こんにちは。
お元気ですか?
三寒四温が過ぎればもう春と言いますが、今年は冬なんだか春なんだか曖昧な天気が続いたと思ったら、まだ4月上旬なのに夏日が到来。大変です。(※4月初週に書き始めたので季節感がバグってます笑)
あと、桜🌸も咲くのが遅めですかね? 例年なら卒業式ごろに咲いているのに、今年は入学式まで残ってました。筍など旬の植物の動き出しが遅い気がします。
さて、今回は4月初旬に石川県金沢市に出掛けた話です。 ほぼ旅行みたいなものですが、建前上は会社の出張。
春の金沢を色々と楽しめたので、写真盛りだくさんで書き残します!
金沢に行ったのは、4月3日(日)~6日(水)。
全部で3泊4日の長期旅行でした。
といっても、出張の目的である仕事自体は4月5日(火)のみ。何なら、5日の午前中で片付く仕事でした。でも、せっかく金沢に行くのに日帰りはもったいなすぎる!!!!!――ということで、個人的に前乗りしました。
もちろん宿泊費は自費。でも東京⇔金沢間の交通費が支給されるのだけでも大助かりです。このチャンスに乗らない手はない!!!
ただ、出張が決まったのが3月29日(火)。
つまり、出張の1週間前にようやく正式決定した形です。
時期は月末。さらに年度末。
仕事が忙しくて、呑気に「旅行計画立てよ~♪」なんて雰囲気じゃありません(笑) その結果、旅行先を何も調べず、何も計画せずに3月最終週を過ごし、4月に突入。4月2日(土)は1日家事やお出掛けで旅程立てできず。そして4月3日(日)の出発を迎えるのです――――
金沢到着までの歩み
この日は、午前中に畑仕事をしました。耕して種を植えて……と。思いの外に重労働で、終わったのは15:00ごろ。
そして17:00ごろから夜桜を見に河原へ繰り出しました。桜は良い感じでした! そして、なんだかんだで10km近く歩いてしまうという……。この日は寒かったこともあり、体力が削られましたねぇ。
桜を見て帰ってきたのが21:30ごろ。
そこから金沢出張の準備です。新幹線のチケットをネット購入したり、荷物を整理したり。今回は一人旅なのである程度はテキトーな準備でも大丈夫なので、バタバタと大慌てで用意。結局、寝たのはAM2:00ごろ。
【4月3日】東京駅→金沢駅まで
朝、6:00ごろ起床。
前日の疲れが抜けきらぬまま、眠たさに負けじと行動開始。荷物の確認をして、最寄り駅から東京駅へ。
電車での移動時間中に、新幹線のチケットを用意。
交通費を経費で落とすには出張当日の日付である必要があるはず。なので、事前に出張日付けのチケットを購入し、日曜日に乗る便のチケットに日付変更しました。
東京駅8:36発の「かがやき 505号」で金沢へ。
可能なら東京始発で行きたかったものの、疲れていたので朝起きられず(笑) まぁ、結果的にはこの時間に出発したことが後々に良い方向に転がるのです。
新幹線で、約2時間30分の移動です。
東京は曇り空でしたが、トンネルをいくつか抜けて長野あたりに来ると晴天に! 雪の残る山々が綺麗でした……!
そして、この2時間半が貴重な時間。
今回、ここに至るまで宿泊先が一切決まっていないという……。車窓を横目に、PCを開いて宿泊先を必死に検索。図書館で借りた観光ガイドブックも参照しながら、泊まるビジネスホテルやシティホテルを探しまくりました。
そして無事、良さげなホテルの検討を付けられました!!
時間通り、金沢駅に到着。
青空が見えるめちゃくちゃいい天気! 北陸は寒いかと思いきや、全然そんなことなくて助かりました~!
金沢観光の準備
まずは、観光案内所へ。
こう見えて私、観光案内所がとても好きなのです。意外でしょう。駅構内にある大きな観光案内所で、金沢市内の地図やイベント情報などをGET。素晴らしきかな。
金沢駅のシンボルである「鼓門」。
この前で写真撮影をしようと持参したカメラを取り出すも、調子が悪いのかうまく撮影できず……。カメラが使えないとどうしようもないので「やってしまった……」と青ざめながらも、20分くらい格闘してなんとか無事に復旧させることができて一安心でした……。
泊まるホテルを予約。
新幹線内で駅前のビジネスホテル「ガーデンホテル金沢」に目を付けていました。実物を見てから予約したかったので保留にしていましたが、鼓門の真正面に位置するホテルで徒歩1分の好立地。素晴らしいじゃないですか。迷わずに予約しました。
泊まったホテルは「ガーデンホテル金沢」。
よくある一般的なビジネスホテルです。
宿泊費は、素泊まりで1泊 5000円とまぁ普通。
ここを選んだのはメリットが多いから!
