※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。
2018年8月3日鑑賞
ミッション:インポッシブル/フォールアウト
(原題:Mission: Impossible – Fallout)
【評価:4.4/5.0】
【一言】
これはヤバい!
予測を数倍も余裕で超えてくるアクション!
予想を軽々と裏切ってくるストーリー!
最高に濃密でトム・クルーズに酔う2.5時間!
【Twitter140文字感想】
【Mission: Impossible – Fallout】
IMFのハントに、「《アポストル》による核爆弾テロを阻止せよ」との指令が下る。
一触即発のアクションは、緊張と爽快でアドレナリンMAXの超興奮!!
物語の裏切りは数しれず、T.クルーズは最強!
期待を軽々と越え、前代未聞の技と規模を見せつける『M:I』凄い! pic.twitter.com/yb4PPXTAYH
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2018年8月3日
感想
感想外観
トム・クルーズが世界を救う、“絶対不可能な任務”の様子は絶対に映画館の方が良いに決まってる!
早速観てきました! テーマ曲が流れるだけで、興奮はMAX!
公式動画「はじめての『ミッション:インポッシブル』」
公式動画「M:Iシリーズ振り返り<ガジェット>」
公式動画「M:Iシリーズ振り返り<チーム>」
公式動画「M:Iシリーズ振り返り<変装>」
もう、とにかくアクションが最強!
前代未聞!
超絶技巧!
空前絶後!
圧巻!未曾有!破天荒!
驚天動地の最高に最強なアクション!
見ていて爽快なアクション、
手に汗握るアクション、
ぎりぎりを攻める際どいアクション、
ハラハラドキドキの心臓に悪いアクション。
2時間30分に詰め込まれたトム・クルーズ渾身の「アクション」が本当に素晴らしい!
公式動画「スタントアナリシス<ヘイロージャンプ>」
公式動画「スタントアナリシス<ビルジャンプ>」
公式動画「スタントアナリシス<格闘>」
ストーリーも毎作同様に最高!
世界の危機を前に、イーサン・ハントと彼のチームが動く訳ですか、何時にも増して緊張感が高い!
しかも、見るものの予想を見事に裏切ったり、むしろ期待通りに活躍してくれたりと、スクリーンと物語の展開に釘付けです!
もう、他の事が全部ネタバレで書けないというか、「アクション」と「ストーリー」以外に書くこと無いというか……(笑)
個人的に、内容自体は少し分かりにくいと感じました。
なんか、登場人物がたくさん出てくるし、意外と(少し)過去作と繫がっていたりして。知らなかったら混乱(?)するかも………。(全然過去作知らなくても楽しめます!!)
やっぱり(?)、演出はさすがだな〜と。
何というか、「アクション映画」としての見せ方が完璧な気がします。
映像はスピード感がたっぷりだし、画面が揺れても見辛くないし。
それでいて、めちゃくちゃクールに映すし、むしろ綺麗すぎるくらいに格好つけるし!
音も、メリハリがついていて、「静」と「動」がしっかり伝わってきました。
とにかく「最高!」という一言しか!
アクション映画は、やっぱりこうじゃなきゃと見せつけられました!
公式動画「“Behind The Scenes 360°”」(360°動画で見られます!)
アクション!!
これはヤバいですって!
本当に、冗談抜きで最高のアクションでした!
これは絶対に映画館で、大きなスクリーンと大音響で観ていただきたい!
内容は書けませんが、CMとか予告映像の範囲で言えば、「バイクチェイス」とか「ヘリコプター」とかですかね。
『ミッションインポッシブル』はこうして少しアクションシーンの例を挙げただけじゃネタバレにならないくらい、一つ一つが濃いし、アクション時間も長いから大好きです!
もちろん、それ以外も盛り沢山なのでこうご期待!!
で、そんなアクションが本当に凄い!
