音楽もここで触れます。
 最初に書いた通り、アメコミ映画で大切な各キャラクターのメインテーマが本作『WW84』ではあまり流れなかったなーと。流れてもアレンジバージョンだったりして、第一作目『WW』で流れた時のような興奮はあまり湧き上がってきませんでした。

 もちろん、全体的に見ればサントラは素晴らしいものだし、各曲も雰囲気は抜群です。でも、どうしてもメインテーマの力って大きいので、寂しい気持ちがします。

Wonder Woman 1984 Official Soundtrack

物語の中で良かったところ。

 題名の話をしました。
 多分、『WW84』は「World War」と掛けているのだろうと思います。けど、それでも内容的にその「世界大戦」感は薄かったです。

 とはいえ、世界中の人々が欲望の渦に包まれて世界が崩壊する目前まで行ってしまった、というような大雑把なストーリーから見れば正当性ある題名なのかな?



 また、今まで「アクションが少なくてラブストーリーが多くてう~ん…」というようなことを書いてきました。

 けど、なんだかんだ面白かったんですよ。
 主人公のダイアナはとにかく美しくて彼女の横顔を見ているだけで十分だし、全体的な展開もテンポが遅いというわけでもないんですよね。2時間30分という長尺なのに眠くもならずトイレにも行きたくならず最後まで見続けられました。

 アクションはないけど、ひとつのところに留まっているわけでなく移動をし続けるし、動きがあるところが良かったのかもしれません。



 あとは、ところどころで現実の世界との繋がりも見えた気がしました。

 例えば、今回の敵であるマックスは、そもそもは投資事業を率いる実業家でした。そんな彼がとある理由から米国大統領の地位を乗っ取って、特殊な能力で世界中の人々に直接メッセージを送ろうとします。

 どこかで聞いたような……そう、ドナルド・トランプ大統領ですね。不動産王の彼がツイッターで発信するのと似ています。
 劇中での会話というか展開を見ていても、どこか現実世界を思わせるものがあり、そういう点では面白かったです。メッセージ性があるといえると思います。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.

注意


以降、映画本編のネタバレあり



ネタバレ感想

敵マックスの天才的な発想力!

 本作の敵・マックス。
 石油事業を立ち上げて大儲けを狙う実業家。
 彼が自身の願望を実現するために目をつけたのが、「人の願いを叶える石」です。その石をめぐって物語が展開していくことになります。

 願いを叶える石。
 だけど、その願いは1つだけ。


 彼はどんなコトを願うのだろう?
 映画を見ながら考えました。まぁ順当にいけば「石油事業の成功」でしょう。けどそれだとヴィランにならないので「世界征服」とか「人の心を操る」とかそういった内容かと思っていました。



 けど、実際に彼が願ったのは、それとは違うもの。

 「お前になりたい」

 えっっっっっ凄い!
 天才的。たった1つしか願い事が叶えられないのだから、普通は「あと10個お願いを叶えて!」とかが関の山だろうに、まさか自分自身がランプの魔人になるとか。
 しかもそれで、相手に自分が都合の良いように願い事をさせたり、そうでなくとも「代償」と称してマックスが欲しいと思うものを手に入れるという考えが天才的としか言いようがないです!

映画『ワンダーウーマン1984』画像
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 魔法石に「願いは1つだけ。ただし◯◯は駄目」みたいな但し書きが無いところはセキュリティ的にどうなのかと思うけど、このアイテムを作った神様が人間の欲望の暴走を考えているなら、良いんですかね。

 あと、「一番大切なものと引き換え」という部分。最終的にマックスが望むものを代償として手に入れていますが、それって本当に「一番大事なもの」なんですかね? そのへんはマックス=石のさじ加減ということでしょうか。



 そんな天才のマックス。
 だからこそ、あのラストが嫌い!