選んだプランは「一人旅プラン」というやつ。
- 素泊まりで1泊5,000円
- 金沢駅から徒歩1分
- 12:00チェックイン/チェックアウト
- 金沢市内のバス「1日フリー乗車券」(¥600)
- 兼六園の入園券&施設割引(¥500)
- 土産物屋で使える商品券(¥1,000)
これらの特典が付いてきて5,000円はお得かな、と。もちろんこれは1泊分なので、宿泊数分だけチケットなどをもらえます。
移動がメインの私としてはフリー乗車券はありがたかった! あと土産物代もケチる傾向にあるので、宿泊費に組み込まれているのは感覚的に助かります。そして、12:00チェックインが神でした……。
ホテルの公式HPでの提供価格は5,800円ですが、会社の福利厚生サービスを使って割引が効いたので5,000円で泊まれました。これもラッキー!!
まずはホテルに12:00チェックイン。
そして、持っていた荷物を部屋へ。こうして身軽な状態で、日曜日の午後の観光を目一杯楽しめるという狙いです!! 着替えやPCなどを持ち歩いての観光は厳しすぎますから。(フロントに預けるより部屋に置けたほうが安心できますし)
振り返ると、新幹線の時間もちょうどでした。
始発で9:00とかに金沢についても荷物問題は解決していなかったので、11:00着でホテル入って支度整えるのがベストな流れだったと思います。
金沢の奥座敷「湯涌温泉」へ
金沢旅行、最初の行き先は「湯涌温泉」です。
金沢の中心部から少し離れていて、バスで40分くらい。金沢自体は前に家族旅行で来たことがあるものの、湯涌温泉は遠くて足を伸ばせなかったんです。今回は一人旅ということで、気兼ねなく行き先に決定!
移動時間も加味すると、旅程のうち午後半日を振り当てるのが適当と考えて湯涌温泉を最初の目的地にセットしました。
湯涌温泉といえば、アニメ『花咲くいろは』の聖地。
『SHIROBAKO』『サクラクエスト』に先駆けるP.A.WORKSのお仕事アニメ。温泉街で働く主人公を描くアニメ作品で、とても良いのでぜひオススメです!!!
湯涌温泉で過ごしたひととき
金沢駅発のちょうどいいバスに乗れました。
近江市場や兼六園といった金沢の名所を抜けて、バスはみるみると郊外へ。田舎特有の広い幹線道路を進み、さらに山奥へ。この時点で乗客は私と住民であろうお婆さん1人。
「ここから先はバス停以外の場所でも乗降できます」とバスのアナウンスが入るくらいには、山奥なのです。
バスに揺られて降りたのは「芝原」。
金沢中心部からは想像できない、田舎です。ただっ広くて雰囲気あって良い感じでした~!
本来は「湯涌温泉」というバス停で降りるのが最寄りですが、私は観光案内所に行きたかったのでこちらで下車。
湯涌温泉の観光案内所。
観光協会のお爺さんがめっちゃいい人で、色々と喋れました。コロナ禍で観光客が落ち込んでいるものの、まん延防止措置の解除後は客足が戻り始めているそう。ただ、温泉旅館では感染症対策で日帰り客を入れていないそうで、観光協会が運営している温泉浴場を紹介してもらいました!!!
ここ湯涌温泉は、アニメ『花咲くいろは』の聖地です。
温泉街や温泉宿がモデルになっています。そして特徴的なのが「ぼんぼり祭り」というお祭りです。アニメ内に登場する架空の神事で、温泉街に提灯をともすというもの。それが、観光協会の働きかけで実際に開催するに至ったのです。
観光案内所併設の「いろは館」では、ポスターや制作資料などが展示されていて貴重な空間でした!!!!