期待値を最大限に引き上げて観た本作、それでも予測を数倍も上回るアクションが畳み掛けてきます。
今まで誰も見た事が無いような、格好良くてハラハラ&ドキドキで、興奮と心配が見事に混ざった、史上最強のアクション!
「ネタバレ無し感想」だと曖昧な表現になってしまいますが、とにかく、本当に凄かったです!!
そして、これらのアクションを全てトム・クルーズ自身がやっているから、また凄い!!
公式動画「ヘイロージャンプ メイキング映像」
公式動画「ヘイロージャンプフィーチャレット」
公式動画「ヘリスタントフィーチャレット」
ストーリー!!
ただのアクション映画でなく、ストーリーが最高に濃密だから素晴らしい!
スパイ映画としてお決まりの「どんでん返し」は幾度も訪れ、一方で観客が期待するストーリーをしっかり描いてくれます!
ここも、具体的に感想書けないのが悲しい……(;_;)
イーサン・ハントの仲間は最高のチームで、敵は味方に、味方は敵に! 過去の亡霊が襲ってくるし、敵は未来を壊そうとする!
信頼、裏切り、協力、不信感。
これまで幾度も描かれてきた内容ですが、本作で観てもやっぱり楽しめるし、物語に引き込まれます。
アクションの結末と、物語の展開が気になって、気が付いたら身を乗り出すようにスクリーンに視線が釘付けでした(笑)
内容は分かりにくい?
個人的には、内容は少し分かりにくいと感じました。
物語の“肝心な部分”が、よりによって、その分かりづらさの原因になっていたと思います。
まずは「過去作との繋がり」。
『007』のような他のスパイ映画と違って、『M:I』シリーズは過去作との繋がりが若干ではあるものの取り入れられています。
だから、作品の全体的な内容を理解するのには問題ないけど、細かい部分は過去作が絡んでいるので、知らないと微妙な部分も。
…………まぁ、全然、本作が初めてでも、全く問題なく楽しめますけど!!
それから、本作『〜フォールアウト』に限れば、登場人物が問題かな〜と。
本作は登場人物がそれなりに多い上に、名前が紛らわしいし、外見も似てるし……。しかも、劇中で名前呼ぶシーン少ないし。
まぁ、これに関しては「名前を覚えるのが苦手」という私個人の問題も大きく関係してそうですが(笑)
アクション映画のお手本!
アクション映画の出来として最高だと思います!
それは、演出に関しても。
映像では、素手の殴り合い・乗り物チェイス・銃撃戦……とシーンに合わせて最良の映し方をしてるように思います。
殴り合いはとにかく激しく、チェイスはスピード感が伝わるように、銃撃戦は緊張感を込めて。
画面は揺れてブレるし、動きは激しいけれど、非常に見やすい、それでいて派手で過激な映像です!
加えて、映像に関しては、とにかく格好良さを追求してるよう!
ただ立ってるだけでも格好良いし、建物とか木とかを上手く構図に取り込んだ美術作品のよう。
公式動画「特別映像”International Location”」
あとは、「音」ですよ。
まず、テーマ曲が流れるだけで心は踊り、これから始まる破壊と活躍を期待しちゃいます!
それから、「静」と「動」を絶妙に使い分けてます!
………ネタバレになるので、あくまでも「例え」ですが。例えば、爆発の衝撃をもろに喰らって頭が“キーン”となってる状態。フッと音が消えて、耳鳴りが戻ってくる瞬間。 こういう系の演出が凄かったです!