 思うがままにしていた彼に対して抵抗できないでいたダイアナ。彼女が取ったのは、「ヘスティアの縄」を介して彼女自身の言葉を世界中に届けるというもの。「真実の愛」を知る彼女だからこそ、人々は改心して願い事を取り消してハッピーエンド……。

 いやいやいや。
 そんなダイアナが一言二言話しただけで、世界中の人々が改心しますか? 仮に多くの人がそうだとしても、「核戦争を始める」とか「誰かを殺す」とか大きな目的意識や憎悪を抱いている人が、そんな簡単な演説で改心するわけないと思うんですよ。仮に皆んなが納得したのがダイアナの力だとしたら、もっと早くから使っていればいいじゃんって思っちゃうし….。

 マックスに関しても、最終的には「息子への愛」って。
 確かに大切だけど。でもあれだけの大立ち回りをしておいて、それとはなぁ……。

ダイアナとスティーブとバーバラ

 ダイアナ。
 めっっちゃ格好良かった!
 パーティーでのドレス姿とか美しすぎたし、エンドロール直前のクリスマスシーンで街を歩く彼女とか広告やCMになりそう!

 戦う女性は格好いいですね。
 けど、今回のダイアナはう~ん…。
 だって彼女が大活躍するための「強いパワー」を奪われてしまったわけで。そうなると単なる女性と変わらなくて、それって『ワンダーウーマン』という作品の根幹に関わる重大な部分では? 戦闘不能になるのが一時的なものなら良いですが、その状態が映画のほぼ大半じゃないですか。
 逆に、能力を失っているはずなのに、中東の近衛兵と戦った時には人間離れしたパワーで敵と戦っているし……。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.




 スティーブ。
 前作でもそうですが、彼が一番いいキャラかも。
 まず格好いい。それから愛の強さがすごい。しかも飛行機が操縦できる!

 やっぱり元兵士ということもあって度胸があるから行動が格好いいし、ダイアナとペアで戦っている姿はとても良いですね!

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.




 バーバラ。
 最初っからヤバい気がしてましたが、案の定。

 自分にコンプレックスを持っていて、憧れる人が現れた時に「その人になりたい」と願うのは分かります。
 実際、最初のダサダサな彼女と、願った後の彼女とではまるで別人で、その変わりようや演技・メイクも凄いと思いました。

 ただ、その後の行動は微妙。
 力を得た後の行動に一貫性がないし、別にマックスに惚れ込んでいるわけでもなさそう。かと思えば一般人に暴力を振るったり。最終的には「チーター」になって、でも呆気なく倒されて。なんというか……なんだろう。一言でいえば、魅力的なヴィランではなかった、ということでしょうか。同情はするけど共感できないし、そもそも彼女の心情描写が薄っいし。

映画『ワンダーウーマン1984』画像
©2020 Warner Bros. Ent.

物語のあらすじと感想

 冒頭のアマゾン族の話。
 女性たちの活躍を描くのは分かるけど、映画全体の中での位置づけはよく分からなかったような。「真実」の大切さを描くのか、でもそれが重要になることって本作ではなかったような。あるいはアステリアの鎧を見せたかったのか。

映画『ワンダーウーマン 1984』3分冒頭シーン




 時代は1984年へ。
 スミソニアン博物館で文化人類学者として働くダイアナと、宝石学を専攻するバーバラの出会い。そして盗難美術品の鑑定依頼と、願いを叶える「魔法の石」の存在。そして2人のそれぞれの願いごと。
 ダイアナは「スティーブに会いたい」とかそんな感じ、バーバラは「ダイアナになりたい」という感じ。

 まぁそれぞれ真っ当な願い事ですよね。
 盗難品を前にして目の色を変えたようにバーバラと仲良くなるダイアナもどうかと思いますけど、やっぱり彼女は誰から見ても魅力的なんですね。



 マックス・ロードの登場。
 博物館への寄付特典ツアーで宝石を目にし、確信したかのような表情を浮かべる彼。パーティーを経て無事に石をGETして願い事は「石になる」ということ。
 一方、マックスの思惑を察して彼を探すダイアナは、会場でスティーブと遭遇。石の力の確信を得ると同時に、愛に浸る。

 とにかくパーティーでのダイアナの白いドレス姿が美しすぎました! スティーブが他人の身体で現れたということは、ダイアナには元々の姿(クリス・パイン)に見えているけど、本当は他人ってこと? 鏡に映った姿が本来の姿という認識でOKなのでしょうか?