湯涌温泉を散策しました。
春休みも終わりの日曜日ということなのか、時期的なものなのか、お客さんがあまりいなかったのでとても気持ちよく散策できました!! 「開発済みの賑やかな観光地」という感じはしなくて、落ち着いた雰囲気がとても良い感じのところでした。
ちょっと曇ってたのが残念でした……。
湯涌温泉の一角にある観光施設「金沢湯涌江戸村」。ここは、周辺から移築した歴史的建造物が展示・開放されています。農民の家から上級武士が暮らした館まで10軒の建物がありました。中には当時使ってた道具が展示されたり、庭園が綺麗に整えられていたりといい場所でした! 「江戸東京たてもの園」に似た感じです。
「白鷺の湯」に入りました。
ここは元共同浴場で、竹久夢二が愛用したそう。もともと湯涌温泉は、白鷺が湯を浴びているのを見つけたことが由来だそうで、温泉の名前もそこから取ったものです。
久しく“広いお風呂”に入っていなかったこともあり、ゆっくり湯船に身を沈めて疲れを癒やしました。前日10km歩いた分と、この日も散策と称して相当歩き回っているので、身体に染みました……。「せっかく来たからすぐ出たらもったいない」と1時間ほどの長湯でした。
16:52発のちょうどいいバスがありました。
1時間に1本くらいなので、これを逃すと大変。トントン拍子で湯涌温泉を巡ることができました!
写真ギャラリー
湯涌温泉 × 『花咲くいろは』
湯涌温泉を散策。
金沢湯涌江戸村にて。
夜の金沢をめぐる
湯涌温泉を出て、約1時間後。
金沢の台所「近江市場」に到着しました。ここから夜ご飯探しの旅が始まります。食べ物には一切興味がなく、食事に疎い私は、観光地で何を食べればいいか分からない困った子。観光ガイドを見ても「高い」「わざわざ食べんでも…」「微妙」と決められない子です。
結局、1時間くらい市場や金沢駅の周辺などをウロウロ&ブラブラしながら迷い果てていました。
結局、夜はカレーです。
思えば、朝ご飯を食べず、昼ご飯も食べずに歩き回っていたのでお腹ペコペコ。ボリュームあるモノが食べたいと思ったこともあり、金沢名物の「金沢カレー」を選びました。
食べたのは「ハントンカレー」。
金沢カレーの亜種ですかね。金沢カレーとは、ステンレス製の皿にどろりとしたカレールーとカツなどを乗せた食べ物。もう1つご当地グルメが「ハントンライス」で、これはオムライスにタルタルソース付きの揚げ物を乗せたメニュー。これを掛け合わせたのがハントンカレーです。
お手頃価格な上に2種類のご当地グルメを楽しめて、かつボリュームたっぷりで空腹をかなり満たしてくれたから大満足。美味しかったです!!
お腹を満たしてエネルギーをチャージしたので、散策を再開。夜の相棒は、シェアサイクルサービス。安く効率よく自由に観光するにはもってこい。ハンドル部分にスマホを固定できるので、地図ナビを表示しながら走れてめっちゃ便利でした…!
夜の金沢城址公園。桜が7七分咲きといった具合で良い感じでした。ライトアップされていたので、黒い空と白い城壁と桜がとても似合っていて最高でした!!!(ただ21:00閉園なので少し急ぎ足でした)
兼六園も21:00まで夜間開園。桜はところどころといった感じ。深い闇の黒と緑のコラボがとても良かったです!
ホテルに到着。
かなり移動したのでめちゃくちゃ疲れました……。全部で10km近く歩いていました。足が棒のようになるほど疲れていたので、早くお風呂に入ってゆっくりしたいところです。
仕事の出張で来てるのに社用PCのACアダプター用コードを間違えて持ってきてしまうという痛恨のミス。社用PCと私用PCのコードが混ざってました……。結局、スマホの充電ケーブルが使えたので低速充電(1時間に5~6%の充電)でなんとか金沢出張を凌ぐことになりました(笑)
写真ギャラリー
金沢城址公園
金沢旅行1日目の日記でした!
ずっと行きたいと思っていた湯涌温泉に行けて何より嬉しかったです! 金沢の観光地を1日、というか半日ですっかり堪能できました!!
有名な温泉街の大きなお風呂に使って疲れを癒せたし、夜ご飯はボリュームたっぷりで満腹だし、夜桜と城郭や日本庭園を一緒に眺められたし、そもそも朝から晩までかなり有意義に時間を使えたのでとにかく大満足のとても良い一日でした!
そして、翌日は月曜日。
平日なので、普通にお仕事です。この日も少し観光したり、しなかったり。2日目のことはまた改めてブログに書きたいと思います!
ではでは!!
[…] 金沢旅行の思い出《1日目》:湯涌温泉で疲れを流し、夜の兼六園を歩いた日 金沢旅行の日記。アニメ『花咲くいろは』の聖地「湯涌温泉」に行きました。観光地化されてなくて落ち […]