ネタバレあり感想
以降、映画本編のネタバレあり
ネタバレあらすじ&感想
序盤
《ベルファスト》
雷雨の中、イーサン・ハントは本の中に隠された指令レコーダーを受け取る。
ボスを捕まえた事で壊滅したと思われていた悪の組織「シンジケート」が活動を続行し、さらに「アポストル(=神の使徒)」なる組織がテロを行っていた。
今回のミッションは、アポストルがプルトニウムを入手する事を阻止し、核爆弾によるテロを防ぐこと。
《ベルリン》
ハント、ルーサー、ベンジーの3人は、アポストルの代わりにマフィアからプルトニウムを受け取るべく、ベルリンにいた。
いざ、マフィアとの交渉に入ろうとし、3つのプルトニウムを確認したが、車で待機していたルーサーが何者かに襲われる。
そして、アポストルを名乗る集団に襲撃を受けたハントらは、ルーサーを助ける代わりにプルトニウムを失ってしまう。
プルトニウム確保に失敗したハントらは、核爆弾を製造すると疑われていた専門家の病室を訪れる。そこには、ローマ、イスラエル、メッカの3都市で核爆弾によるテロが行われたというニュースが流れていた。
それを見た専門家は声明文の読み上げと引き換えに、アポストルに繋がる人物「ジョン・ラーク」へのパスコードを明かす。
しかし、それは全て芝居。
核爆弾のニュースは嘘で、病室は特設スタジオだった。こうして、ハントらはアポストルに繋がるジョン・ラークの情報を入手した。
オープニングタイトル。
前半
《アメリカ》
ジョン・ラークがフランスで開かれるパーティーにて、ホワイト・ウィドウを名乗る女からプルトニウムを受け取ると知ったハントは、飛行機で向かおうとする。
そこに、CIAの長官が「IMFが疑わしい」として見張り役の諜報員ウォーカーを同行させるよう要請した。
《フランス》
フランス上空に辿り着いたハントとウォーカーは、スカイダイビングによってパーティー会場まで侵入する事に。
しかし、ウォーカーが空中で気を失ってしまい、ハントはなんとか彼を助けるも、パラシュートを開くタイミングが遅れ、間一髪で地面との衝突を免れた。
公式動画「本編抜粋映像”HALO Jump”」
パーティー会場についた2人は、発信機でラークを探し、トイレに彼がいると事を突き止める。
トイレに入った2人は、ラークに変装してプルトニウムを奪取するため、ラークを確保しようとする。しかし、ラークの激しい抵抗に2人は苦戦。
そこに助太刀をしたのは、ハントの古い“仕事仲間”である女スパイのイルサだった。
公式動画「”Bathroom Fight” 」
結局、ラークを殺してしまった為に変装は不可能となり、誤魔化しながらパーティー会場のVIPルームに潜入したハントは、そこでホワイト・ウィドウと接触。
迫る襲撃犯を交わして、ハント、ウォーカー、イルサの3人は、ウィドウの隠れ家に向かう。
ウィドウの隠れ家でプルトニウムの交換を交渉するハント。しかし、そこで伝えられたのは交換条件というもの。
ウィドウはただの仲介役に過ぎず、プルトニウムの代わりに望むのは、フランス警察に護送されるある男の奪取だった。
その男とは、ハントが捕え壊滅させた組織「シンジケート」のボスであるソロモン・レーンだった。
ハントは悩んだ末、計画に手を貸す事にする。
中盤
レーン奪還作戦の当日。
ウィドウの計画では護送車の隊列を襲撃し、警察を皆殺しにしてレーンを奪うというものだった。
しかし、その計画に乗らなかったハントは、指示を無視して護送隊列にトラックで突撃。川沿いを走っていたレーンの乗る護送車を水中へ突き落とした。
護送車内では、迫る水にレーンが溺れかける。すると、潜水服を着た何者かがレーンを救出した。
ゴムボートの上でスーツを抜いだのは、ベンジーとルーサーだった。
一方、警察に追われるハントとウォーカーは、トラックでパリの街中を逃げ回る。そして、路地裏でバイクに乗り換えて再び逃走劇が始まる。