 で、「石がヤバい」ということで追跡。
 7月4日の独立記念日。中東にいるマックスを追いかけるためにスミソニアン博物館から航空機を奪取してひとっ飛び。近衛兵集団との対決の後、「石」の秘密をマヤ文明から暴くダイアナ。

 中東の王様が「王朝の復活」を願ったら「神の壁」が出現したというのが最高ですね。どうやって実現するのかと思ったら、一番見栄えが良い方法だったと思います。
 近衛兵集団との対決は前述の通り、迫力あったけどダイアナのパワーが減少している中での描写がよく分からなかった感……。



 一方、マックスは本社ビルで著名人や影響力のある人と面会しながら願いを叶えることで同時に自分自身の望みを着実に実現する彼。息子も自身の健康も顧みないで次々と願いを叶え、ついに合衆国大統領のもとへ。

 ここに来てこの「石に成り代わる」という部分の真の力というか、一番の強い部分が顕になります。まぁ彼が会ったといっても限度があると思うので、それで非常事態宣言を発出するような状況になるのか疑問もいだきました。けど、彼が面会するのが大物たちばかりだと考えればそれもありえますかね。



 合衆国大統領と面会した彼は核兵器増強と引き換えに大統領権限を掌握。さらに開発途中の通信兵器を用いて全世界へと自身のメッセージを伝えるとともに、粒子のナンタラ~カンタラ~で理論上も触れたと同義になると知り、計画実行を指示。
 ここに止めに入ったダイアナの威勢も虚しく、パワー減の彼女に立ちはだかるのはバーバラ。

 大統領の願いを聞く時、「世界平和を望む」と言ってくれないかと一抹の望みを掛けましたが、真反対でした(笑) バーバラの登場はなんか微妙。彼女がダイアナを憎む気持ちも、マックスを守ろうとする気持ちも理解できないのがなぁ…..。



 マックスを止める。
 苦悩した末に「願いの取消」を決断したダイアナはスティーブと抱擁を交わしてジャンプ。軍施設で「”謎の敵”チーター(笑)」と対決するに際して、アステリアの黄金アーマーを身にまとい対決。
 その後、マックスの暴走を止めたのは前述の通り。

 黄金のアーマーの使い方が雑だし、なんでチーターになっているのか意味不明だし(でもホワイトハウスでも毛皮系の衣装だった)、マックスの力がワンダーウーマンの力に勝るとも思えないし……。
 最後の戦いはそもそもあまり盛り上がらなかったですね。だってザコ敵はすでに撤退済みとかだから、チーターを倒してマックスを説得して終わりですもんね。



 核戦争一歩手前、というか核兵器着弾の数分前という状況まで迫っていた世界は崩壊を無事に免れ、平和な世界が戻ってきましたとさ……めでたしめでたし。

 モスクワの赤の広場やワシントンDCの街に、背後でミサイルが登っていくシーンは迫力があって素晴らしかったです。あれは名シーン。
 願いを取り消すと、単にその時点でチャラになるわけじゃなくて、巻き戻しみたいな感じになるんですね(笑)


 ということで、『WW84』の感想でした!

 期待したよりはアクションが少なくて残念だった反面、2時間30分という時間を映画館で楽しませてくれたし、ダイアナを演じるガル・ガドットが超美人で最高でした! また敵のマックスが新しい視点を提示してくれたのも良かったです!

読んでくださり、
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!

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