しかし、ハントのバイクがエンジンの不具合で遅れ、別ルートで合流する事に。バイクで凱旋門を逆周しながら警察の追跡を振りまき、無事にベンジーらに回収された。
合流したハント、ウォーカー、ベンジー、ルーサーは車に乗り換えて隠れ家へ向かうが、バイクに乗った謎のライダーに襲撃される。
ライダーは銃を撃ち込み、ヘルメットを脱いだそこにいたのは、イルサだった。ハントは彼女を振り切ると、隠れる。
そんな中、ウォーカーはCIA長官に「ハントこそがラークである」と報告するのだった。
ウィドウと再び接触したハント。
しかし、ウィドウは計画変更によって出た損害を埋めるため、イルサも捕えるよう要望する。
そして、次の取引場所はロンドンに決定した。
後半
《ロンドン》
IMFの隠れ家。
IMF長官と合流したハントらは、レーンを奪取した経緯などを説明。
すると、長官はハントが「君がラークなのではと疑っている」と告げられる。作戦から手を引くよう命じられたハントは、長官を殴り倒すと、レーンに変装したベンジーを連れて作戦続行をする事を決めた。
隠れ家に残されたウォーカーは、見張るよう指示されていたレーンに近づく。そして、「逃げるぞ」と言う。
その瞬間、違和感に気が付いたらウォーカーは、レーンの顔に手を伸ばす──皮を剥ぎ取ると、現れたのはベンジーだった。
罠にハメられたウォーカー。彼こそがラークであるという事が露呈。
しかし、その瞬間、隠れ家が襲われ、ウォーカーは逃走。さらに、IMF長官が死んでしまう。
逃げたウォーカーを追うため、ハントはロンドンを駆ける。
ベンジーの案内もあり、何とかウォーカーに追い付いたハントだったが、間一髪の所でウォーカーはヘリコプターに乗り逃げてしまう。
作戦は失敗に終わったかに見えたが、ルーサーがレーンの首に発信機を埋め込んでおいたお陰で、彼らの行き先が判明。
インドの国境に位置するカシミールだった。
《カシミール》
カシミールに降り立ったハントら。
アポストルによる天然痘テロか発生した現場でもあり、そこには医療キャンプが設置されていた。さらに、中国やインドに水を供給する水源が存在し、核爆弾によって汚染された場合の被害は計り知れなかった。
医療キャンプで核爆弾を探すハント達。そこで出会ったのは、かつてのハントの妻であるジュリアだった。
ハントと別れた後、彼女は結婚して医療に従事していたらしかった。
ハントとジュリアは出会いを喜ぶが、すぐにハントは自分の仕事に戻る。ルーサーが核爆弾の1つを発見し、それぞれが分担する事に。
ルーサーは爆弾の解体を、ベンジーとイルサはもう1つの爆弾を捜索、ハントは起爆装置を奪う事に。
起爆装置を持つウォーカーの姿を発見したハント。彼はヘリコプターで飛び立つ瞬間で、ハントは残っていた1台に掴まる形で追跡する事に。
終盤
ヘリコプターの操縦席に辿り着いたハントは操縦桿を握ると、ウォーカーの乗るヘリに近づく。 ウォーカーからの銃弾を交わしながら、ハントは自身の乗るヘリを追突させた。
落下する2台のヘリコプターは崖の間際ギリギリで止まり、2人は無事。
そして、地面に転がった起爆装置を巡る殴り合いの結果、2人は崖に落ちてしまう。
一方、イルサとベンジーは残る爆弾を発見。
待ち伏せていたレーンの攻撃を何とか乗り切り、イルサがレーンを殺害。
そして、ルーサーの指示のもとで爆弾の解除をほぼ済ませていた。あとは、ハントが起爆装置のキーを抜くだけ。
爆発まで1分を切り、ハントは必死で崖を登る。
そしてついに───ギリギリでキーを抜いたハントは、再び世界を救う事になった。
CIA長官が寄越した救助ヘリに乗って医療キャンプに運ばれたハントは、チームの仲間やジュリアに温かく迎えられた。
最終的に、「シンジケート」のボス、レーンはMI6に身柄を引き渡され、事件の幕が閉じた。
エンドロール。
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!!